いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は頚椎のズレから頭痛が起こるメカニズムについて説明しました。
頭痛は、現在多くの国民が頭痛で悩まされている方が増えております。
頭痛と聞くと、脳の疾患や、がんなどの心配をされる方が多いと思います。
しかし、病院に行っても検査で異常なしと診断をされて、薬などで様子を見るも症状は変わらないという方は多いと思います。
そこで、今日は少しでもそのような方の参考になればと思い、ブログを書きました。
この記事が少しでもお役に立てられれば幸いです。
頭痛の種類
頭痛といっても様々な種類があります。
- 緊張型頭痛
- 偏頭痛
- 群発頭痛
- 危険な頭痛(くも膜下出血、髄膜炎頭痛、脳出血、脳腫瘍、硬膜下血腫)
に分けられます。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、筋肉の緊張している事によって、脳への血流量が減少して頭痛が発生します。
また筋肉が緊張状態にあり、血流が悪くなってしまう事で発痛物質などが蓄積され起こるとも言われています。
要約すると、筋肉が緊張して血流が悪くなる事で起こる頭痛です。
偏頭痛
偏頭痛は緊張型頭痛と違う点で言えば、血管が拡張して発生する頭痛と言えます。
脳の血管が拡張する要因はまだ、医学的には証明されていませんが、脳の血管が急激に拡張することで起こると考えられています。
血管が拡張する事で三叉神経が刺激され、ズキン、ズキンと血管が拍動する痛みが出ます。
群発頭痛
群発頭痛は、非常に珍しい頭痛と言われております。
群発頭痛のメカニズムも医学的にははっきりとされていません。
しかし、この頭痛の特徴は1年に1回、突発的に非常に痛い頭痛が続きます。
原因不明なのですが、アルコールを飲酒した後などに出ることもあるそうです。
しかし、私自身は14年この業界にいますが、まだ出会ったことがありません。
おそらく、酷い頭痛なので、患者さんは病院に行かれているのでは無いかと思います。
危険な頭痛
危険な頭痛は内科的疾患で発生している頭痛です。
おそらく、患者さんは頭痛が出ていると内科的疾患で頭痛が出ているのでは無いかと心配をされる方が多いと思います。
頭痛といえど、この内科的疾患があるか無いかを判断出来るのはお医者さん以外にありません。
私たちもたかが頭痛と侮れない所はこの内科的疾患での頭痛です。
なので、ご心配な方は病院で一度診察を受けた方が良いです。
緊張型頭痛が頭痛の中でも最も多い
先ほど頭痛の種類で4種類を上げましたが、危険な頭痛を除いて残りの3種類の頭痛の割合は緊張型頭痛が最も多いとされています。
緊張性頭痛(きんちょうせいずつう、tension headache, tension-type headache)、あるいは緊張型頭痛は、頭痛の最も一般的なタイプである。痛みは首・後頭部・眼・体のその他の筋肉に広がっている。緊張性頭痛は頭痛のタイプの約90%を占めている。人口の約3%は慢性的緊張性頭痛を持っている。
ウィキペディア(Wikipedia)
割合は70〜90%と幅はありますが、頭痛の種類の中でも緊張型頭痛が最も多いです。
しかし、患者さんの中には偏頭痛と緊張型頭痛を一緒に併発している方もいらっしゃいます。
また、病院によっては偏頭痛と診断をされたり、違う病院では緊張型頭痛と診断を受けたりと、診断がまちまちな場合があります。
この場合はどう見分けるのか中々難しいと思いますが、簡単にセルフで判断出来るやり方もあります。
緊張型頭痛と偏頭痛の見分け方
緊張型頭痛
緊張型頭痛は血管が収縮して発生すると言われています。
なので、血管を拡張するようにしていけば、自ずと頭痛は和らぎます。
緊張型頭痛の場合
- お風呂に入る
- 運動する
などの体を温めることで頭痛が少しでも和らぐなら緊張型頭痛の可能性が高いです。
しかし、強い筋肉の緊張がある場合は、中々変化しないので絶対的な判断材料にはなりません。
