背骨の歪みやズレを予防する為の健康21ヶ条【ズレる原因】

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は「背骨の歪みやズレを予防する為の健康21ヶ条【ズレる原因】」について記事を書きました。

背骨の歪みやズレを予防する為の健康21ヶ条はモルフォセラピーの創始者の花山水清先生が研究したものです。

背骨の歪みやズレの原因として皆さんが認知しているものから、意外な所まであるので背骨の歪みやズレを引き起こしたく無い方や、予防したい方は必見です。

全部を実現しようとする事は非常に困難ですので、出来る範囲から行動していくことをオススメします。

非常に長い記事になりますが、ご一読下さい。

背骨の歪みやズレを予防する健康21ヶ条とは?

健康21ヶ条とはモルフォセラピーの創始者の花山水清先生が考えて作られた、背骨のズレを予防するための21ヶ条となっております。

21個もあるので、全部を行う事は難しいと思いますが、1つでも実践できるものから取り組んでもらえたらと思います。

まずは21ヶ条を箇条書きしてからそれぞれ21個を1つずつ説明していきます。

  1. 手ぶらで毎日よく歩く
  2. 毎日よく汗をかく
  3. お風呂で汗をながす
  4. 夜更かしをしない
  5. 睡眠を十分にとる
  6. 体を冷やさない
  7. 毎日よく笑う
  8. 突然激しい運動をしない
  9. 指先をよく動かす
  10. 生理中は無理をしない
  11. トイレを我慢しない
  12. 同じ姿勢を長時間続けない
  13. 交通量の多い道路の側には住まない
  14. 防腐剤・ホルムアルデヒドを除去
  15. タバコは吸わない
  16. 医者の処方以外の薬、漢方薬、健康食品などを摂らない
  17. 乳製品、肉食、外食を減らす
  18. 農薬のかかったものをできるだけ食べない
  19. 添加物の多い食品をなるべく食べない
  20. 同じメーカーのものを食べ続けない
  21. 無理なダイエットをしない

1 手ぶらで毎日よく歩く

足は第二の心臓と呼ばれているのはご存知ですよね。

それほど、足というのは人間にとって重要な機能があるということです。

人間の体は、心臓というポンプの働きによって全身に血液が流れていますが、小さな心臓だけで十分に体の隅々まで血液を流すのはたいへんなことなのです。

下半身の血液が心臓まで帰ってくるのは、重力の関係もあって上半身よりもさらにたいへんです。

そのために、足の静脈血は二つのポンプの補助で心臓に還流されるようになっています。その二つの内の一つが、足の筋肉ポンプです。

歩くことによって足の骨格筋が収縮して静脈を圧迫し、静脈血が心臓に戻ります。もう一つのポンプの役目をしているのは、横隔膜です。

呼吸する時に横隔膜が上下することによって、静脈血が吸い上げられて心臓に戻るのです。

つまり、よく歩いて足の筋肉を使うことと、歩行という全身運動によって深い呼吸をすることで、平静時よりも格段に血行が良くなるのです。

血行が悪いと、自然治癒力と呼ばれるメンテナンス機能が働きません。 内臓だって本来の動きが鈍ります。

体を冷やしてはいけないというのも、冷えは血流障害を起こすからなのです。 血行が良くなることで、血栓もできにくくなります。

手術後の早い時期に患者を歩かせるのは、血栓予防のためでもあるのです。 また、静脈血の流れが良くなると、静脈にリンパ液が流れやすくなります。その結果、免疫力も高まります。

さらに、歩行によって汗をかくことも、健康維持にはとても重要です。

これらのことが、歩くのは一番の健康法であると言われる理由です。 気持ちの良い季節になりました。 さーさ、一緒に歩きましょう!

<正しい歩き方>

・楽しくハイキングするような気持ちで歩く

・背筋を伸ばして、手ぶらで手を振って大きな歩幅で歩く

・汗ばむくらいのスピードで歩く

<歩くときの注意>

・荷物を持ったり、肩にかけた状態では、バランスがとれないので長時間歩かない

・大股で歩けるような靴を選ぶ(履き慣れていても、ヒールの高い靴では小股でしか歩けません)

・自動車の少ない空気のきれいな道を選ぶ

・夜間歩く場合は、人目につきやすいような明るい色の服に反射テープなどを付ける

・陽射しの強い、気温の高い時間帯は避け、日射病や熱中症に注意する

・水分補給をマメに行なう

2 毎日よく汗をかく

夏といえば、汗。あ~汗っていやだな~~と思いますよね。

私も、汗の重要性を知るまでは、汗が大っ嫌いでした。

でも、発汗作用というのは、体温調節だけでなく、体から毒を出してくれる健康には欠かせない機能なのですよね。

現在、鉛・カドミウム・水銀などの有害な金属が汗として出ることが確認されています。

毒が出るといっても、アルコールなどは尿として排泄されますので、なんでもかんでも汗として出るわけではありません。

しかし、内科的疾患をお持ちの方を施術していて、汗が出るようになると独特のニオイがしますので、それ以外にも相当な毒が出ていると私はにらんでいます。

汗腺は交感神経の支配を受けています。この交感神経の神経伝達物質はアセチルコリンです。(「汗散るコリン」ではありませんよ。偶然です)

形態異常(内科的疾患の前兆)がある人は、この汗散る(くどいっ)アセチルコリンの働きが弱くなっているので、汗が出にくいのが大きな特徴なのです。

そういう人は、汗をかこうとしても汗が出にくいので、体温が上がると体内に熱がこもってのぼせてしまいます。

そうなると、できるだけ体温が上がらないような生活をしたがります。運動はしない、お風呂はカラスの行水が当たり前という感じになります。

これでは汗も出ないし、汗が出なければ毒も出ません。これが悪循環なのです。

逆に、汗を意図的に出すようにすれば、汗腺を刺激できます。

これが交感神経を刺激することになるので、本来の免疫機能を回復することにつながって、病気の予防にもなるのです。年をとると汗の量は減ります。

しかし、お年寄りでもないのに、汗が出にくいのは若年で起こる老化です。内科的疾患も若年の老化による疾患です。

ですから、最近汗をかかなくなったな~というのは危険信号といえます。夏に汗をかくことが、秋からの健康を作ると言われています。

夏の間は、特に意識してよく体を動かして、しっかり汗出しに励んでくださいね。

冷房で毛穴が閉じたままだと、汗といっしょに毒が出ません。

運動で汗を出す暇がなかった日は、せめてお風呂につかって、1日に1回は汗を出す工夫と努力が必要です。

というわけで、今週の合言葉は「汗出しは毒出し!」 汗をかいたら「おめでとう!」です。よろしくね~(^.^)

<汗をかく時のご注意>

・汗をかいたら水分補給は必須です。のどの渇きを感じなくてもお水を飲むようにしてください。水分補給にはお水です。コーヒーやビールなどではいけません。

・体を圧迫すると、その部分は汗が出にくくなるので体を締め付ける服装をしないでください。ラップで巻いても汗の量は増えません。汗を出すなら運動(歩くこと)とお風呂です。(お風呂については来週お送りします)

・アルコールやホルムアルデヒドなどは汗腺からは排泄されないので、二日酔いにサウナは体に負担をかけるだけです。

・女性はサウナで感染症が移りやすいので、サウナは避けてください。どうしても入りたいなら、清潔なお店を選び、タオルなどは共有しないこと。

・汗が出せない人は、熱いお風呂やサウナで熱中症になったり立ちくらみになることもあって危険ですので、無理をしないようにしてください。

3 お風呂で汗をながす

お風呂に入りましょうというお話です。

お風呂の効用は・・・

1、血行促進

2、発汗促進

3、毒落とし

4、体温調節

5、精神的リラックス

あたりでしょうか。

入浴で全身の血行がよくなるのはご存知ですよね。血行が悪い状態では、内臓の働きも鈍ります。

内臓が本来の働きをしてくれなければ、病気を作り出すことになりますので入浴で血行促進することは、病気予防にはとても重要だと考えています。

特にこれからの季節、1日中冷房を入れた室内で汗をかかないような生活をしている方は、強制的にでも1日に1度は全身の血行を促してやる必要があります。

血行を促進すると、自律神経を整える効果もあるのですが、夏に体を冷やしたままでいるようでは、秋からの健康は保証できません。

体温より高めのお湯につかれば、当然汗も出ます。

血行促進、発汗促進という意味でも、入浴はてっとり早い方法でしょう。

また、温泉の効果というのも、特に泉質がどうのというより、体を温めることの効果のほうが、圧倒的に重要なようです。

腰痛などの場合も、お風呂でよく温めると痛みがやわらぎます。

以前は、手術後の患者さんには入浴が禁止されていましたが、最近では傷口さえ閉じていれば、入浴・温泉などを勧める医者も増えています。そして、見落としがちなのが、毒落としの効果です。

