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今日は「交通事故の過失割合とは?【どのように決めるか解説します】」について記事を書きました。
結論から言うと
保険会社の担当者が過去の交通事故の判例を基準として決定していきます。
過失割合についてオカシイだろうと思う内容の事もあると思いますが、過去の判例を基準として決めているので、絶対ではありませんが平均的な数字として判断しています。
交通事故加害者も被害者も交通事故での過失割合について知っておく事で、揉め事や納得いかない事などを他人任せにせずに自分で行動出来るようになるので今日の記事をご参考にしてください。
本記事を読む事で解る事
- 交通事故の過失割合ってどういうものか解る
- 交通事故の過失割合は誰がどのようにして決めているか解る
- 過失割合に納得がいかない場合はどうすれば良いか解る
- 過失割合の重要性が解る
交通事故の過失割合とは
簡潔に要約すると交通事故が発生した時の責任の割合のことを言います。
ただし、加害者が100悪いと思っていても、実際には被害者側も何らかの過失があることが多く、80:20だったり、90:10だったり、もしくは60:40だったりします。
交通事故で、どちらかに全部の責任が及ぶことは非常に稀です。
交通事故の過失割合って何に重要なのか
では、この過失割合は交通事故においてどういう事に関係してくるのか?
損害賠償請求
に関して重要になってきます。
過失割合が90:10と60:40の場合だと損害賠償額が変わってきます。
被害者でも過失割合により、その分だけ過失相殺という仕組みで損害賠償額が減額されたりします。
過失相殺とは
相手方の過失分を損害賠償額から相殺することです。
簡単に例えると
被害者:「100万円損害賠償しろ!」
加害者:「被害者にも悪いところがあるんだから70万円が妥当だ!」
加害者→被害者に対して「被害者にも30万円の過失があると思う、30万円は減額だろう」という感じです。
これを、過失相殺といいます。
交通事故の過失割合は誰が決めるの?
過失割合は警察がやるイメージだと思いがちですが、違います。
交通事故の過失割合を決めるのは、
当事者の保険会社の担当者
です。
ただし勝手に過失割合を決めるのではなく、当事者にも確認をするので、当事者が納得したら決定になります。
保険会社の決めた過失割合に納得できずに解決しなかった場合、裁判になりますので、その場合は最終的に裁判官が決定を下すという流れになります。
過失割合を決める基準は何?
双方の保険会社の担当者が過失割合を決めていくのですが、保険会社さんが勝手に個人の判断で決めている訳ではありません。
過失割合を決めるのには基準が存在してます。
その基準というのが
過去の裁判例
です。
過去の裁判の記録、裁判所が審判した責任の割合が、「過失割合」を決める元になっているのです。
裁判の記録なんてどうやって調べているの?と思いますが、判例タイムズという本が書籍で販売されています。
この本には過失割合をめぐる情報や記録が載っていますので保険会社さんだけでなく、皆さんが購入して見る事が出来ます。
常に書店にあるわけでは無いですが、今はアマゾンなどでネットで購入できますし、書店にて発注を依頼することも出来ます。
自身で判例を確認したいという方は、購入を考えてみても良いでしょう。
自分で正しい知識を身につけるのは大事
保険会社の担当者さんに任せるのも良いですが、後々過失割合で揉める事を避けたいという方はご自身でしっかりと知識を身につけて保険会社さんと対話をしていく事が望ましいと思います。
ただ、交通事故にあって身も心もボロボロの中で自分自身で調べていくのは大変です。
なので、保険会社さんに丸投げをするのではなく、保険会社さんとしっかりと対話をしていき、双方が納得するような取り組みをしていく事が後々のトラブルを避けられると思います。
過失割合に納得いかない時はどうすればいい?
もし、保険会社と当事者が過失割合に納得いかない場合は、どうしたら良いのか?
- 自分自身で過去の判例を調べて(判例タイムズ)保険会社と対話する
- 修正要素があれば保険会社と対話する
- ドライブレコーダーの内容を確認して証拠があれば保険会社と対話する
- 弁護士に依頼をする
という感じです。
交通事故で大変な状況で自分自身で調べたり、直接保険会社さんと対話をしていくのは大変な事だと思いますが、自分自身が納得して行動したい方はこれがベストです。
自分自身でそこまでやりたく無いけど、納得出来ないという方は弁護士に依頼をするのが良いと思います。
その時は自分の契約している任意保険の中に弁護士特約という契約をしていると費用がかからないので、確認してみて下さい。
まとめ
- 交通事故での過失割合は責任の割合のことをいう
- どちらかが100%悪いというケースは少ない
- 交通事故の過失割合は損害賠償請求額に影響してくる
- 交通事故の過失割合は当事者の保険会社の担当者が決める
- 交通事故の過失割合は過去の判例を基準にして決めている
- 自分自身でも過去の判例をチェックしたりして、正しい知識を身につけるのは大事
- だけど交通事故後で大変な状況なので、後々のトラブルを避けるためにも保険会社さんとしっかり対話しましょう
- 過失割合に納得出来ない場合も、自分自身で調べて保険会社さんと対話するか、弁護士に依頼するかになる
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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
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(R2/1/10 更新)