首のねじれを矯正する為に大切な事

ブログ

自律神経失調症,頭痛,めまい,頭がボーッとする,頭が重い,頭の筋肉がつる,襟足の上の部分の皮膚が赤い,顔がつる,顔がしびれる,目が見えにくい,視野が狭い,目がくもる,視界が暗く感じる,まぶたが重い,まぶたがピクピクする,耳が聞こえにくい,耳閉,耳鳴り,鼻が詰まる,くしゃみが止まらない,歯茎が痛い,舌がつる,口が開きにくい,口を開けると痛い,首が回らない,首が痛い,首が後ろに反らせない,喉が詰まりやすい,声が出にくい,声がかすれる,咳が止まらない,肩がこる,肩が重い,肩が痛い,腕が上がらない,腕を上げると痛い,腕が痛い,腕がしびれる,腕がつる,肘が痛い,肘が曲げにくい,手首が痛い,手首が曲げにくい,指が痛い,指が曲げにくい,指がしびれる,指先の感覚がにぶい,胸が痛い,乳房が痛い,脇が痛い,脇がつる,大きく息が吸えない,心臓に妙な鼓動がある,お腹が張る,下痢しやすい,消化が悪い,便秘,胃が重い,胃が痛い,鼠蹊部が痛い,下腹部が痛い,尿もれ,頻尿,生理痛,背の部位,背中が痛い,肩甲骨の下が痛い,背中がつる,背中が冷える,腰が痛い,腰が重い,腰に違和感がある,腰が動かない,腰を反らせない,尾骨が痛い,会陰の部位,陰部が痛い,陰部がつる,男性機能の低下,お尻が痛い,股関節が痛い,股関節が動きにくい,左右の脚の長さが違う,下肢が痛い,下肢がしびれる,下肢がつる,膝が痛い,膝に水が溜まる,ふくらはぎが硬い,くるぶしが痛い,アキレス腱が痛い,片足だけが冷たい,かかとが痛い,かかとの感覚がない,爪先が痛い,爪先の感覚がない,足の指が痛い,足の指がしびれる,足の裏が痛い,線維筋痛症,ムズムズ脚症候群,慢性疲労症候群,モルフォセラピー,船橋市,腸脛靭帯炎,痺れ,手首の痛み,股関節痛,アキレス腱炎,千葉県,ばね指,骨盤矯正,骨格矯正,骨のズレ,腰痛,首肩痛,自律神経,スポーツ外傷,怪我,オスグッド,背中の痛み,胸の痛み,坐骨神経痛,ヘルニア,整骨院,整体,産後骨盤矯正,猫背,肉離れ,姿勢,モルフォセラピー

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

船橋市海神にある海神駅前整骨院です。

今日は首のねじれを矯正する為に大切な事というテーマで記事を書きました。

何故このテーマなのかと言うと、患者さんからよく『首が辛いから首の矯正をして欲しい』と言う声をよく聞くからです。

もちろん、当院でもモルフォセラピーという手法で首・頚椎の矯正をしますが、私がみさせて頂いた経験から、首の辛さは首だけやっても効果が薄いという事に気づいたのです。

首のねじれをしっかりと矯正する為には、首だけでなく、体の全身をしっかりと整えた方が首のねじれが矯正できます。

今日は、首の辛さを解消したい方や首のねじれ・ズレを矯正したい方のご参考になれれば幸いです。

1 首のねじれ・ズレは何故起こるの？
2 首のねじれ・ズレを矯正する為に必要なポイント
3 首のねじれ・ズレを矯正する時に注意する事
4 まとめ

首のねじれ・ズレは何故起こるの？

首・頚椎のねじれ・ズレは首に症状をお持ちの方全員にあると言えます。

なので、患者さんも首に辛さがあるから首の矯正や調整をして欲しいという訴えがあるのは当然の事と言えます。

私も昔は、首に症状があるのだから首の調整や矯正をすれば症状が取れる為、首のねじれ・ズレを矯正していました。

しかし、中には首のねじれ・ズレを矯正しても中々ねじれ・ズレが取りきれない患者さんが数名ほどいました。

そこで、首だけでなく背中、腰、骨盤などのねじれ・ズレを矯正してから、また首をチェックすると首のねじれ・ズレが矯正しやすくなっていく事を発見しました。

また、背中、腰、骨盤だけでなく、足先まで整えていくと更に首のねじれ・ズレが矯正しやすくなっていく事を確認出来たのです。

結論から言うと、首のねじれ・ズレは足関節、股関節、骨盤、腰椎、胸椎のねじれ・ズレがあればあるほど、首から下のねじれ・ズレを補正しようとした結果、首のねじれ・ズレが発生しているのです。

もちろん、交通事故などのむち打ち、転倒して頭を打ってしまったなどの怪我などは別ですが、首のねじれ・ズレは体のバランスが崩れているのを補正する為に引き起こされている結果なのです。

首のねじれ・ズレを矯正する為に必要なポイント

先ほど、首のねじれ・ズレが引き起こされるのは首から下の部分がねじれ・ズレている為に、結果として出ている事を説明しました。

なので、当院では首に症状がある方でも体の全身をチェックします。

当院で行なっているチェックポイントをお伝えします。

肩を横から上げた時に耳の横まで楽に上げられるか？

このチェックポイントは、肩関節、胸椎（背中の骨）、肩甲骨が上手く動かせているかをチェックしてます。

肩が楽に耳の横まで上がらない方は、肩関節が巻き肩になっていたり、胸椎（背中の骨）が猫背の状態で固まってしまっていたり、肩甲骨が固まってしまっているかを知ることが出来ます。

