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船橋市海神にある海神駅前整骨院です。
今日は当院に産後に尾てい骨が痛くなり、当院にご来院され改善した患者さんの1症例を紹介します。
産後に尾てい骨が痛くなったという患者さんは多いです。
何故、産後に尾てい骨が痛くなってしまうのか?を患者さんの症例と共に説明しました。
産後は様々な体の変化や痛み、疲労の蓄積など、大変多くの悩みを抱えやすいです。
少しでも産後の体の悩みをお持ちの方にご参考になれれば幸いです。
妊娠中・産後に尾てい骨が痛くなる原因とは?
産後に尾てい骨が痛くなったという患者さんは多いと思います。
また、妊娠中にも座っていると尾てい骨が痛いという方も多いです。
これには理由が明確に存在しております。
ただし、仙骨脊索腫や馬尾腫瘍という病気も場合によっては存在している可能性もあるので、尾てい骨の痛みがあってそちらの方も気になるという方は一度病院に行かれた方が良いです。
病院に行っても何にも異常なしと診断を受けた方で尾てい骨の痛みの原因は以下の事があげられます。
- 反り腰が強い
- 骨盤のズレが強い
- 仙骨・尾骨のズレが強い
- 腰椎のズレが強い
- 姿勢が悪い
- 座り方が悪い
が主な原因となります。
これらの原因は何も一つに限定されたものでなく、2つ3つ4つと原因が合わさって起きているものが多いです。
特に当院に来院された患者さんで共通して言える原因の一つに【反り腰】と【骨盤のズレ】がほとんどの患者さんにみられます。
この2つが改善すれば、今回の患者さんもそうでしたが尾てい骨の痛みは改善する傾向にあります。
では、何故妊娠中や産後に尾てい骨が痛むのかを説明します。
妊娠中や産後に【反り腰】【骨盤のズレ】になる理由
先ほども説明をしましたが、尾てい骨が痛むという人には【反り腰】と【骨盤のズレ】が両方強くなっている方が多いと説明しました。
これは、妊娠中と産後に多く見られます。
妊娠中、お腹に赤ちゃんが大きくなってくればくるほど、お腹を突き出すような姿勢になっていきます。
これは、赤ちゃんを支える為に自然と【反り腰】の状態になっているのですが、この【反り腰】の状態が長く続いたり、あまり体を動かさないでいると【反り腰】の状態で体が固くなっていきます。
【反り腰】の状態になると股関節が内旋位の状態(内股)になっていくので、お尻を突き出しているような【骨盤のズレ】も生じていきます。
そうなると、写真の尾てい骨の部分が突き出されるような形になって、周囲の筋肉や関節、靭帯が固まってしまうことで妊娠中でも座っていても尾てい骨が痛いというような状態に陥ってしまいます。
また、産後でも妊娠中に【反り腰】【骨盤のズレ】が生じているとすぐには元の状態に戻らないので、症状が出てしまうという事が多くなってしまうのです。
今回の患者さんの状態
今回の患者さんも【反り腰】【骨盤のズレ】が著名にあり、更に腰椎のズレや頚椎・胸椎のズレもあり、尾てい骨の痛みのみならず、首肩痛、腰痛も併発しているような状態でした。
今回の患者さんの尾てい骨の痛みは、座っている時に尾てい骨が当たって痛いというような症状でした。
【反り腰】に対しての施術は腰から足にかけての固まった筋肉や関節をほぐすように行います。
【骨盤のズレ】に対しての施術は、骨盤のズレがあるとその上の腰椎という腰の骨のズレも併発している事が多いので、腰椎・骨盤の矯正を行います。
動画は当院で行なっている骨盤調整のやり方です。
今回の患者さんは、首肩痛もあったので、頚椎・胸椎と全ての背骨と骨盤のズレに対して調整を施しました。
施術後には尾てい骨の座っている時に痛みは消失し、3回目の来院時には尾てい骨の痛みは無くなっており、首肩痛、腰痛に対して施術を行なっていきました。
妊娠中・産後に尾てい骨が痛くなってしまった方への対策
産後に尾てい骨が痛くなってしまうと座って赤ちゃんのお世話をするときなどに痛みで不快な思いをしてしまいます。
また、【反り腰】や【骨盤のズレ】は尾てい骨の痛みのみならずに
- 腰痛
- 坐骨神経痛
- 股関節の痛み
- 膝の痛み
- 足首の痛み
に繋がりやすくなってしまうので、放置していくのも宜しくありません。
【反り腰】【骨盤のズレ】自体は大なり小なり全ての人に起こりうる問題ですが
妊娠中はあまり十分に体を動かせずにそのまま周りの筋肉や関節、靭帯が固まってしまう事で尾てい骨の痛みや体の様々な痛みを生み出します。
産後は、育児や睡眠不足、運動不足などで、周りの筋肉や関節、靭帯が固まってしまう事で尾てい骨の痛みや体の様々な痛みを生み出します。
なので、対策として、妊娠中でも産後でもよく【ウォーキング】をする事が大切になっていきます。
ウォーキングは一番体に負荷が少なく、【反り腰】【骨盤のズレ】がある状態で固まってしまった筋肉や関節、靭帯に対して有効的に動かす事ができて固まってしまうのを防止できる効果があります。
座り方やクッションなどで一時的に対処できる方法もありますが、根本的に対策をしていくのであれば、ウォーキングを一日30分行い、【反り腰】【骨盤のズレ】によって固まってしまった筋肉や関節、靭帯を和らげていく事が重要です。
一日30分わざわざ歩く事が面倒という方もいらっしゃると思いますが、コストもかからずに、誰でも出来る事なので、今後の更なる体の不調を考えればとても大切なのです。
それでも中々尾てい骨の痛みが解消されない方はセルフ骨盤調整を行なって見てください。
以下の動画がセルフ骨盤調整です。
セルフ骨盤調整なので、うまくいったりいかなかったりする事もあると思いますが、これで上手く行けば、ご自身でもある程度の痛みは軽減させたりできます。
それでも上手く行かなかった場合は、当院でも今回の患者さん同様にしっかりと施術をして、セルフ骨盤調整や対策を指導いたしますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
- 妊娠中・産後の尾てい骨の痛みは【反り腰】【骨盤のズレ】の原因が多い
- それ以外にも、腰椎・仙骨のズレなどが関わっている
- 妊娠中や産後は自然と【反り腰】【骨盤のズレ】が生じやすい
- 【反り腰】【骨盤のズレ】がある状態で体を動かす事が少なくなると周囲の筋肉や関節、靭帯がそのまま固まってしまい尾てい骨の痛みを誘発してしまう
- セルフで改善していくには、ウォーキングやセルフ骨盤調整が大切
- それでも良くならない場合は、早めに施術をした方が後々の体の様々な不調を防げるので、我慢しない方が良いです
- 尾骨が痛い他の患者さんの症例ブログもご参考にしてください→https://kaijin-seikotuin.com/blog/bikotu/、https://kaijin-seikotuin.com/blog/bikothu/
- 産後骨盤矯正についても記事があるのでご参考にしてください→https://kaijin-seikotuin.com/blog/sangokotubankyose-2/、https://kaijin-seikotuin.com/blog/sangokotubankyose/
【診療時間】
船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
海神駅前整骨院
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