いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
本日は中学生の女の子でバレエ中に腰が痛いという事で当院にご来院頂いた症例をご紹介させて頂きます。
どのように痛めたか?
バレエダンス中に過度に腰をそった際に痛めたとのことでした。
次の日になり痛みがどんどん増し、来院という状態でした。
早速検査をしていくと前に屈むのがとにかく辛いという状態でした。
他の動きは何とか大丈夫との事です。
バレエをやっている子は柔軟性も高く、体を痛めるイメージもない方が多いと思いますが
柔軟性が全体的にあっても一部でも身体に悪いところがあると体は正直に反応します。
今回の患者さんも昔、股関節を怪我していて、股関節が変形しているとの事でした。
病院では変形性股関節症を診断されたそうです。
しかし、股関節自体は硬くない状態でしたが、腰椎の一部分だけが硬くなっており、その一部分の腰椎だけがズレている状態でした。
その他の部分は柔軟性もしっかりとあるし、姿勢の崩れも悪くありません。
でも、腰椎の一部分だけがズレて筋肉も一部そこのズレている所だけが固まっている状態でした。
おそらく、腰を反る際にたまたま、勢いよく動いて、骨のズレが発生したのではないかと考えられます。
施術で行なった事
原因と思われる部分が2点だけだったので
腰椎がズレて固ってしまった筋肉をほぐし、腰椎のズレを矯正しました。
痛みが10→4まで軽減しました。
大分、骨のズレと筋肉の硬さが回復したので、今日の治療はここまでにして後日痛みを確認しました。
2日後に確認すると痛みは消失し、バレエも行っても大丈夫とのことでした(^◇^)
元々からだの柔軟性があったのでポイントを絞って治療すれば回復も早いケースの一つでした。
スポーツや習い事をしている子へ
学生でスポーツを頑張っている子は多いと思います。
しかし頑張っていて体に不具合が出ているとパフォーマンスや練習が十分に出来ません。
今回みたいに、柔軟性はあっても細かい骨のズレがあるだけでも痛みは発生してしまいます。
特に今回のケースは、病院では変形性股関節症と診断されていたので、手術を勧められるケースもあります。
しかし、変形性股関節症が今回は原因ではなく、腰椎のズレが原因だったと結果からは考察できますので、それが手術をして大事な時期を棒に振ってしまう可能性もあったのですから施術をして改善できて良かったと思います。
少しでも身体に不具合がある場合は、放置せずにしっかりと対処して練習や試合に臨めるように、気をつけていきましょう!
【診療時間】
当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。
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