(R1年8月20日更新)
モルフォセラピーとは?
花山水清先生が開発した骨のズレを矯正する方法です。
骨を矯正するというと皆さんは骨をボキボキするような事をイメージすると思いますが、モルフォセラピーでは骨を一切ボキボキしません。
骨のズレを矯正するのに、わずか1kgの力しか使わずに骨のズレを矯正します。
写真はお子様に対してモルフォセラピーをしている所ですが、1kgの力しか使わないので、小さなお子様にも施術が安全に行えます。
もちろんご年配の患者さんにも同様に行えますので、幅広い年代に安全に行えるのが特徴です。
花山水清先生について
モルフォセラピー開発者。
武蔵野美術大学油絵科卒業。
美術的な見方を医学に応用して人体を観察すると、デッサンの狂いがそのまま疾患の所在を表していることに気がつく。
1996年に施術家として開業。
開業当初から「腰痛とがんを家庭で治せる病気にする」を目標に、患者と接するうちに疾患の所在と連動する人体の左右差の法則「アシンメトリー現象」を発見。
著書に、「腰痛は『ねじれ』を治せば消える」(小社刊)、「医者では分からない からだの異常はなぜ左に現れるのか」(廣済堂出版)。
現在は、この「アシンメトリー現象」解消のために開発した モルフォセラピー(R)の世界普及を目指して活動している。
モルフォセラピーが目指す目標
モルフォセラピーはシンプルな手技なので、骨のズレの矯正は、全くの素人でも簡単に行えるようになりました。
また、その技術にも改良が加えられ、施術時に使う力は大きな力を必要とせず、グラム単位での力による施術で対応できるようになりました。
この改良によって、モルフォセラピーは以前にも増して極めて安全なものとなったので、 家庭でも安心して実施していただける手技となりました。
ご存じの通り、病院に行っても、すっきりと治らない病気は数多く存在します。
その多くが、骨のズレによる症状である可能性は極めて高いとモルフォセラピーでは考えています。
モルフォセラピーの最終目標は、「体の不調は全て、自分自身の手で改善できる」という方を この手技を通じて、世の中に多く育むことを目標としています。
日本モルフォセラピー協会
モルフォセラピーの対応症状
モルフォセラピーでは、以下のような症状に対して効果を発揮する事が出来ます。
頭の部位
頭痛、目まい、頭がボーッとする、頭が重い、頭の筋肉がつる、襟足の上の部分の皮膚が赤い。
顔の部位
顔がつる、顔がしびれる、目が見えにくい、視野が狭い、目がくもる、視界が暗く感じる、まぶたが重い、まぶたがピクピクする、耳が聞こえにくい、耳閉、耳鳴り、鼻が詰まる、くしゃみが止まらない、歯茎が痛い、舌がつる、口が開きにくい、口を開けると痛い。
頚の部位
首が回らない、首が痛い、首が後ろに反らせない、喉が詰まりやすい、声が出にくい、声がかすれる、咳が止まらない。
上肢の部位
肩がこる、肩が重い、肩が痛い、腕が上がらない、腕を上げると痛い、腕が痛い、腕がしびれる、腕がつる、肘が痛い、肘が曲げにくい、手首が痛い、手首が曲げにくい、指が痛い、指が曲げにくい、指がしびれる、指先の感覚がにぶい。
胸の部位
胸が痛い、乳房が痛い、脇が痛い、脇がつる、大きく息が吸えない、心臓に妙な鼓動がある。
腹の部位
お腹が張る、下痢しやすい、消化が悪い、便秘、胃が重い、胃が痛い、鼠蹊部が痛い、下腹部が痛い、尿もれ、頻尿、生理痛。
背の部位
背中が痛い、肩甲骨の下が痛い、背中がつる、背中が冷える、腰が痛い、腰が重い、腰に違和感がある、腰が動かない、腰を反らせない、尾骨が痛い。
会陰の部位
陰部が痛い、陰部がつる、男性機能の低下。
下肢の部位
お尻が痛い、股関節が痛い、股関節が動きにくい、左右の脚の長さが違う、下肢が痛い、下肢がしびれる、下肢がつる、膝が痛い、膝に水が溜まる、ふくらはぎが硬い、くるぶしが痛い、アキレス腱が痛い、片足だけが冷たい、かかとが痛い、かかとの感覚がない、爪先が痛い、爪先の感覚がない、足の指が痛い、足の指がしびれる、足の裏が痛い。
その他、ズレによる症状だと思われる代表的な疾患
線維筋痛症、ムズムズ脚症候群、慢性疲労症候群。
※上記の部位分けは『解剖生理学 知識の整理』医歯薬出版(株)に準拠
と実に様々な症状に対して行えます。
その他にも今現在モルフォセラピー協会で様々な症例報告が新しく上がってきております。
今後対応できる症状はもっと増える事でしょう。
モルフォセラピーの法則
花山水清先生が発見した、今までの医療の根底を覆すような発見です。
花山水清先生が美術家だからこそ発見できた病気の法則を「アシンメトリー現象」と呼びます。
医療の専門家である医師たちは人間の体を正確に捉える訓練をしていない。
美術の観点から見ると、医学書に描かれる人体解剖図は全く正確に描写できていないことをご存知だろうか。
