いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
表題の件ですが、テレビなどでよく肩こりに効くストレッチや、体操など紹介されている事が多くなってきました。
それで効果を感じている方は問題ないと思いますが
やっても効果を感じられなかったという方も多いのではないでしょうか?
今日はその何故効果を感じれないのか?について説明をしていきます。
ストレッチで効果を感じる事は出来ますが、解消されません
肩や首のコリは筋肉の緊張から血行不良により感じやすくなっていきます。
分かりやすく言えば筋肉が硬いから症状を感じていきます。
では何故筋肉の緊張が生まれてしまうのか?
様々な理由があるのですが、一部理由を書くと
- 運動不足によるもの
- 姿勢不良によるもの
- 骨のズレがある
- 睡眠不足
- 水分不足
- 食生活の影響(ジャンクフードやアルコールなど)
の理由があります。
特に分かりやすいのが運動不足と姿勢不良です。
運動不足と姿勢不良は現代ではほとんどの人に当てはまってしまうのですが、これらが筋肉をどんどん固めていってしまいます。
なので、ストレッチがこれらを全てカバー出来るか?と言ったらほんの一部しかカバー出来ないのが実状です。
例えると、サプリと似ています。
サプリは食事で賄えない栄養素を補いますが、サプリも万能では無く、理想は食事を摂取する事が栄養素的にはベストです。
ストレッチも同じ事が言えます。
運動不足や姿勢不良を見直す事がベストなのですが、それらが出来ない状況であれば補う為にストレッチを行うという感覚です。
その為、1日の中で10分ストレッチを行ったからと言って運動不足や姿勢不良が良くなるわけではないのです。
ただ、ストレッチを行うと一時的に気持ちが良いだったり、楽になるといった事は起きますし、実際には何にもやらないよりは少しのストレッチでも行った方が良いのは間違いありません。
ただ、大切なのはストレッチで全てを賄えるといった事は無いという事実も理解した上で対処していく事が大切です。
テレビやネットなどのストレッチや体操は効果はあるのか?
これも最近多いと思いますが、当院の患者さんで逆にテレビの内容を行なったら症状がきつくなってしまったという方もいらっしゃいます。
それとは別に、少しマシになったと言われる方もいます。
要は、その方に合ってるかどうかはテレビ局やネットで投稿している方は分からないので、テレビやネットの情報でストレッチを行うのは博打的な要素が沢山あるのです。
しつこいようですが、テレビやネットの情報はあくまで一つの方法であり、患者さんの体の詳しい状態などは分からないので、当然博打的な要素になるのです。
テレビやネットのストレッチで楽になった方はラッキーと思って良いかもしれません。
ただ、最近はAIが進化して来ていますので、今後の未来はもしかしたら適切なストレッチを患者さん別に合わせて教えてくれる可能性もあるかもです。
ただし、今現時点では無いのが実状ですので、テレビやネットの情報は参考までに、という考えが大切です。
全てを鵜呑みにしてしまうとかえって悪くする要素があることを理解しましょう。
肩や首のコリが起きるタイプの種類肩や首のコリを感じている方の有効な対策とは?
先ほど述べたように、ストレッチだけでは不十分な事、テレビやネットでは博打的要素がある事をお伝えしました。
そしたら、何が一番いいんだよ!というような声が聞こえてくる気がします(笑)
確かにその通りですよね。
ただ、簡単に今皆さんがお持ちの肩や首のコリがよくなる事はありませんし、それがあったら世の中から肩や首コリは存在しないビッグニュースに今頃なっているはずです。
当院でも患者さん自身色々やって改善しなかった方が来院されます。
当院で見させて頂いている肩や首のコリを訴えている患者さんでも様々なタイプがいらっしゃいます。
今日はそのタイプとタイプ別の対策を少しでもお伝えして、ストレッチでは解決までは至らないですが対策をお伝えします。
まず、大事なのが今自分自身がどのような体の状態になっているかを知らないといけません。
お医者さんでいうと検査もして薬を処方するのと一緒で
自分の体の状態が分からないとストレッチという処方を出す事が難しいのです。
まず、皆さんに確認してほしいリスト伝えます。
- 肩関節の柔軟性のチェック
- 股関節の柔軟性のチェック
- 姿勢のチェック
- 巻き肩のチェック
この4つは非常に重要な項目として当院でも必ず施術をする前に確認する項目となっています。
具体的にどのように行うかを説明します。
肩関節の柔軟性のチェック
まずは仰向けに床でもベッドでもよいので寝てください。
その状態からただバンザイをするだけです。
ここでポイントなのが、バンザイをした時にまっすぐに手を上げられるか?