お風呂に入るのは、清潔であるための習慣のように思っていますが、実は健康のためにも欠かせないものだと言えるのです。

ドロドロに疲れた時は、皮膚には疲労物質がたまっています。それを洗い落としてから寝ると、疲れの取れ方が違います。

疲れている時こそ毒素を洗い流して寝るのが大事なのですね。それとは別に、汗をかいた皮膚には雑菌が繁殖して毒素を出しています。

汗腺から体内の毒が出るのも、毒を出して皮膚の雑菌を殺すためであるとも言われているありがたい機能です。

しかし、この雑菌や毒が肌に残ったままでは、皮膚病になってしまいます。

終戦を知らずにグアム島の山奥に隠れ住んでいた横井庄一さんが、帰国された時に診察した医師団のコメントによると、横井さんは毎日水浴びを欠かさなかったから皮膚病にならずに生き延びられたということです。

私には、入浴は毒を煮出しているようなイメージがあって、シャワーで流すだけよりも毒落とし効果は高いと思っています。

また、重要なポイントとして、入浴による体温調節効果も見逃せません。人間は一日中体温が一定なわけではありません。

活動時間には体温は高く、休む時には体温が低くなるように太古の昔からプログラムされているので、眠りに入るためには、体温が下がる必要があります。

入浴や食事をすると体温は上がります。

体温というのは、平常よりも上がった後のほうが下がりやすくなる仕組みなので、入浴後に体温が下がる時をねらって床に就けば、短時間で入眠できます。

疲れているのに中々寝つけないほどつらいことはありません。お風呂に入る時間を惜しんで床に就いても、寝つけないのでは意味がありません。

その場合、入眠を誘うためのお風呂の温度はぬるめにしてください。

ここであまり熱いお風呂に入ってしまうと、体温が下がるのに時間がかかりますので、眠りに入る時刻も遅れてしまいます。

逆に、これから活動する朝にお風呂に入るなら、設定温度は高めにすると、シャキッとしますね。

体温の変化の仕組みをうまく利用してやると、体に無理がないのでとても楽に生活できます。

この仕組みを知らないで不規則な生活をすると、アクセルとブレーキを一緒に踏むように、体にはとても負担をかけることになります。

そうすると、本来のリズムが崩れて、自律神経の失調を招きます。

自律神経に問題があると診断されている方でも、体温調節を意識して生活することは症状改善に役立ちます。

また、お風呂では体が少し重力から解放されるせいでしょうか、心も解放されやすくなるようです。

お風呂につかって、目を閉じてゆったりとした呼吸で30秒ほど瞑想してみるのもいいでしょう。

現代人はものすごいスピードで生活する習慣が身についていますので、ほんの30秒でも何もしないでいることがありません。

たった30秒であっても、心がリラックスできる時間をもつことは、ストレス軽減にとても役に立ちます。

病気の原因をなんでもかんでもストレスだけに求める考え方には同意できませんが、日常的にストレスを解放する手段をもっていることは、健康には欠かせない要素であると思っています。

<ご注意>

・夜、寝る前のお風呂の温度はぬるめにする

・シャワーではなく、お風呂にお湯をためてつかることが重要

・無理に長湯をしない

・お年寄りや幼児はお風呂での事故の頻度が高いので、絶対に目を離さない

・徹夜続きなどで極端に疲れすぎている場合と、飲酒している場合、お風呂で眠ってしまうと危険なので入浴は避ける。

4 夜更かしをしない

睡眠によって様々なホルモン分泌が調整され、自律神経を含めた脳・神経機能のバランスが維持されます。

このバランスが崩れると、様々な不快な症状が現れます。

病院では病気として認知されにくく、積極的な治療法もないつらい状態が続くようになってしまうのです。

それを薬で治そうとすると、副作用で別の不快感を生むという悪循環に陥ります。

では、このバランスが整えられて、ホルモン分泌も自律神経もキチンと働いてくれるようになるためにできることはなんでしょう。

それが、夜更かしをしないこと、つまり睡眠の習慣を正すことなのです。

そんな簡単なこと、と見過ごされがちですが、病気の原因も実は簡単なことの積み重ねだったりするのです。

睡眠の習慣を正して、定時に寝て、定時に起きるようにすると、壊れて働かなくなった自律神経のスイッチを正しい状態にリセットすることができるのです。

逆に言えば、不規則な睡眠のとり方をしているのは、自律神経のシステムを自分で壊そうとしているのと同じことなのです。

私は、人間の体は精巧で精密な機械に似ていると思っています。

私たちは、毎日その精密機械に乗って運転しているようなものなのです。マニュアルを無視して勝手な運転をすれば、故障して当然です。

もしこの体にマニュアルがあるとするなら、「夜更かしなんてもってのほか、夜更かしすると壊れます」と、黄色い△マークに!の字が入った警告マークを付けて表示してあるはずです。

ですから、自分でシステムを壊しておいて、壊れた、と体に文句を言うのは筋違いですし、製造責任者(ご両親)に文句を言うのも論外です。

日が暮れたら寝る、夜が明けたら起きる。

これは、人類が始まってから何万年も繰り返してきて、遺伝子に刻み込まれたリズムなのです。

それを、たかがここ100年ほどで書き換えようとしてもムダなこと。

無理をすれば、必ず故障(病気)として自分の身に返ってきます。

健康で正常運転しようと思ったら、まずは遅くとも12時までに寝ること、内臓にも夜更かしをさせないことです。

内臓にとって、夜はメンテナンスタイムです。

起きている間は交感神経が働いているので、夜になっただけではメンテナンスできません。

車を走らせながら、同時に修理はできないのと同じことです。

睡眠中に副交感神経に切り替わった時しか、内臓の修復作業はできないのです。

これを無視して夜更かしを続けると、大きな故障の原因となります。また、寝る前に食事をとると、消化している間は睡眠をとったことになりません。

修復作業時間に働かせているようでは、内臓は休む暇もありません。

これでは睡眠時間を削ったのと同じことになります。

時間的にはたくさん寝ているはずなのに、寝た気がしないということはよくありますよね。

これは、内臓が休まっていないですよ~という内臓からの報告です。

それなら、朝ゆっくり寝ていればいいのかと思ってしまいますが、朝4~5 時頃には副交感神経が今度は交感神経に切り替わってしまうので、それから何時間寝ても修復作業はできないのです。

中々やっかいですね。

だからこそ、私は早寝早起きを提唱しているわけですが、これは早起きしないと、夜になっても眠くないので、早寝ができないからなのです。

早起きするのは気力でなんとかなりますが、眠くもないのに早寝するのは気力ではどうにもなりません。

お酒を飲んで寝てしまうという方もたくさんおられますが、それでは内臓が休まらないのはもうおわかりですよね。

結局、早寝しようと思ったら早起きするしかないのです。

5 睡眠を十分にとる

先週は、自律神経にキチンと働いてもらうために、睡眠の時刻を一定にして早寝早起きしましょうとお伝えしました。

今週は、睡眠を十分にとることについてお話したいと思います。

健康のために「睡眠を十分にとる」という場合、時間的に長く寝ていればいいということではありません。

心身共に足りるだけの質の高い睡眠を規定の時間内にとるという意味です。

規定の時間というのは、できるだけその日のうちに寝てくださいということです。

午後10時~午前2時は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれています。

特に、午後10時~12時の2時間の睡眠は、4時間分の睡眠に匹敵すると言われています。

つまり、午後10時~午前4時の6時間睡眠でも、実質8時間分の睡眠をとったことになるそうです。

逆に、午前2時を過ぎてから寝ているようでは、たとえ8時間寝ても、午前 4~5時以降は睡眠の質が低下しますので、実質は2、3時間しか寝たことになりません。

これではいくら寝ても眠くて仕方ないはずです。

自分は全然平気だと思っている方、内臓に負担をかけていることは自覚しておいてくださいね。

誰でも1日が24時間であることには変わりはありません。

1日の効率を最大限に高めたいなら、この体内時計のリズムを知っている必要があります。

もちろん、5年10年経てば、これが健康年齢にも大きく影響してきます。

また、時間帯だけでなく、睡眠の質を高めるための工夫も必要です。

日中運動をすること、夜ぬるめのお風呂につかること、夜食は食べないことなども睡眠のためには重要なことですが、それ以外にも

・寝具は乾いた肌触りの良いものを使う

・シーツのヨレなどをキチンと伸ばす

・寝る直前にトイレに行く(トイレに行きたい状態で寝ると、熟睡できません)

