肩こりと吐き気の関係性【当院が考察する原因】

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は「肩こりと吐き気の関係性【当院が考察する原因】」の記事を書きました。

以前「肩こりがひどいと吐き気に繋がる【ひどい肩こりの対策法】」を書きましたが、なぜ肩こりが吐き気に繋がるのか?と言う部分は割愛して記事を書いたので、今回は肩こりが碧けに繋がる理由やメカニズムについて説明してます。

吐き気がするほどのひどい肩こりは日常生活も脅かす症状です。

少しでも多くの方が楽になれるように記事を参考にして頂ければと思います。

本記事を読むことで解ること

  • 肩こりと吐き気がどのように関係しているかが解る 
  • 吐き気が起こった際にまず最初にどこに行けば良いか解る 
  • 肩こりや吐き気の方の日頃の注意点が解る

肩こりと吐き気を引き起こす原因【当院の考察】

当院の考察を説明する前に、肩こりについて詳しく知りたい方は「肩こりとは?【そもそもどういうものか説明します】」をご一読下さい。

本記事で説明を要約して進めていきます。

まず肩こりは

  1. 肩の筋肉の緊張 
  2. 肩の筋肉の固まり

この2つが結果的に起こっています。

次に、この2つがどんどんと悪くなっていくと、血行不良が肩の周囲に広がっていくような状態になります。

血行不良が進むと、更に筋肉の緊張や固まりが強くなります。

そうなると首から出ている神経や血管を圧迫していきます。

首から出ている血管を圧迫されていくと脳への血流が低下してしまい、吐き気に繋がります。

首から出ている神経が圧迫されていくと迷走神経や自律神経に影響を与えて吐き気を引き起こします。

なので吐き気に繋がる直接的な影響は

  1. 自律神経の乱れ 
  2. 脳への血流低下

の2つがあると考察しています。

この自律神経の乱れ、脳への血流低下の大元が背骨のズレが大きく関与していると、当院では考察しています。

ここまでの内容は「肩こりがひどいと吐き気に繋がる【ひどい肩こりの対策法】」でも詳しく説明をしていますので、こちらの記事もご一読して確認して下さい。

なぜ背骨のズレが自律神経の乱れや脳への血流低下を引き起こす大元かを説明します。

背骨のズレが肩こりや吐き気に繋がる

まず自律神経の場所や脳へと続く血管の流れに関してを説明しないと、背骨のズレが吐き気に影響するメカニズムが分からなくなるので説明します。

背骨のズレと自律神経の乱れ→吐き気

自律神経は背骨から出ています。下の頚椎の画像で黄色いのが神経で、水色になっている部分が頚椎から出ている交感神経節と言う部分です。

IMG_2165.JPG

背骨のズレは背骨が捻れるようにズレていくのですが、イメージしやすい例でいうと雑巾絞りのように背骨がズレていきます。

特に肩こりに影響を与える背骨の部分は頚椎という首の骨の部分ですが、頚椎がズレていくと背骨だけでなく周りの筋肉や組織も雑巾絞りのように捻じれてズレていくので、この神経も巻き込みながら捻じれます。

そうなると頚椎の画像を見てもらうとイメージしやすいのですが

背骨のズレがあると交感神経や副交感神経などの自律神経を圧迫したり、影響を与えてしまい吐き気に繋がってしまうのです。

背骨のズレと血行不良→吐き気

次に脳への血流低下が頚椎のズレとどのように繋がっていくかですが

まずは下の画像をご覧下さい。下の画像で黒く丸印をつけている所が脳へと続く血管なのですが、頚椎という首の骨の横を通って脳へと続きます。