また耳の横まで楽に上げられるかです。
ここで楽に上げられない場合は肩関節が硬いのと背中の動きが悪いタイプになります。
肩と背中が硬い方は首への負担も大きくなるのでコリやすくなってしまいます。
肩関節の柔軟性が低い方への対策
肩関節の背中が硬いタイプの方はオススメなのがストレッチポールです。
よくユーチューブなどでもやり方は投稿されていますが、私が推奨するのがストレッチポールにただ10分間毎日乗るだけでのやり方です。
最初は10分間乗るだけにして、徐々に慣れてきたら5分乗るだけにして後の5分は手をバンザイした状態を30秒行なって30秒寝るだけの状態に戻ってを繰り返して下さい。
これだけでも肩関節と背中の柔軟性が少しよくなります。
股関節の柔軟性のチェック
これも寝ている状態でも簡単に出来ます。
片方ずつでよいのですが仰向けで寝ている状態から片足を曲げてそのまま開いて見てください。
開いた足が床にぴったりとつく事が出来れば大丈夫です。
床から離れてしまってたり、股関節を開いた時に痛みが出る人は股関節の動きが悪いタイプになります。
股関節の柔軟性が低い方への対策
股関節の柔軟性が低い方は肩関節や背中が硬いからよりも少し厄介です。
股関節は腰の硬さも影響しているので、股関節が硬い方は30分間ウォーキングした方が良い効果が出やすいです。
ウォーキングは意外に全身をくまなく使うので股関節以外にも良い効果が出ます。
その後にあぐらをかくようにストレッチをして下さい。
この状態で少しづつ股関節を広げるようにストレッチして下さい。
勢いをつけて行うのは良くないのであくまで少しづつ行うのがポイントです。
姿勢のチェック
姿勢のチェックは立っている状態で行います。
壁にかかと、お尻、背中、肩、頭の順にぴったりとつけて下さい。
この時に壁から腰が離れてしまっている状態であれば猫背というタイプになります。
また壁に両肩が力を入れずにぴったりとくっつかなければ巻き肩という事にもなります。
猫背と巻き肩タイプの方への対策
この状態であれば、ストレッチポールが有効です。
肩関節の柔軟性の低い方への対策と一緒のやり方を行なって下さい。
巻き肩のチェック
これは姿勢のチェックでも行えますが、念のため仰向けで寝ている状態でも行います。
仰向けで寝ている状態で両肩が床にくっついているかを確認します。
床に両肩がくっついていなければ、巻き肩タイプとなります。
巻き方タイプへの対策
このタイプもストレッチポールが有効です。
私はストレッチポールの業者ではありませんが(笑)ストレッチポールは簡単で続けやすく、体に負担が少ないので本当にオススメなグッズになります。
注意事項
ここでタイプ別とその対策を書きましたが、どのタイプなのかチェックしてみると、皆さん全部に当てはまっている方が多いのではないかと思います。
または一つだけでなく2つ3つ当てはまったりとする方がほとんどだと思います。
複合的な対策もあるのですが、具体的な対策は中々言葉では上手く伝えられないのです。
ただどんなタイプの方にも、オススメするのはストレッチポールです。
もし、ストレッチポールを乗っていて調子があまり良くないと感じる方は無理して行わなくても良いです。
ストレッチポールが合わない方はまずはウォーキングを30分間行いましょう。
この2つは肩や首コリに効果的な対策の基本となりますので、行なって見てください。
まとめ
- ストレッチは肩や首コリに一時的に有効だが、解消まではしない
- ストレッチは運動不足を補う一つのサプリみたいなもの
- テレビやネットの情報は鵜呑みにしない事、一つの情報として参考にはできる
- 肩や首コリの方にはタイプがある
- 複合的にタイプが組み合わさっているものもあるので、私の情報も一つの情報にすぎません(笑)
- 肩コリや首コリは肩関節・股関節・姿勢が重要
- それでも私がオススメするのがストレッチポールとウォーキング
- 私はストレッチポールの業者ではありません(笑)
【診療時間】
当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。
どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。
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