・ノドが乾いたらすぐ飲めるように、枕元にお水を用意しておく

・明け方冷え込んできた時のために、1枚余分に毛布などを用意しておく

などなど、一旦寝たら、布団から出ないでもすむようにしておくのがポイントです。

ちょっと不快だな、ということを我慢しながら寝ていては熟睡できません。体を横にしていればいいというものではありません。

熟睡してこその睡眠です。誰でも、人生の約3~4分の1は布団の中です。そう思えば長い時間ですよね。

しかも、健康のためには欠くことのできないとても大切な時間です。

だからこそ、快適な眠りのための工夫には、真正面から取り組む価値があるのです。

快適な眠りが明日の健康を作ります。

目が覚めた時、「ああ、よく寝た!」と感じられるなら、きっと朝ご飯もお いしいはず。

それが健康の証です。

というわけで、今週は「睡眠の質アップ週間」です!快眠のために今すぐできることはないか、あなたも考えてみてくださいね。

6 体を冷やさない

夏になると、日本中どこに行っても電車や建物の中では冷房が効いていますので、実はこれからが1年で最も体が冷える時季でもあるのです。

冷房の中に長時間いると、いつの間にか体が芯まで冷えてしまいます。

人間は、環境温度によって皮膚温度は変化しても、体の深部温度は一定に保たれるようになっています。

ですから、冬の寒さになら、季節の変化とともに体が慣れていくのです。

しかし、夏場の冷房の冷えに対しては調節機能が働くのが追いつきません。

自分で体温を上げる機能が追いつかないので、この時季に体を冷やしすぎると、深部体温にまで影響を与えます。

すると、自律神経やホルモン調節にも大きな影響を及ぼすようになります。

それだけでなく、交感神経の緊張が続くことによって、常に汗をかきにくい体質にもなってしまいます。

汗をかくことは、体温調節と体から毒を出す役目をもっていますので、汗が出ないのは健康にとっては大問題なのです。

汗をかきにくいのは形態異常(内科的疾患の前兆)の特徴でもありますし、内科的疾患だけでなく、さまざまな病気のきっかけにもなる症状ですので、注意が必要です。

また、女性の体は月経周期に応じて体温が変化しています。

そのため、体を冷やすことは月経周期に直接影響を与えやすいので、冷えに対しては女性は特に用心してください。

会社などでは、冷房の近くの席には男性に座ってもらって、女性はできるだけ冷房の風のあたらないところに席を移してあげてください。

本来、人間の体は冷やすものではなく、温めるべきものです。

体のどこかが熱を持って腫れ上がっているような炎症がある時や、熱中症などの時には冷やす必要はありますが、腰痛や生理痛などは冷やすと余計に痛みます。

とにかく体は冷やさないこと、芯まで冷えるようなことは絶対にしないことが肝心です。

夏冬に関係なく、今日は体が冷えたなと思ったら、お風呂につかってしっかり温めるようにしてくださいね。

7 毎日よく笑う

普段の生活では、笑う機会というのは意外に少ないようです。

まして、声を出して大笑いするようなことは1年に何回もないかも知れません。

それに比べると、怒ったり悲しんだりすることのほうは圧倒的に多いのではないでしょうか。

特に、病気やケガをして、体のどこかが痛かったりつらかったりする状態では、笑うことなど不可能だと思えるかも知れません。

しかし、笑うことによってそれらの症状が緩和したり改善されるとしたらどうでしょう。

以前から、笑うと病気が軽くなるとは言われていました。

そこで、遺伝子の分野の第一人者である村上和雄先生が、世界でも類がない笑いと病気の関係についての大規模な実験をされました。

1000人の糖尿病患者を集めて漫才を聞いてもらったところ、その漫才を聞いて笑った後には、劇的に血糖値が下がっていたのです。

しかも、大笑いをした人ほど血糖値の下がり方が大きいという結果でした。

この実験によって、笑うと病気が軽くなるということも、科学的に証明されたわけです。

村上先生は、今後は、糖尿病患者には薬を処方するのではなく、吉本興業のお笑いのビデオテープを処方することになるだろうと言っておられます。

他の研究者の実験でも、リウマチ患者を集めて落語を聞いてもらったら、一番強力な痛み止めよりも痛みの抑制の効果が高く、しかも、その効果が1ヶ月も持続したという結果が出ています。

海外でも、不治だと言われた膠原病患者が、ジョーク集を読んだりテープを聞いたりして笑い続けることによって、自分で病気を治した例もあります。

私の知人の女性が昔乳ガンで入院していた時、病室で泣いてばかりいる人は、どうもガンが悪化していくようだと感じていたそうです。

彼女自身は、非常にカラッとして落ち込まないタイプです。

そのせいもあるのでしょうか、末期ガンだったのに7年経っても再発もなく生活しています。

怒ったり悲しんだりばかりしていると、明らかに免疫力は下がりますので、病気だからといって悲観するのはよくありません。

あえていうなら、病気の時こそ笑わなければいけないのです。

顔の表情は表情筋という様々な筋肉の動きによって作られます。

形態異常の方は表情をつくりにくくなるのが特徴ですが、これは、顔面神経の働きが鈍くなるために起こる症状です。

ですから、努めて表情を動かすようにし、大きく笑うようにすることが形態異常の予防にもなるのです。

笑うことは様々な病気の改善にもなり、病気の予防にも役立ちます。よく笑った日は寝つきがよくなりますし、便秘も解消します。

笑うということには、こんなにすばらしい効果があるのに副作用もなく、しかも笑うだけならタダときたら、それこそ笑いが止まりませんよね。

日々の生活の中で、不平や不満のタネを探すのではなく、笑える話はないか を常に意識して探すようにして、周りの人にも笑いを提供できるように習慣づけるのも大切です。

大笑いした日には、カレンダーに二重丸をつけておくのもいいかも知れません。

これからは、お父さんのダジャレには、おかしくなくても家族全員で笑うようにしてください。

それでこそ家庭円満、健康家族です。

ダジャレ好きのお父さんのいないご家庭では、落語のCDなどを日常的にかけるのもいいでしょう。

8 突然激しい運動をしない

健康のためには適度な運動が必要です。

これは誰でも自覚していることですよね。この場合のポイントは「適度な」です。

そもそも運動というのは、どれだけエネルギーを消費したかということです。

健康にとって適度な運動量とは、1週間あたり3500キロカロリーほど消費する程度だといわれています。

例えば、歩く量だと、単純計算でも1週間に56キロメートル歩くことになります。

散歩や体操などの軽い運動をしている人の心臓病やガンによる死亡率は明らかに下がります。

しかし、ジョギングやハードなスポーツの寿命への影響は、まだはっきりとは医学的な結論が出ていません。

激しい運動は、体のサビと呼ばれる活性酸素を増やします。これも健康のためには逆効果ですね。

運動ならどんなものでも体に良いというわけではないのです。

もちろん、体を動かすことを楽しんでやることは、精神衛生上良いのは当然です。

けれども、ストレス解消のためにといって、日頃運動不足の方が突然一念発起してジョギングや過激な運動を始めるのは危険です。

心臓発作や骨折などのアクシデントに見まわれることもあります。

男性の場合は、やるとなったらいきなりガンバリすぎてしまう傾向が強いので注意が必要です。

子どもの運動会でも、昔スポーツ選手だった人に限って、転んでアキレス腱を切ったりします。

前夜遅くまでお酒を飲んでいて、翌朝早くにゴルフに出かけていって心臓発作を起こしたり、海で溺れたりするのもこういった例のひとつです。

気持ちとしてはまだまだ若いと思っていても、体は正直です。

日頃から徐々に運動量を増やしていくのでないと、体はついてきません。

何に関しても、中年期以降の頑張りすぎは禁物です。

今の自分の年齢に適した運動を、毎日続けるのが健康のコツといえるでしょう。

9 指先をよく動かす

最近はパソコンを使う方が増えましたので、指先を動かす作業をしておられる方は大勢おられます。

指先をよく動かすようにとだけ言われると、パソコンを使っている方は安心してしまうのですが、この場合に刺激を受けるのは大脳皮質の一部分でしかないのです。

指先を動かすといっても、筋肉労働をともなう手作業でないと大脳皮質以外の動物脳の部分まで刺激することはできません。

健康のためにというならば、この動物脳まで刺激できて初めて効果が期待できるのです。

例えば、動物が獲物を追って全力疾走しているような時は、筋肉と脳を最大限に使っています。

追われている側の動物も同じです。

こういう場合は、動物脳が最大限に刺激されているのです。

実は、脳と指先の末梢神経との関係は、木の幹と小枝の関係のように単純な構造です。

一方、肉体労働などの作業で手の筋肉を使う場合には、脳は複雑な神経回路を必要とします。

最近はあまり見かけませんが、昔の職人さんや農家の人、漁師さんなどの手はごつごつしていて、その人の人生の年輪を感じさせるものでした。

子どもの頃から労働で鍛えたため、手だけがとても発達しているのです。

このように、力を使って子どもの頃から鍛えた手というのは力が強いだけでなく、指先も器用で細かい仕事もできるのです。

手の筋肉を使うと血行が良くなり、神経伝達も良くなるのは当然ですが、この指先を使った作業が脳に与える影響には、まだまだ医学的に解明されていないメカニズムや、現代の科学では計測できない重要な効能があると私は見ています。

