いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は膝の裏が痛いという患者さんの症状について紹介いたします。
膝の裏が痛いのは何が原因か?
膝の裏が痛いと言っても膝に原因がある場合と、膝自体に原因が無い場合があります。
特に膝を捻ったり、ぶつけたり、内科的疾患が無い場合は、膝自体に原因が無いことの方が多いです。
稀に、知らない間に捻ってしまっている場合もありますが、イレギュラーなケースになります。
膝の裏が痛いと仰られた患者さんの状態にもよりますが、今回の患者さんの状態も含めて説明をさせて頂きます。
今回の患者さんの状態
60代女性の患者さんでした。
膝裏が痛いということで、膝周囲を確認すると、左膝裏が右膝裏よりもぽっこり腫れていました。
患者さんに、膝自体を捻ったりと痛めた記憶があるか確認しても、心当たりは無いとの事でした。
実際に、ぽっこり腫れているところを押して痛みを確認しても、痛みは無く、膝を曲げ伸ばししても痛みは無い状態です。
痛みが出る動作は
・正座をした時に痛い
・歩いたりしていると、左足がとても重い感じがする
・左足の付け根(お尻の部分)が痛い
という状況です。
他にお身体で辛い部分はあるか、確認すると
・首肩は常に痛い
・腰痛も慢性化している
・頭痛も頻繁に出ている
といった具合でしたので、お身体全体をチェックさせて頂きました。
今回の患者さんのお身体の問題点
膝裏が痛いという症状がメインなのですが、今回の症状の原因を探すためにお身体全体をチェックさせて頂きました。
膝裏が痛いという患者さんに対して、当院ではまず、膝をチェックして、膝自体に問題がない場合次の部分をチェックしていきます。
・足首→股関節→骨盤→腰椎(腰の骨)
何故かというと、膝に特別問題がない場合は他の部分に問題があり、膝に負担をかけさせてしまって痛みを出現させてしまっている事が多いのです。
今回の患者さんの足首〜腰椎をチェックした結果、腰椎、骨盤に問題がとても著名に出ておりました。
腰椎、骨盤に問題が膝裏の痛みにどう関係しているか?
今回の患者さんの状態は腰椎、骨盤に問題が著名にあり、膝裏の痛みに直結しておりました。
結果的に、腰椎と骨盤を施術すると施術後には痛みは0になりました。
では、何で膝裏の痛みが腰椎と骨盤の問題をクリアにすると、無くなるのか?
簡単に説明をすると、今回のケースは腰椎と骨盤のズレが、膝裏に向かう神経を圧迫してしまい、痛みを引き起こしてしまっていたと推測されます。
今回の患者さんの痛みが出ている筋肉の部分が膝窩筋という筋肉の場所でした。
この膝窩筋の支配している神経は腰椎の4番から仙骨という部分から出ている坐骨神経から枝分かれしていく脛骨神経です。
上記画像の黄色い部分が神経の通りです。
この神経の大元が腰椎から出ているので、腰椎と骨盤がズレていると、神経を圧迫してしまい、筋肉を固くしてしまったり、痛みを引き起こしてしまうのです。
実際に膝裏のポッコリ腫れていた部分も施術後にはシュッとなっていました。
今回のケースは腰椎と骨盤のズレから来ていたと推測されますが
足首、股関節の問題からも膝に関係してくるケースもありますので、次回はそちらも説明させて頂きます。
【診療時間】
当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。
どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。
海神駅前整骨院
住所:〒273-0021
船橋市海神6-6-12
電話番号:047-432-3680
エキテンサイト⇒http://www.ekiten.jp/shop_5487839/
instagram⇒https://instagram.com/_u/kaijin_ekimae