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今日は当院に来院されている患者さんでも多い五十肩の症状と対策についてお伝えしていきます。
当院でも五十肩と病院で診断されて来院されている方はいらっしゃいます。
その患者さんの中でも五十肩の症状は様々あります。
五十肩で来院されている症状を含めて説明をしていきます。
五十肩の症状・痛みの種類
五十肩の症状の定義は肩の関節周囲の組織に炎症が起きている状態です。
なので、夜間に激痛が走ったり、腕を動かせなかったりと様々ですが、当院に来院されて症状を訴えられている事例を紹介します。
- 腕が痛くて上がらない
- 腕に重苦しい痛みがある
- 何もしなくても腕がズキズキ痛む
- 夜安静にしている時にズキズキと痛む
- 腕を動かした瞬間に電気が走ったように痛む
- 腕を動かす事は出来るが肩が思うように上がらない
- 一度五十肩を患いその後ずっと肩が上がらない
- 腕が後ろに回らない
- などなど
五十肩といっても様々な患者さんの訴えがあります。
また病院で診断をされても、ひとえに五十肩と断定できる検査などは無いのが事実としてあります。
また、五十肩は別名で肩関節周囲炎という名称があります。
これはシンプルに肩関節の周囲の組織(筋肉、靭帯、関節)に炎症が起きているという事です。
炎症が起きるのは様々な理由がありますが、ここでは割愛させて頂きます。
痛みの種類と分類
炎症期、拘縮期、回復期の3つに分類されます。
炎症期では何もしていなくても痛みが続き、動かそうとするものなら激痛が走ります。
拘縮期では、炎症期の強い痛みが落ち着いたものの、関節や筋肉が硬直して動かすときにまだ痛みが残っていたり、肩を動かせる範囲が狭くなってしまっています。
回復期では痛みが大分落ち着いてきて、逆に動かせば動かすほど痛みや症状が和らぎ回復しやすい時期の事を言います。
ただ、炎症期の場合は患者さん自身が体感的にも自分は五十肩だと分かりやすいと思うのですが拘縮期、回復期の場合は判断がつきづらいと思います。
なので次は痛みの種類別の対策をお伝えしていきます。
五十肩の対策
まず、病院に行ったり治療院に行ったりとした方が詳しい事は分かるので一番は早く行く事です。
しかし中には仕事上の都合で行けない方もいらっしゃると思うのでそのような方に対してお伝えしていきます。
炎症期の場合の対策
炎症期の場合患者さんが多く言っているのが
- 夜痛くて中々寝付けない
- 寝返りをした時に痛みが走り目が覚めてしまう
- 痛みが強すぎて仕事にならない
です。
この炎症期の場合はオーバーに言うと骨折や捻挫などのように怪我をしているレベルの痛みなので日常生活に多くの支障を与えてしまいます。
この炎症期の時期は安静が一番と言われておりますが、安静にしていても痛みがずっとあるので苦痛です。
なので、病院では痛み止めや注射をする事が多いです。
何がなんでも仕事などをしないと行けない患者さんの場合は病院で痛み止めや注射で痛みを抑え込んだ方が良い場合もあります。
でも、痛み止めや注射などを行いたくないと言う患者さんの場合はまずは痛い部分を冷やしてあげたりしてみて下さい。
冷やして少しでも痛みが和らぐのであれば10分冷やして、5分休んで、また10分冷やして炎症が起きている部分を少しでも抑えるようにしましょう。
しかし、冷やしても逆に痛みが強くなる場合は決して冷やさないようにお願いします。
冷やして痛みが強くなる場合には逆に温めてみて下さい。
温めるのはなんでも良いのですが、一番良いのはお風呂です。
お風呂にゆっくりと浸かって少しでも肩や腕の痛みが和らぐのであれば寝ている時や安静にしている時にも肩や腕を冷やさないようにサポーターをつけたり防寒する事も早く痛みを和らげる対策になります。
ただしサポーターはキツすぎるものを使用すると血流が悪くなりかえって痛みを強くする傾向があるので注意して下さい。