一般的には、指先を使うと脳が活性化されてボケ防止になると言われています。

しかし、これは、お年寄りから仕事を取り上げると生きがいがなくなってボケてしまうというだけなのかも知れません。

また、形態異常の方は、中枢に近い神経が鈍くなり、末梢神経は過敏になっています。

当然ながら、末端の血行も悪くなっています。

だからといって、ただ単に指先や爪の周辺をもんだりする程度では体質改善までは期待できません。

脳のしくみから考えると、有効な刺激を与えるためには、ある程度の力も必要とするような指先の運動が必要となると考えるべきです。

例えば、誰かの肩を一生懸命もんであげることなどはかなり有効であると言えます。

さ、今週の実践はこれで決まりですね。

周りの肩凝りさんの肩を真剣にもんであげましょう。

自分の健康のためになって、人にも喜んでいただけるなんて楽しいことですよね。

注:膠原病などのリウマチ疾患の方は、指や手などを無闇に刺激すると病気が悪化する場合がありますのでご注意ください。

10 生理中は無理をしない

女性の月経(いわゆる生理)についてのお話です。

女性の体には、初潮から妊娠、出産、授乳、閉経という様々な生理的変化が訪れます。

日々起こり続ける体温やホルモンバランスの急激な変化は、本人の意思とは無関係で、まるでジェットコースターに乗せられているかのような状態だと言えます。

さらに、何らかの理由で生理痛(月経痛※)や生理不順(月経不順)などの悩みを抱えている方も大勢います。

月経は女性の体を妊娠可能にするために必要な生理的メカニズムですが、ちょっとした刺激で狂ってしまう非常にデリケートなものなのです。

精神的なショックの影響で、月経が来なくなったり、排卵日がずれたりもします。

もちろん、月経期間中の肉体的な負担(夜更しや冷えなど)は、ダイレクトにホルモンバランスに影響します。

これが様々な病気を誘発することになりますし、形態異常になってしまうことも多いのです。

健康な方でも、月経期間中だけ突然、形態異常になる場合があります。

そのほとんどが、月経が終わると形態異常も自然に消えてしまいますので、特別問題はありません。

しかし、月経中に形態異常が出ているのに、さらに追い討ちをかけるように体を極端に冷やしたり、夜更しをすると、月経が終わってもそのまま形態異常が残ってしまうのです。

そうすると、月経周期が乱れたり、月経痛が増すなど、体質自体も変わってしまいます。

もちろん形態異常は内科的疾患の前兆ですので、それだけでも十分に問題がありますが、さらに、出産後に体調を崩しやすくなったり、母乳の出が悪かったり、乳腺炎になりやすくなったりもします。

ですから、月経期間中の健康管理には特に注意が必要なのです。

もちろん、女性だけでなく男性でも、自分の生理変化には注意を払う必要があります。

その点、女性の体はデリケートな分、変化に気づきやすいわけですから、長い目で見るとこれは得なことなのかも知れません。

いずれにしろ、月経期間中は絶対に無理をしない、させないことが肝心です。

11 トイレを我慢しない

ご存知のように、人間が生命を維持する上で最も重要なことは、食べて出して寝ることです。

この3つは、お互いに密接に関わり合っています。

正しい排便の条件として、規則正しく一定の時刻に食事を摂って、一定の時刻に就寝し、一定の時刻に起床することが必要とされます。

人体にとって生活のリズムというのは非常に重要ですので、これらの条件が満たされると、一定の時刻に排便できるようになっているのです。

そもそも排便・排尿とは、食べ物を体内で消化吸収した後のいらなくなった物質を体外に排出させることです。

これは台所の生ゴミと同じです。

生ゴミ受けに溜めこんでいると、そこでどんどん腐敗が進みます。

便秘というのは、それと同じことが体内で起こってしまっていると言えるのです。

そればかりでなく、長時間溜めると腸からはまた再吸収が始まってしまいます。

薬などとして体内に入りこんだ有害な化学物質は、尿や便として排出されます。

しかし、そこでまた再吸収されてしまうとなると、化学物質の害を知れば知るほど、これがいかに人体にとって有害なことかはおわかりいただけると思います。

排出できない毒素は、皮膚へも悪影響を及ぼし、いわゆる肌荒れも起こします。

昔の日本人は大きな立派な便を出すので有名でした。

ペリーが幕末の日本に来たときにも、日本人の便を見て、その大きさに驚いたという記録が残っているそうです。

西洋人などの肉食の人種に比べると、日本人は元々野菜をたくさん摂るので、立派な便が出るんですね。

日本人の胴が長いのも、食事が穀物や野菜中心だからだといわれています。しかし、現代は食事が急速に洋風化して、ガンコな便秘で悩んでいる方が増えています。

肉食の人種と同じ食生活をして便秘になるようなら、その食事が体に合っていないと判断してください。

自力で出せないからと言って、その度に便秘薬を常用していると、段々薬に対する耐性ができて、ますます便秘がひどくなってしまいます。

排便に必要なのは薬ではありません。

まずは、材料を入れることです。

つまり、肉を極力減らして野菜をたくさん摂るようにする必要があります。

また、毎日同じ時刻にトイレタイムをとることも、とても重要です。

朝食を摂ることが腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促します。そのためにも朝は早起きすることです。

運動不足だと誰でもてきめんに便秘になるものです。

歩くことで内臓の働きも活発になりますので、生活に取り入れてみてください。

ある皮膚科医の説明では、ブラジャーで擦れる背中の部分や、スカートの裾が当たるふくらはきの部分に皮膚ガンができる例が増えているそうです。

形態異常の出現で内科的疾患を作りやすい体質になった場合、日常的にダメージを受けているところから内科的疾患になると考えられます。

タバコを吸っていれば肺にガンができるように、排出すべき毒素にさらされた臓器はガンになりやすくなります。

排尿を我慢していると雑菌が繁殖して膀胱炎になりますし、便秘をしていれば直腸にガンができやすくなるのです。

仕事の都合で、タイミングよくトイレに行けない場合もあるでしょうが、排泄は生命維持の最重要課題です。

決して、排泄をないがしろにするような生活を続けてはいけません。

それすら我慢しなければならないような仕事は、元々長続きしません。

いずれ、強制的に生活全般の見直しを迫られるような事態になります。出すべきものは、最優先してできる限り速やかに出す。 我慢して溜めこんではいけないのです。

12 同じ姿勢を長時間続けない

現代は体を使ってする仕事よりも、パソコンなどを使ったデスクワークに従事する人が多くなってきています。

パソコンに向かうと、同じ姿勢で長時間作業することが多く、運動量が極端に減って血行が悪くなります。

誰でも、これが体に良くないのはわかっていますが、仕事である以上、中々止めることができないようです。

しかし、現代病の多くは、この動かない姿勢によって産み出されているとも言えるほど深刻な状況です。

パソコンだけが悪者なわけではありませんが、パソコンの作業の弊害は

・体が固くなる(柔軟性が失われる)

・体がうっ血する

・電磁波の影響をダイレクトに受ける

あたりでしょうか。

体が固くなると関節などの可動が悪くなります。そうすると、ちょっとした動きで骨がズレやすくなります。

これは、うっ血と合わせて、腰痛になりやすい状態を作ることになりますし、元々腰痛のある方はさらに悪化します。

問題が起きるのは腰だけでなく、眼性疲労や肩こりにもなりやすく、腕が上がらなくなるほどひどい状態になる人もいます。

また、長時間飛行機の狭い座席に座り続けていると血行が悪すぎて足に血栓ができてしまうエコノミー症候群も、パソコン作業を続けている方には同じことが起きる可能性があります。