偏頭痛
偏頭痛は血管が拡張して神経を圧迫してしまうことで発生するとされています。
なので、偏頭痛の場合は逆に
- お風呂に入る
- 運動する
事によって逆に頭痛が悪化するはずです。
しかし、これも絶対的な判断材料では無いのですが、簡単な参考にはなります。
しかし、当院では病院で緊張型頭痛と偏頭痛と診断された患者さんがどちらも改善しております。
それも、頚椎のズレを解消するだけで頭痛はその場で治るのです。
それは何故かを解説していきます。
頚椎のズレが頭痛に繋がるメカニズム
緊張型頭痛、偏頭痛共に、頚椎のズレを解消してあげると頭痛は良くなっていきます。
では、何故頚椎のズレが関与しているのかを解説します。
緊張型頭痛の場合
頚椎というのは首の骨の事をいうのですが、頚椎の骨の横には脳に続く血管が通っております。
頚椎という首の骨がズレる(捻れるように)事によって血管を圧迫してしまいます。
血管が圧迫される事により、筋肉への血液供給が阻害され筋肉も硬くなってしまいます。
そうすると血液は脳内にスムーズに供給されにくくなってしまいますので、脳が酸欠状態に陥り頭痛を発症しやすくなってしまいます。
これが緊張型頭痛を引き起こす要因なのです。
偏頭痛の場合
頚椎から血管と一緒に神経も走行しています(図の黄色いのが神経)
頚椎がズレている事で神経も圧迫してしまいますので、神経痛のような頭痛が発生しやすくなります。
偏頭痛の場合ズキンズキンと痛みが走ると言われおりますが、頚椎のズレが神経を圧迫してしまう事でこのような頭痛を引き起こしやすくなります。
血管を拡張するとズキンズキンと痛む理由ですが、神経は血管と隣り合わせで走行しているので、血流が良くなることで血管の拍動と共に神経を圧迫してしまう事から偏頭痛が起こるのです。
緊張型頭痛も偏頭痛も頚椎のズレが関与している
以上の事をまとめると
緊張型頭痛は頚椎のズレによって筋肉が固まり、血流が悪くなる事で発生する。
偏頭痛は、頚椎のズレによって神経が圧迫され、そこに血管が拡張されると血管の拍動で神経痛のような頭痛が発生する。
という事です。
緊張型頭痛が、多い理由は頚椎のズレが初期段階の場合、筋肉が固まるだけで済むので起こるものと考えられます。
しかし、筋肉がどんどんと硬くなっていくと頚椎のズレが強くなっていき、神経の圧迫も強くなる事で、神経痛のような偏頭痛に発展するのではと考察されます。
なので、患者さんによっては、緊張型頭痛と偏頭痛を両方患っているという患者さんがいるのです。
両方、患っている患者さんの頭痛はとても辛く、日常生活に支障を与えてしまいます。
緊張型頭痛の場合は、運動したり、温めたりするだけでも緩和するのですが
両方患っていると、緊張型頭痛は軽減しても、偏頭痛はかえって悪化します。
このような方の場合は頚椎のズレをしっかりと解消してあげないと、自分自身でどうにかなるレベルでは無いという事なのです。
また緊張型頭痛も長年放置したりすると、軽い運動や温めでは解消されなくなっていきます。
大事なのは、頭痛が発症してから対処するのではなく、日頃から適度な運動や睡眠などを心がけて筋肉を固めない、骨のズレを予防することが大切なのです。
まとめ
- 頭痛には種類がある
- 最も多いのが緊張型頭痛、次に偏頭痛
- 緊張型頭痛も偏頭痛も頚椎のズレが関与している
- 危険な頭痛(内科的疾患)もあるので、一度病院で検査してもらうのは大切です
- 長年の頭痛は簡単なセルフケアでは中々良くならず、頚椎のズレを解消してあげることが大切
- 頭痛になってから対処するのではなく、日頃の運動や睡眠など生活リズムをしっかりと規則正しくするのが重要
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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
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