当院でも炎症期の五十肩の患者さんを施術しておりますが
炎症期の場合は直接痛いところを刺激せずに、首や背中、手先など患部とは離れた場所をアプローチして早期回復につなげていっております。
またテーピングで肩を保護するのも有効です。
五十肩の炎症期では自分の腕の重さにも肩が耐えられずに痛みを出す事もあるのでテーピングでその負担を和らげてあげるのも早期回復に繋がります。
何にせよ、炎症期の場合は無理に動かそうとすると激痛が走るので、無理はしないでほしいと思います。
拘縮期の場合の対策
拘縮期の場合は炎症期のような強い痛みや寝ている時の痛みは出ずに動かすと痛みが出たり動かす範囲が狭くなっているのが特徴です。
この場合は積極的に動かして行く事が大切になっていきます。
ただし、上がらない腕や肩をいきなり無理に動かすのはかえって危険になります。
動かせる範囲内で腕を動かしたり、お風呂にゆっくりと浸かった後にゆっくりとバンザイしたり、30分くらい腕を触れる範囲で振りながらウォーキングして汗をかいたりして下さい。
逆に、ずっと安静にしていると拘縮期と言われているぐらいですからもっと固まっていってしまいます。
この拘縮期の時期では病院でも積極的にリハビリを進めて行くと思います。
当院でも炎症期では患部を触らないのですが、拘縮期では患部にアプローチしたり、肩や腕をストレッチしながら施術を組み立てていきます。
ただし、痛い部分・患部への強い刺激は厳禁です。
せっかく炎症期で起きている炎症が拘縮期で治ってきているのに強い刺激をすると炎症がぶり返す恐れもあるので、施術も注意が必要です。
回復期の場合の対策
回復期の場合は動かす時に痛みがまだ残存していたり、完全に肩の動かせる範囲が回復していない状態です。
回復期の場合も拘縮期と一緒で積極的に動かして行く事が大切です。
当院でも回復期の場合は拘縮期と一緒の施術をしていきますが、大きく違う所があります。
それは、患者さんにストレッチやエクササイズを指導させて頂き、患者さん自身に頑張ってもらいます。
もちろん、仕事や日常で行えない方には当院でそれらをカバーする施術をしますが、回復期の場合は、仕事や日常であまり動かない時間が多いと、どんどん拘縮期の状態に戻っていってしまうので、出来れば行ってほしいと考えております。
また回復期の場合、肩や腕の強い痛みは引いてきているのですが
それと同時に首や肩の張り感やコリ感などを訴えられる方も多くなってきます。
これは、五十肩の強い痛みによって首や肩のコリ感を感じずにいたのが、五十肩の痛みが落ち着いてきたために感じやすくなっているのでは?と考察されます。
また、五十肩を発症した患者さんの多くが以前から首や肩のコリ感を感じていた方が非常に多いので、五十肩が治ってくると元の状態に近づいている証しとも言えるのではないかと思います。
首や肩のコリ感をしっかりと施術で解除していく事で五十肩の症状も合わせて良くなっていくので、回復期の場合は首や肩に対する施術も大切になっていきますし、予防にも繋がります。
五十肩の多くが原因不明でいきなり発症するメカニズムがある以上、普段から首や肩のコリ感がある人が五十肩に発症している可能性は十分に高いと思われます。
なので、日頃からの体のケアや気遣いは大切になりますので、皆さんも日頃から意識して下さい。
まとめ
- 五十肩の症状や痛みは人それぞれ違います
- 五十肩の痛みは3つに分類されます
- 炎症期の場合は回復するまで無理はしないで下さい
- 拘縮期・回復期の場合は積極的に動かしていきましょう(血流増加)
- ただし、強い刺激や運動は控えて下さい
- 首や肩のコリ感がある方が五十肩に繋がりやすい
- 日頃からの自分への体の意識が大切です
【診療時間】
船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
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