パソコン作業が特に問題になるのは、他のデスクワークよりも極端に動かないことです。

前かがみで座った姿勢では、腹部を圧迫しますので、内臓が動きにくいため食べ物の消化が悪く、便秘にもなります。

電磁波の害は以前から問題になっていますが、今の段階では病気との因果関係は解明されていません。

しかし、何事も害が実証されてからでは遅いのも事実ですので、できるだけ 作業の時間短縮を工夫することは必要です。

<予防>

・仕事の前後に体操をする。

・血行が悪いと、気付かないうちに体が冷え切ってしまうので、パソコンを使う部屋は室温を高めに設定する。

・30分おきにバンザイをしてグーンと背筋を伸ばす。

・1時間おきに、完全に席を立ってバンザイと腰をまわすなどの運動をしながら、室内でちょっとした距離を歩く。

・2時間おきにトイレに行くなどして、全く違う作業を20分くらい挟んでパソコンから離れる。

・夜はゆっくりお風呂で体を温める。

・週に1回は、休肝日のように休パソ日を設けて、自然と接する。

13 交通量の多い道路の側には住まない

車の交通量の多い道路の側では、昔からぜんそくの子どもが多く、その原因は、自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や炭素微粒子などの有害化学物質であるとされています。

また、ディーゼル車の排気ガスには、ニトロピレン、ベンツピレン、ダイオキシンなどの猛毒も含まれていることも確認されており、1960年代は、工場からの排気による大気汚染が問題でしたが、現代では、車の排気ガスによる汚染が深刻化しています。

ある研究所の実験で、ディーゼルエンジンの排気ガスを10倍に薄めてネズミに2年間吸わせたところ、42%に肺腫瘍が発生し、26%に肺ガンが発生するという結果が出ました。

行政の側でも、車の排気ガスによる大気汚染は公害であることを認め、ディーゼル車の排出ガスに規制を導入し、大気汚染の改善をはかる動きが出ています。

いち早く規制を導入した東京都でのアンケートによると、6割の人が汚染状況は改善されたと実感しているようです。

しかしながら、他のところに比べると、交通量の多い幹線道路の近くが、有害な化学物質の濃度が高い場所であることには変わりはありません。

極端ないい方をすれば、そういう場所は、強制的に発ガンを促す環境であるといえます。

ですから、健康のためには、住宅選びの際に選択肢があるなら、少々の便利よりも環境を優先するようにしたいものです。

さらにいえば、できるだけ車を利用しないで、電車や自転車を利用するなどして、自分から周りの環境を改善する努力も必要です。

14 防腐剤・ホルムアルデヒドを除去する

人類の歴史は、食べることと安全に暮らすことに多大な労力と年月を費やしてきたといえます。

近代以前は、自然界とバランスを保つことで、人間はその存在の維持を許されてきました。

しかし、人間はいつのまにか、自然界の産み出す物以外の物質を作り出すことが、自然に打ち勝ち、より安全で豊かな生活を手に入れる方法だと思い込んでしまったようです。

その結果、食べものや住む場所のために病気になってしまうという、安全に暮らせる豊かさとはかけ離れた現象が起きています。

いわゆる現代病といわれる病気のほとんどは、人類が追い求めてきた豊かさの代償となって現れたといえます。

さらに、その現代病の治療のために、また新たな化学物質を作り出すという、化学物質の連鎖からは逃れられない状況に陥っています。ここ数年、シックハウス症候群という病気が問題になっています。

新築の家や内装工事が終わったばかりの部屋に入ると、なんとも言えないイヤな臭いがしますが、その臭いは、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質 を使った建材、接着剤、殺虫剤が空中に揮発したものなのです。

その化学物質をを吸引することによって発症するのが、シックハウス症候群と呼ばれるやっかいな疾患です。

症状としては、目がチカチカする、咳、めまい、不眠、うつ、下痢、動悸、鼻血、頭痛、アレルギーなどが挙げられます。

そして、これらの化学物質には、発ガン性も指摘されているのです。この問題の最大の原因は、湿度の高い日本の気候に合わない気密性の高い住宅が増えたためだと思われます。

室内の気密性が高くなると、当然カビやダニが増えます。 それを防ぐために、防カビや防ダニ用の化学物質を含む壁紙や畳を使うようになったのです。

しかし、その気密性の高い室内に揮発した有害な化学物質が充満した状態で暮らす人間に、その影響がないはずはなかったのです。 シックハウス症候群や、化学物質過敏症は、ある一定以上の量の化学物質が体内に蓄積してから発症するようです。

在宅時間が長い主婦に始まって、幼児などが犠牲になっていきました。患者となった方々の国への働きかけの結果、やっと平成15年には、建築基準法が改正されて、ホルムアルデヒドやクロルピリホスを発散する建材の使用の一部には規制がかかるようになりました。

けれども、結局いつでも相当数の被害が出てからでないと規制されないという状況は、食品、医薬品にも通じる悲しい現実です。

シックハウスの被害から逃れるためには、防虫効果の新建材などを一切使っていない、隙間風が吹くような古い家に引っ越すしかないのですが、現実にはそうもいかないでしょう。

今できることは、有害な化学物質を含まない建材や塗料を選ぶこと、部屋の風通しを常に良くすること、汗をたくさんかいて体から化学物質を少しでも排泄してしまうことしかありません。

現代の問題の多くは、個人では根本的な解決にいたらないことが多く、今ある問題を少しずつ改善するしか対処の方法がないようです。

とはいえ、ダイオキシン、窒素酸化物、放射能、フロン、電磁波、農薬、医薬品などの様々な問題を改善するのは、専門家だけの仕事ではありません。

便利だからといって自分が今買おうとしている商品は、果して環境に良いものだろうか、と一瞬立ち止まって考える癖をつけていただきたいのです。

何かおかしいと思ったら、自分で調べて勉強することも大切です。 私たち一人一人が環境を意識して暮らすことが、何よりも被害者を少なくする方法だと思っています。

15 タバコは吸わない

さて、今日はタバコにまつわるウソから見ていきましょう。

(1)タバコを吸えば、痩せる。

→ これはウソ。

タバコに痩せる成分が入っているわけではありません。逆に日常的に起きる禁断症状のせいで、口寂しさが増します。よほどのチェーンスモーカーでない限り、間食が増えて太ります。

禁煙した直後、一時的に太る人はいますが、それは喫煙時についてしまった間食の習慣のせいであって、禁煙のせいではありません。

ちなみに、女性の喫煙率を押し上げているのは、この「痩せる」迷信のためだと思われます。

しかし、喫煙は毛細血管を収縮させますので、お肌はボロボロになります。もちろん、髪の毛にも影響しますので、薄毛の方にもダメージ大です。

(2)タバコを吸わないとリラックスできない。

→ これもウソ。

タバコを吸うとリラックスするのは、禁断症状のイライラが緩和されるからであって、タバコの成分にリラックス効果があるわけではありません。

また、タバコの煙を深く吸い込み、ゆっくりと吐き出すことが、深呼吸になっていますので、タバコなしでも深呼吸すれば効果は同じです。

(3)タバコは意志が強ければ止められる。

→ なんと、これもウソ。

タバコは現在の日本では合法ですが、タバコの依存性はヘロインやコカインに匹敵する強さを持っています。

ですから、一旦吸い出したら中途半端な決意では止められるものではありません。

現代最強の合法ドラッグといえますので、禁煙にはプロの指導が必要です。何よりも、子ども達に喫煙の習慣をつけさせない指導が肝心です。

(4)低タールのタバコなら発ガン性が低い。

→ 意外なことにこれもウソ。

最近、タールが少ない「ライト」「マイルド」と名付けられたタバコが増えましたが、決して発ガン性が低いわけではありません。

厚生労働省の調査では、表示されたタールの量が少ないほうが、発ガン物質が多いことさえあったと報告されています。

実際、タバコの煙の中には約4000種類もの化学物質が含まれており、そのうちの少なくとも60種類は発ガン性があります。また、様々な味や香りのために添加物も600種類以上も含まれています。

(5)タバコを吸うとかかるのは肺ガンだけである。

→ 当然ながらこれもウソ。

肺ガンだけでなく、あらゆるガンの80%に喫煙が関わっています。

また、一酸化炭素やニコチンは動脈効果を促進し、心臓病なども引き起こします。

近年、死亡者が急増している慢性閉塞肺疾患(COPD)は、2020年には世界的に心臓病、脳卒中に次いで死亡原因の第3位になるといわれています。

COPDの喫煙者の罹患率は、非喫煙者の6倍も高く、日本でも2002年の男性の死亡原因の第8位、女性の第14位となっています。

このように、喫煙が体に悪いことを知らない人は今はいないでしょう。現在、喫煙により、世界で毎年300万人が死亡しています。

このままいけば、2030年には年間1000万人の人が、喫煙が原因で死亡すると言われています。タバコの中には、ベンツピレン、2-ネフチルアミン、ニトロソ化合物などの60種以上の発ガン物資が含まれています。