首のすぐ下のこの部分が崩れていると、直接的に首の負担も増加してしまいます。

上半身を左右楽に90度近く捻れるか？

このチェックポイントは胸椎、腰椎、骨盤のねじれ・ズレをチェックしていきます。

上半身を捻る動作は、主に胸椎という背中の骨が上手く動いているかを確認できます。
（補助的に腰椎、骨盤が関与します）

左右差があったり、動く範囲が狭い時は、胸椎、腰椎、骨盤がねじれているので、首にも負担が増加してしまいます。

良い姿勢を作った時に楽に良い姿勢がその場で取れるか？

このチェックポイントは、胸椎、肩甲骨、腰椎、仙骨が上手く動かせているかをチェックします。

常に良い姿勢でなくて大丈夫なのですが、いざ良い姿勢を取ろうと伸ばそうとしても伸びづらい方は猫背の状態で胸椎、肩甲骨、腰椎、仙骨が固まってしまっています。

そのような状態だと、頭の位置が体の軸より前側に行ってしまい、頭部前傾という状態に陥ってしまうので首の負担に繋がってしまいます。

お辞儀をした時に指先が床までつける事ができるか？

このチェックポイントは、腰椎、仙骨、骨盤が上手く動いているかをチェックします。

腰椎、仙骨、骨盤が上手く動いていない場合、体を支える腰椎、仙骨、骨盤が固まってしまっているので、体を支える能力が低い状態になってしまっています。

体を支える能力が低くなると、首にも負担がかかりやすい状態になってしまいます。

仰向けで寝ている時に股関節を片方ずつ広げた時に床と平行に開けるか？

このチェックポイントでは股関節が上手く動いているかをチェックします。

股関節が上手く広がらない場合は、股関節が内旋している状態になってしまっているのですが、股関節が内旋していると、反り腰の状態になり腰椎、仙骨、骨盤がそのまま固まってしまいます。

腰椎、仙骨、骨盤が反り腰の状態で固まると、胸椎という背中の骨は猫背のように丸くなっていってしまうので首の負担が増加してしまいます。

足関節の可動域が正常通りに動かせるか？

このチェックポイントでは、足首の筋肉や関節が上手く動かせているかをチェックします。

分かりやすくいうと【うんこ座り】が出来るかどうかですが、出来ないと足指からスネの筋肉が緊張しており、足指は浮き指という状態に陥ります。

浮き指の状態になっているとずっと足に力を入れている状態になるので、その状態で歩いたり、動いていると全身の筋肉に緊張が伝わっていき、結果、首の負担の増加に繋がってしまいます。

上記６つのうちどれか崩れている結果首に負担がかかる

上記６つが当院で行なっている最低限のチェック項目となります。

この６つがクリアしていると、首以外の筋肉・関節が十分に使えている状態なので自分の体を支えやすい状態と言えます。

体を支えやすいと言う事は、立っている時や座っている時に、無理な力を使わないので首にも負担がかかりにくい状態になるのです。

首に負担がかかりにくいと言う事は、首のねじれ・ズレも発生しにくい状態になるので、患者さんによっては首のねじれ・ズレを矯正しなくても首の症状が取れてしまう方もいらっしゃいます。

大切なので何回も言いますが、首のねじれ・ズレは結果として発生しているのでその他の部分に原因があると言う事なのです。

また上記６つ以外にも日本整形外科学会が正常な関節可動域を示したものがあるので以下をご参照してください。

http://www.japanpt.or.jp/upload/jspt/obj/files/publiccomment/4_rom_20140612.pdf

首のねじれ・ズレを矯正する時に注意する事

首の症状がある方だと、直接首だけを施術して欲しいと言う要望がよくあります。

しかし、これは危険です。

これは、昔ですが私自身、２時間ほど練習台として首肩だけを施術してもらう事がありました。

練習なので私は理解していましたが、首だけを施術し続けていくと首の状態がかえって悪化しました。

これは、首のねじれ・ズレは結果として起こっているので首だけを施術してもらっても全体のバランスは変わらず、むしろ全体のバランスは崩れやすい状態に陥ってしまう為です。

なので、首だけに症状が出ている方でも全身をチェックして全体のバランスを良くしていった方が安全でリスクが少なくなるので、首だけを施術するのは注意した方が良いです。

また、首の骨をバキバキと矯正するのは私はあまりお勧めしません。

厚生労働省でも以下のような掲載があります。

(２)　一部の危険な手技の禁止
カイロプラクティック療法の手技には様々なものがあり、中には危険な手技が含まれているが、とりわけ頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があること。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

施術をする方の技量にもよりますが、リスクが高い手法になるので注意が必要です。

首の症状だけでなく、体全体の不調や症状は日々の積み重ねによるものがほとんどです。

日々、何日・何ヶ月、何年も積み重ねてきたものを一瞬でリセット出来るものはありません。

薬でも同様のことが言えますが、薬の効能が強ければ、その分副作用も強くなります。

施術でも、強い刺激などは体に負担をかけてしまうことになります。

特に首は非常に繊細でデリケートな部分なので、注意が必要なのです。