美術的な見方を医学に応用して観察すると、人体のデッサンの狂いがそのまま疾患の所在を意味していることが分かる。
その結果、医師たちすら見落としていた人体の絶対的な負の法則性、「アシンメトリー現象」を発見してしまったのだった。
人体の規則性を拾い集め、科学の基準に照らし合わせてみるとそこには1つの法則らしきものが見えてくる。
この現象は医学の範囲を超え、自然科学のテーマとして生命の本質に迫ることになる。
アシンメトリー現象についての研究は様々な分野で行われている。
ペルーまで飛んで現地博物館所蔵の古人骨を調査した結果、紀元前のパラカス時代の頭骸や土器に「アシンメトリー現象」と思われる頭骸の変形が確認された。
歯科医院に協力していただき全顎石膏の歯型の調査を行った結果同じく左一側性が確認された。
さらに、型取り技法でデスマスクから型取りしたと思われる大仏(東大寺の重源像、鑑真像など)にも明らかなアシンメトリー現象が確認されている。
アシンメトリー現象が起きている方の体の特徴
- 左の肩甲骨が右より高い位置にある
- 左の起立筋が盛り上がっている
- ウエストの左側のくびれ方が右より少ない
- 左の尻が垂れている
- 鼻が左に曲がっている
- 仰向けに寝ると、肋骨の位置よりも腹部のほうが高い
- 下腹部が出ている
この他にも細かい部分はありますが、詳しくはDVDを見て下さい(笑)
モルフォセラピーによって起こる体の変化とは?
モルフォセラピーでは骨のズレを矯正することによって症状が良くなっていきます。
具体的にはこのような体の変化が起きます。
神経の伝達異常が起きる
↓
筋肉が無意識に過緊張状態に陥る
↓
休もうと思っても筋肉や神経が興奮状態になっているので休めない
↓
筋肉が固まる・柔軟性が低下する
↓
血流が悪くなる
↓
発痛物質が出て痛みを感じる
↓
筋肉が固まっているので骨を引っ張って骨のズレを発生させる
↓
骨のズレがあると神経・血管を圧迫し、脳への血流量が低下する
↓
モルフォセラピーで骨のズレを解消する
↓
骨のズレが解消されると神経の伝達がスムーズになり、血流が増加し、筋肉の過緊張が解消されていく
↓
痛みや症状が消失していく
↓
筋肉や関節の柔軟性がアップしていく
↓
予防としてモルフォセラピーを行っていくと更に柔軟性がアップし予防にも繋がる
という変化が起きます。
モルフォセラピーを受けるメリット
モルフォセラピーは症状や痛みだけでなく、予防にもとても有効です。
なぜなら、神経の伝達をスムーズにし、血流をアップしていける事で様々なメリットがあるからです。
- 免疫力アップ
- 自然治癒力アップ
- 自律神経の乱れを整える
- 筋肉・関節の柔軟性アップ
これらの効果を出す事が出来るので、患者さんの様々な不調に対してアプローチしていけます。
デメリット
モルフォセラピーでは骨のズレを矯正するのに、1kgの力しか使いません。
なので、ガッツリ筋肉を押したりほぐして欲しいという希望の方にはご期待に添えません。
症状や痛みを良くしていきたいという患者さんにはとても有効ですが、気持ちがいいリラクゼーション目的の方には合いません。
もちろん、筋肉をほぐすこともモルフォセラピーでは骨のズレを解消していけば、とてもほぐれるので一度受けてみて頂ければその効果に納得されると思います^ー^
モルフォセラピーを受けて改善した患者さんの症例ブログ
一部にはなりますが、是非ご参考にして下さい。
モルフォセラピーの書籍・DVD
(R1年8月20日更新分)
新しい順に掲載していきます。
モルフォセラピーの事をとても分かりやすく説明をしておりますので、是非ご興味がある方は見てください。
書籍
DVD
因みに最新のDVDでは治療家向けに販売されているものですが、治療家業界にて過去最高の売上本数を更新したそうです!
下のDVDは、花山先生が一般の方向けにセルフケアとして分かりやすく説明をしているDVDです。
最後に
モルフォセラピーを受けた患者さんが、こんな施術でなんで体が良くなるんですか!?と良く言われます。
本当に1kgの力しか使わずに骨のズレを矯正するので、私自身も最初は不思議に思ったり、正直信じられませんでした。
しかし、人の体には法則があり、その法則を解除していく事で本当に多くの変化が出ます。
モルフォセラピーは今も尚、現在進行形で進化しております。
私も毎月行われている錬成会で日々勉強と発見の連続です。
毎月、勉強できる事で私は医療の発展、そして患者さんへの貢献に対して全力で取り組めております。
医学の進歩は確実にしているのに、何故体の不調を訴える患者さんは減らないのでしょう?
私たちセラピストが出来ることは医療の中では本当にごく僅かかもしれません。
しかし、私はモルフォセラピーに出会えて、もっと多くの貢献をしていきたいと思えました。
少しでも多くの困っている患者さんに対して、お役に立てられればと思います。