しかも、喫煙者の周りの人が吸い込む副流煙には、主流煙よりもベンゼンで8~10倍、ホルムアルデヒドで50倍も多く含まれているのです。

受動喫煙による肺ガンの死亡者は、年間1000~2000人にものぼり、心臓病などを含めると年間2万人近くが受動喫煙で死亡しています。これは、本来死ななくても済んだはずの人たちです。

今は、乗り物や公共機関・職場などでの禁煙が進んでいます。アメリカでは1970年以降、国を挙げて禁煙に取り組み、近年肺ガンの罹患率が下降線をたどっています。

しかし、日本では喫煙者の低年齢化と女性の喫煙が増えたために、いまだに罹患率が上昇し続けていることは非常に悲しむべきことです。

肺ガンのみならず、すべてのガンは喫煙と関連しています。

お酒に強い人と弱い人がいるように、喫煙者でもガンになる人とならない人がいるのも不思議なことですが事実です。

ガンになりやすい人となりにくい人を見分ける医学的な確かな方法は、まだ発見されていません。

そういった意味では、形態異常のある、なしが、確かな判断基準になりうると私は思っています。

16 医者の処方以外の薬、漢方薬、健康食品などを摂らない

病院嫌いの薬嫌いで、検査など受けたことがないという方がおられます。

逆に、常に薬を持ち歩き、病院も大好きで、定期検診は必ず受けるという方も大勢おられます。

どちらが健康で長生きできるかというと、これは一概にはいえません。

薬嫌いの健康そうな方が突然亡くなることもあれば、いつも薬を手放さないような弱々しい方が案外長生きなさったり、ということはよくあります。最近では、無病息災よりも一病息災だ、などといったりします。

しかし、病院嫌いで薬嫌いの方のほうが、精神的には健全な感じがします。

健康のためならお金をいくらかけても惜しくない、果ては、健康のためなら 死んでもいい、などというのでは、何かに心の支えを求めているようで、不安定なものを感じます。

今回の項目の「医者の処方以外の薬、漢方薬、健康食品を摂らない」については、今までも散々書いてきましたので、ご理解いただいている方には繰り返しになります。

特に、漢方薬とガンについては、昨年6週間に渡って特集でお伝えしました ので、まだ読まれていない方は是非ご一読ください。

元々、健康は日常的に自分で作るものであって、健康食品や薬が健康を作ってくれるわけではありません。

けれども、この項目は、そんな観念的な理由でこの「21ヵ条」に入れたわけではないのです。

私が施術を通して、たくさんの方の体を診てきて出した結論です。

実際、薬や健康食品を摂っている方の体は、健康な方とは明らかに違ってい て、施術に対しての反応の出方が極めて鈍くなってしまっているのです。

何週間も継続して施術してきて、順調に回復されていたのに、ある時突然体が変化してしまっていて驚くことがあります。当然、何か理由があってのことですから、質問します。

すると、返ってくるのは「友人に勧められて○○を飲み始めました」という言葉なのです。 もちろん、病院でなんらかの疾患だと診断されて、処方される薬を飲むのは、ある意味で仕方ありません。

その治療を選択した以上、医師の指示に従うのが賢明でしょう。

しかし、素人判断で、処方薬ではない何かを飲む場合、問題が起きてもそれは自分の責任です。

ロシアンルーレットでピストルを手渡されても、ひきがねを引くかどうかは自分の意志で決められます。

同じように、それを飲むか飲まないかも、全て自分の判断で決めるべきことです。

勧めてくれたお友達には良くても、それがあなたの体に本当に安全なものである保証は全くありません。 実際、薬局や通信販売などで手軽に買える漢方薬や健康食品には、安全性に疑問のあるものが多数存在します。

現に、東南アジア原産の野菜の「アマメシバ」を粉末にした健康食品を食べて、重症の気管支炎でほとんど寝たきりの状態になっている方がいます。

障害者の認定まで受けることになったこの母娘が、製造会社や販売会社、この食品を紹介していた健康雑誌の出版社などを相手に損害賠償を求める裁判を起こしています。

これは、「血圧・血糖値が下がった!」と紹介された記事を見て、購入したもののようですが

「便秘が治った!」

「痩せた!」

「二日酔いにならなくなった!」

「髪の毛が生えてきた!」

「目が疲れなくなって、老眼鏡がいらなくなった!」

「ガンが治った!」

怪しげな健康雑誌ではなくても、大新聞の書籍紹介欄にさえ、こんな文字が踊っているのですから、信用してしまったこの母娘が特別なわけではありません。

これは全く他人事ではありません。非常にお気の毒ですが、こういうものを敢えて口にしなければ、被害にあうこともなかったのです。

海外のお土産で「○○に効く」などというものを安易に口にするのも非常に危険です。 よく目にする「痩せるお茶」などには、認可されていない医薬品が入っていることもよくあります。

こういうものの場合、何か起きても訴える先すらわからないことが多いはずです。

例え、国内で認可され販売されているものであっても、健康食品は人体実験をしてから発売しているわけではありません。

マウスやせいぜいがイヌに食べさせて、食品として問題がなければ認可されるだけなのです。

ヒトが食べ続けても、安全なものであるかどうかはわかりません。

元は野菜だからといっても、濃縮した状態で摂るのでは効果も意味も全く違います。また、何かに効くとうたっているなら、それは薬的な作用があるということです。

作用があるなら当然副作用もありますし、薬というのは、元来、毒を薄めたものですから、健康な方にとっては、薬は体内では毒にしかなりません。 薬にしろ、健康食品にしろ、未病の方が飲むべきものではないのです。

それでも、健康食品に頼りたい方、健康食品がなければ健康にはなれないという信念を持っておられる方には、こちらの本をお勧めします。

『食べ物とがん予防』―健康情報をどう読むか(文春新書)坪野 吉孝 (著)

逃げずにこちらをよくお読みになれば、評判の健康食品でも、実際には医学的に効果が実証されているわけではないのがわかります。効果がなくても、常に危険だけはつきまといます。

今、あなたにとってそれは本当に必要なものですか?

フグや生ガキはリスクがあってもおいしいものですが、食べなければ当たることもありません。

健康食品はおいしくもないのに、リスクだけが存在します。健康に関しては、「君子危うきに近寄らず」を徹底してください。

17 乳製品、肉食、外食を減らす

食生活というのは、各地域の気候や風土によって培われ、何世代にもわたって続けられてきた伝統であり文化でもあります。

中でも、日本の伝統食は、世界で一番理想的だとされてきました。

しかし、近年の流通の発達によって世界各地から様々な食材が国内で入手できるようになったことと、気軽に行ける飲食店が激増したことで、日本の食生活にも、大きな変化の時期が訪れています。

特に、肉や乳製品などを多く摂る欧米型の食事が増えたために、乳ガンや大腸ガンなどが増えたといわれています。

私達は、好き嫌いをせずに何でもバランス良く食べなさい、と学校でも家庭でも教えられてきました。

それは、偏食すると栄養のバランスが崩れ、様々な病気になることがわかっているからです。

それでは、偏食さえしなければ健康でいられるかというと、そういうわけにもいきません。

健康食品の項目でもお伝えしましたが、現代の科学のレベルでは、何かを摂ることで健康になるとは保証できないのです。 現代は、飲料水を含むあらゆる食品に化学物質が含まれています。

その化学物質の中には、発ガン性の高いものも多数含まれています。牛乳を飲めばカルシウム、肉からはタンパク質というように、単純な栄養学の観点だけで食品を選ぶわけにはいかない時代なのです。

ですから、できるだけ化学物質を摂らないことが、病気にならない方法だと私は考えます。 そのためには、出所のはっきりしないものを食べる機会を極力減らすことが肝心です。

たとえば、<家庭での食事>なら、

1:買ってきたばかりの新鮮な食材

2:バランスを考えての調理

3:食事

この3ステップで食事が可能です。

それに対して、<一般的なチェーン系の飲食店での食事>では、

1:いつ、どこで採れたものかもわからない食材

2:保存料などを添加した上で、輸送のために冷凍

3:工場などで調理のために解凍

4:様々な添加物を加えて調理

5:飲食店などに向けて出荷のために見た目も整えて、また冷凍

6:やっと飲食店に到着、解凍

7:電子レンジなどで最終調理・加熱

8:食事

となって、当然ながら、こんな食事からは栄養素の摂取など到底期待できません。

これでは、カロリーはあっても、食べ物の形をしただけのカスを食べていることになります。

栄養素が失われているだけならまだしも、さまざまな過程を経ている分、事故が起きる可能性が増すことも否定できません。

また、営利目的のお店では、安上がりで、手間もかけずにボリュームを出せるので、肉を使ったメニューが大半です。

元となるウシ、ブタ、トリなどの畜産物は、成長のためにホルモン剤を、病気にならないために抗生物質を投与されて薬漬けで育っていますので、肉食 が増えれば増えるほど、それらの化学物質を摂る機会も増えます。

