いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は先月にご来院された患者さんの肩が上がらない症状の症例をご紹介致します。
肩が上がらない患者さんの症状
まだ30代の男性の患者さんでした。
以前にも同じような症状になった事があり、近所の整骨院で施術を受けて3ヶ月ぐらい通院して改善されたそうです。
今回も5月5日に来院された前日に家のドアを開けようとした時にグキッと痛めてしまったそうです。
その他の症状としては、自律神経失調症、顎関節症、頭痛、坐骨神経痛と色々と症状をお持ちでした。
患者さんのお身体の状態
当院の検査でさせて頂きました。
検査の流れとして
①問診で状態の確認
②肩関節の動きのチェック
③姿勢のチェック
④背骨のズレのチェック
⑤骨盤のズレのチェック
を行いました。
その中でも、肩関節は90度以上上げられない、背骨のズレが著名な状態でした。
肩が痛いという状態から考えられる要因
今回の患者さんの場合、ドアを開ける時にグキッと肩を痛めてしまったので
肩関節に炎症が起きていると推測しました。
また、グキッと痛めてしまった場合に考えられる事は腱板損傷という状態も考えられましたが
検査で異常がなかったので、肩関節の炎症と考察し
肩関節には直接刺激を加えずに施術をしていこうと思いました。
施術の結果
1回目の施術で肩関節は90度以上上げられるようになりましたが、力を入れて抵抗をかけると痛みが出現。
1回目の施術なので刺激を最大限少なくして当日はここまで。
2回目の来院時には、痛みは激減しており、力を入れて物を持ち上げる時のみ痛みが出現。
3回目〜5回目までは症状が変わらずに、6回目来院時には力を入れても痛みがなくなりました。
考察
最初は肩関節に炎症が来ていると考えましたが
初回で痛みが激減したことで、炎症ではなく、筋肉の硬さと背骨のズレによる痛みだと考えられました。
骨のズレがあることで、神経や血管を圧迫してしまい、肩関節付近の筋肉を硬直させてしまったことで痛みに繋がりやすい状況だったのだと思います。
またグキッと音が鳴る場合、筋肉や腱板損傷が考えられるのですが
硬くなった筋肉が骨に引っかかり弾かれることで音が鳴る場合があります。
例でいうと、ギターの弦みたいに弦を弾くと音が鳴るように、筋肉も硬くなると同じような現象が起きるのです。
しかし、硬くなった筋肉も背骨のズレを解消していくと、神経と血管の通りがよくなるので筋肉が緩んでいき、今回は早期回復に繋がったと思われます。
まとめ
・肩の痛みは原因が様々ですが、今回は硬くなった筋肉が影響を及ぼした。
・筋肉が硬くなる要因も様々で、今回は背骨のズレが関与していた。
皆様もお困りの症状がありましたら、ご相談ください。
【診療時間】
当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。
どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。
海神駅前整骨院
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