そもそも、飲食店というのは、できるだけ安く仕入れた食材で、ボリュームを出すのが大事なことであって、安全性や健康に関してはほとんど考えないのが普通です。

私は、養豚場を営む方から、自分の家庭用に育てたブタ肉をいただいたことがあります。それは、今まで食べていたものとは全く比較にならないほどおいしかったのを覚えています。

農家の場合でも、自家用と出荷用とでは畑を分けていると聞きますが、飲食店の料理や加工食品の味付けが、やたらと油っこくて甘くて濃いのは、この素材の味の違いをごまかすためではないかと思います。

「素材の味を活かして薄味」にしたのでは、飲食店は成り立たないということです。

そういう実状から見ても、できる限り外食を減らすことが、体内に化学物質 を摂り込む機会を減らし、自分の健康を守る近道だといえるでしょう。

18 農薬のかかったものをできるだけ食べない

広辞苑を見ると、農薬とは農業用の薬剤で、用途によって殺虫剤・殺菌 剤・除草剤・植物生長調整剤・殺鼠剤・忌避剤・誘引剤、および補助剤としての展着剤などがあると書いてあります。

しかし、農業用とは区別されているものの、同じ成分を含む薬剤は、ごく一般の家庭にも、ゴキブリ・蚊などの殺虫剤、虫除けスプレー、シロアリ駆除剤や防虫加工のタンス、カーペット、畳などの形で多数普及していて、非常に身近な存在です。

農薬は人間にとって有益だからこそ、これだけ生活に密着しているわけですが、いうまでもなく、大半の農薬は人体には有害です。

農薬に含まれる化学物質は、発ガン性や催奇形性ばかりでなく、最近では、パーキンソン病や脳腫瘍などとの因果関係も指摘されています。

日本人にはおなじみのDDTやPCBなどのように、現在では国内での使用を禁止されているのに、海外では依然として使い続けられている農薬もあります。

そういう農薬漬けの海外育ちの作物が、日本の農家には太刀打ちできないほどの安価で大量に輸入されて、気付かぬうちに私たちの家庭の食卓にのっているのです。

さらに、許可されてない危険な農薬を使う農家や、販売店での表示や産地の偽装などの事件も跡を絶ちません。

農薬は農薬取締法に基づいて規制されていますが、これも抜け穴だらけのザル法だといわれており、日本の食の安全はあまり保障されていないのが現状です。

しかし、この問題は命に関わることですので、国からの厳しい対応を希望します。

そんな中、完全に農薬から身を守ろうとしたら、人里離れたところで自給自足するしかないとしても、実際問題としてそういうわけにもいきません。

そこで、私たちにできることは、

・表示が信用できる店で、できる限り農薬の使用量が少ないものを買う。

・輸入品にはポストハーベスト(収穫後の農薬散布)の問題もあるので、国産のものを買う。

・野菜や果物を食べる前には、水で表面をよく洗い、皮は厚めにむく。

・調理するものは、一度ゆでこぼしをしてから使う。

・加工品や外食は素材に安心できないので、極力食べない。

・季節はずれのものは食べない。

(特に、温室物は農薬の残留濃度が高いといわれているので避ける)

などでしょう。

これらは、自給自足に比べると消極的ではありますが、長い年月が経つと大きな差を生むはずです。

この世には、すべての毒を帳消しにしてくれるような薬も健康食品も存在しませんので、こういった地味な努力の積み重ねで自衛するしかないのです。確かに、農薬などの化学物質に対して、我々は悲観的過ぎるという研究者もいます。

しかし、治療薬の場合と同様、今まで安全だったものが、ある日突然有害だと発表されるといったことは、私たちは何度も経験していますので、安心できません。

農薬の使用を制限することは、自分や家族の身を守るだけでなく、次世代の人間に受け継がれる地球という環境を守るためにも、重要なことだと思います。

もちろん、あれもダメこれもダメ、とあまり深刻に考え過ぎてしまっては、食べる喜びからは遠ざかってしまいますので、逆に不健康なことは否めません。

農薬や遺伝子組換え作物などについては、日頃から関心をもって勉強しながらも、神経質にはならない範囲で、できる限り食材選びや調理の手間を惜しまないのがポイントです。

私たちは、農薬のおかげもあって飢えからは解放されましたが、別の意味で、楽ができない時代に生きているのだという自覚が必要なようです。

19 添加物の多い食品をなるべく食べない

この「添加物の多い加工食品を食べない」という表現は、少しわかりにくいですよね。

これは、添加物の少ない加工食品を食べましょうという意味ではなく、添加物が多いので、加工食品自体を食べないようにしましょう、という意味なのです。

食品添加物には、大きく分けて、石油製品などを原料として化学合成して作られた合成添加物と、天然に存在する植物などから特定の成分を抽出した天然添加物との2種類があります。

食品の場合、天然だから安全だともいえないのが怖いところですが、合成の添加物のほうが、問題はより深刻です。

合成添加物に含まれる化学物質は、自然界には存在しない物質なので消化しにくく、体内に蓄積していいくものもあって、それが細胞や遺伝子に作用し、ガンや奇形、アトピー性皮膚炎、不妊などへの影響が問題となっているのです。

以前、日本人は年間で4kgもの添加物を摂取しているというデータが出て騒がれていた時期がありました。

この数字が正しいか正しくないかは別にしても、確かに、人類史上こんなに合成の化学物質を摂取している時代はありません。食品は、時間が経てば色が悪くなり、カビも生えますし、腐ります。

それを漂白剤や着色料で見た目をキレイにし、防カビ剤や防腐剤で、長期間保存できるようにするのが食品添加物です。

目に見えて色の悪いものは売れないから着色するわけですし、高い天然原料を使うよりも、簡単で安く製品にできるから合成の添加物を使うわけです。

しかし、これらは私たちの体には、本来必要のないものです。

保存料にしても、食品を買ったらすぐに食べる、という当たり前のことさえできていれば、ほとんど必要ありません。

製品は、製造・販売する側の利益を優先して作られていますが、キレイなほうがいい、腐らないほうがいい、自分で作るよりも加工食品のほうが安くて手間もかからない、という消費者が多いから、添加物だらけの現在の状況がうまれているのです。

このことを私たちは反省しなければいけません。

また、添加物だけの問題なら、私は表示を見て買ってるわ、という方は、「キャリーオーバー」と呼ばれる添加物の存在をご存知でしょうか。

身近なパンを例にとると、原料にバターと書いてあった場合、このバターにたっぷりと酸化防止剤や乳化剤などの添加物が入っていても、パンの製造者が添加したものでなければ、それを表示する義務はありません。

つまり、表示されていないから添加物が入っていないわけではないのです。

一般の消費者には、そういった「キャリーオーバー(持ち越し)」の添加物まで表示から見抜くことはできません。

ですから、加工食品を食べ続ける限り、表示をチェックしただけではわからない添加物を大量に摂り続けることになるのです。

添加物の危険度については、専門家でも意見の分かれる場合があります。もちろん、医薬品や農薬、排気ガスなどによる環境汚染や水質汚染なども含めての複合的な問題ですので、食品添加物だけと様々な病気との因果関係を科学的に実証するのは非常に困難です。

しかし、ガンの増加やアトピー性皮膚炎、不妊、奇形児の増加と、化学物質の摂取量とが比例しているのは紛れもない事実です。

近年、日本では不妊治療を受けている方が増えていますが、人類はどんなに自然環境が変化して食糧事情が悪化しても、子孫だけは残してきました。

現在でも、飢餓に苦しむ発展途上の地域では、たくさんの子どもが生まれ続けているというのに、世界でも有数の豊かさを手に入れたはずの日本では、子どもができない体の人が増えているのです。

不妊というのは、生物としての最も重要な機能が侵されていることだといえます。

これは、人類にとっては非常事態です。

戦後の日本が、世界一ともいわれる経済力を手にして得たものがこれでは、あまりに悲しすぎるではありませんか。

加工食品は食べ物の形をしていても、お腹が膨れてカロリーが摂れるだけで栄養摂取にはなりません。

加工食品を買うと、栄養価は低くなる一方で危険性は極端に高くなります。

できるだけ近くで採れたものを、できるだけ採れたままの素材の状態で購入するのが、私たちが化学物質から身を守るために残された、唯一ともいえる方法なのです。

20 同じメーカーのものを食べ続けない

引き続き添加物に関するお話です。

調味料だけでなく、食べ物、飲み物全てに言えることですが、同じメーカーのものばかり摂っていると、そこに含まれる添加物・農薬など特定の化学物質を継続して大量に摂ることになります。

同じメーカーのものばかり食べないようにするのは、メーカーが意図的に入れる物質を摂らないようにするためだけではありません。

森永砒素ミルクやカネミ油症事件などの例を挙げるまでもなく、食品事故のリスク分散のためでもあるのです。

加工食品は食べないように気をつけている人でも、調味料や飲料は盲点になりやすい部分なので気をつけたいところです。

飲み物は食べ物ほど飽きが来ないせいでしょうか、毎日習慣的に飲み続ける方が多いのが気になります。 毎朝同じ缶コーヒーを買っているサラリーマンの方も目に付きます。

最近、健康のためにと称して、様々な化学物質が意図的に添加された商品が増えていますが、普段健康に気を遣ってない人に限って、こういったものを免罪符的に口にする習慣があるようです。

健康飲料と言っても、@@ニンとか、@@キンだとかが入ったお茶などは、化学物質の固まりのようなものです。

その味が好きで、飲みたくてたまらないのなら仕方ありませんが、好きでもないのに、メーカーの宣伝を鵜呑みにして、わざわざ必要のない化学物質を摂ってしまうのはナンセンスです。

また、「特定保健用食品」だからといって、人体実験をしてから販売されているわけではありません。

ある特定の成分が体に良いといっても、その物質を継続して大量に摂取した場合、人体にどのような影響を及ぼすのかはわかっていません。

人体は絶妙なバランスで健康を保つようにできていますので、人工的に抽出した成分だけを摂ると、このバランスを崩してしまいます。たかが現在の科学で解明したぐらいのお粗末な根拠では、体に良い成分を摂ることが、本当に体に良いとは言えないのです。

何度も書いてきましたが、国が体に良いと判断したにしろ、悪いと判断したにしろ、安全性を考慮した上で使用の基準を設けているから安心だと思ったら、それも相当認識不足だと言わざるを得ません。

実際、発ガン性が疑われる添加物を使った食品は、店頭にたくさん並んでいます。もちろん、それらの添加物は人体に安全なものしか使用できないことになっています。

しかし、何年も使用され販売された後で、危険性が判明して使用禁止になるのはよくあることで、調味料や飲料を含めた食品の状況は、今までお伝えしてきた医薬品や農薬と同じです。

また、国が設ける基準や表示には、常に色々な団体から圧力がかかっていますし、外国からは強烈な政治的圧力もかかります。

そういう場合、圧力がかかれば規制を緩め、表示もあいまいなものにするといった傾向があります。つまり、国の安全基準というのは、決して私たち消費者のことだけを考えて作られているわけではありません。

家族を守るお父さんやお母さんのように、国は国民の健康を守ってくれるはずだというのは幻想に過ぎないのです。

栄養が足りないから不健康だ、もっと栄養を摂らなければいけないと思っている方が多いようですが、江戸時代の日本人は、今の栄養学でいえば栄養が片寄って粗食でした。

それでも、外国から調査に来た研究者が驚くほどの体力と持久力をもっていたのです。

当時の平均寿命にしても、衛生などの問題で乳幼児の死亡率が高かっただけで、実際の寿命は決して短くはありませんでした。これは、日本人にとっては、日本で昔から食べていたものが体に良いということです。

しかし、それでは食品会社は成り立ちません。

どんどん新しい商品を開発して売っていかなければ、大規模な経営はできないのです。その歯車に組み込まれてしまっているのがマスコミです。

スポンサーの不利益になることはマスコミは絶対に報道しませんから、マスコミの情報を基準にしていては消費者の判断は狂います。

しかし、メーカーが悪い、国が悪い、マスコミが悪いと言っているだけでは現状は変わりません。

私たち消費者の意識が変わらなければいけないのです。

食品に関しては、極力化学物質を摂らないように、ある程度自分で毎日チェックして選択することができます。消費者が添加物の入ったものを選ばないようにしていれば、メーカーも変わっていくはずです。

そのためには

・私たちは、元々は健康な体をもっている。

・栄養は、日々の食事から摂ることが大切である。

・現代人の健康は、不要なものをいかに摂らないかにかかっている。

この認識が重要だと思っています。

21 無理なダイエットをしない

あなたはダイエットしてますか?

本来、ダイエット(diet)は、日常の飲食物を意味しますが、日本では減量を意味するようになっています。

さて、あなたは今、本当にダイエットの必要があるのでしょうか?

ダイエットの必要があるといえば、肥満ですね。

ご存知のように、肥満とは体脂肪率の高い状態をいいます。

体脂肪率は、男性では10~20%、女性では20~30%が適正とされていますが、体脂肪率や体重で、その人の健康を計ることはできないと私は思っています。

統計によると、欧米人の場合は体脂肪率と死亡率が比例していますので、体脂肪率のチェックは重要です。

しかし、日本人の場合は、体脂肪率と死亡率が、ほぼ反比例していることはご存知でしょうか。

意外なことに、日本人の場合は太っている人のほうが死亡率が低いという統計結果が出ているのです。

痩せているのは体力がないことを意味しますので、痩せすぎは決して健康ではありません。

体力がないと感染症にかかりやすくなりますので、小太りの状態がいちばん健康だという医者も増えてきました。

このように、日本人と欧米人の統計結果が逆であることから見ても、あくまでも、その人の健康にとっての適正な体型には個人差があるはずだ、と私は思っているのです。

もちろん、肥満が良いわけではありません。

肥満していると、動脈効果、高血圧、糖尿病などの生活習慣病になりやすいとされていますし、子宮体ガン、乳ガン、甲状腺ガン、大腸ガンなどのリスクも上昇します。

しかし、肥満だからダイエットしなければ、といって、食べたいのを必死に我慢して、市販のダイエットフードなどで無理なカロリー制限をすると、必ず失敗します。

その反動で、今度は過食に走って体重や体脂肪が増えます。

この状態をリバウンドといいますが、このリバウンドを繰り返すと、自律神経の働きが狂います。

そのため、胃腸の働きが悪くなったり、便秘になったりして、生理機能全般の働きが低下し、病気になりやすくなります。

また、脳の視床下部は、交感神経を通じて脂肪組織に指令を送って、エネルギーをどう燃焼させるかを調節していますので、交感神経を含めた自律神経の働きが狂うと、この調節機能も狂います。

そうすると、エネルギーが不完全燃焼の状態に陥って、体内で活性酸素が発生します。

これが、ガンの発生要因を作ることになってしまうのです。

健康のためには痩せればいいというのも、ダイエットにはカロリー制限さえすればいいというのも間違った神話です。

肥満の仕組みは単純です。

食べる量よりも体を動かす量が少なすぎるということです。

現代は、乗り物が発達して自分の足で歩いて移動する必要が極端に減りました。

また、食べ物を全部自分で育てたり、採って来たりする必要もないので、労働量も極端に軽減されています。

そんな私たちが、昔の人よりもたくさんのカロリーを必要とするわけがないのです。逆に、昔の人たちよりも粗食で十分なくらいです。

昔の日本人は肉食はしていませんでした。私たちも、ダイエットするなら、まず肉食を減らしましょう。

それから、やわらかいものばかり食べていると、噛む回数が減って満腹中枢が中々働きませんので、どうしても必要以上に食べ過ぎてしまいます。

それを防ぐためには、よく噛まないと飲み込めないような、できるだけ固いものを食べましょう。

後は、テクテク歩いて移動するのが、いちばん理想的なダイエット法です。そうしていれば、十分健康でいられます。

まとめ

以上が、背骨の歪みやズレを予防するための健康21ヶ条です。

最初にも伝えていますが、これらの事を全て回避する事は難しいですし、全部一気に行おうと思っても無理が生じます。

大切なのは、今の自分の生活を振り返って少しでも悪い習慣を減らしていき、良い習慣を1つでも取り入れていきましょう。

背骨の歪みやズレを予防するのは、健康に繋がる第1歩です。

モルフォセラピーの健康21ヶ条を参考にして頂き、健康を自分の手でコントロール出来るように頑張りましょう!

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【診療時間】

船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、

スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。

毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。

様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。

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