いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は、自律神経失調症に整体は効果があるのか?について書きました。
この自律神経失調症という言葉をご存知の方は多いと思います。
しかし、この言葉は意外に誤解されやすい言葉でもあります。
具体的にどのような状態なのか?またどういう事なのかが理解されていない方も多いと思います。
このブログが自律神経失調症と診断を受けても何をすれば良いのか分からなかったり、薬に頼るしかないと思ってしまったりする方に対して少しでもお役立てると幸いです。
自律神経失調症とは?
多くの方が、この言葉を精神的なものとして捉えがちなのですが、自律神経失調症になってしまう要因は精神的なものだけではございません。
自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れてしまい、心身にさまざまな不調をもたらす状態を指します。
自律神経は、交感神経、副交感神経の2つに分けられます。
要は自律神経失調症は、交感神経・副交感神経のバランスが崩れているという事なのです。
自律神経失調症で起こる心身の不調は
身体的な症状
- 動悸
- 頭痛
- 息切れ
- めまい
- 倦怠感
- 不眠
- 食欲低下
- 腹痛
- 下痢・便秘
- 生理不順
- 冷え性
- 風邪など病気にかかりやすい
- 肩こり
です。
精神的な症状
- 気力の低下
- 集中力の低下
- 涙もろさ
- 怒りっぽさ
- 不安感
- パニック障害
- 感情が無くなる
- 常に眠い
- 意欲の低下
- うつ
などがあります。
このように、身体的だけでなく、精神的な要素も併せて起こるものを自律神経失調症というのです。
自律神経失調症での病院での治療
自律神経失調症と病院で言われたり、診断を受けたりすると以下の治療を受けると思います。
- 薬物療法
- カウンセリングなどの心理療法
- 考え方や捉え方を変えていくトレーニング
当院にご来院されている患者さんから聞くと概ね以上の事を受けてきた方が多いです。
特に最近ではカウンセリングを重要視して、患者さんのストレスや、悩みに対してヒアリングを行う事が多い傾向にあります。
また、薬物療法も非常に多いです。
患者さんからよく聞くのが、抗不安剤、抗うつ剤、ホルモン剤、ビタミン剤、漢方薬などです。
薬物療法の目的として、対処療法として行なっておりますが、注意しないといけないのが、抗不安剤、抗うつ剤、ホルモン剤です。
これらは、使用すると症状が一時的に和らぎますが、使用を続けていくと中々使用をやめるタイミングが難しくなっていきます。
また、使用を自己判断でやめてしまうと、反動で不安感やうつの状態が悪化する恐れもあるので使用をするのは十分な注意が必要です。
また自律神経失調症の明確な検査などが無く、診断にはチェックシートや問診での判断となるため、そもそも判断が曖昧な部分があります。
自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまう事で起きてしまいます。
その崩れたバランスを薬物療法で対処しても、何故バランスが崩れてしまったのかを解決しない限りは、ずっと薬物療法を続けていく可能性があるという事なのです。
自律神経失調症になる原因は?
自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスの崩れで発生します。
では、何故バランスが崩れてしまうのか?
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
- ネガティブな考え方
- 女性ホルモンの乱れ
- 身体的影響
が挙げられます。
ストレス
ストレスは様々な種類がありますが、イライラする、不安な事がある、悩みがあるなどが続くと、交感神経を刺激していきます。
生活習慣の乱れ
睡眠不足や、夜勤、食生活の乱れ、運動不足などの事が交感神経に影響を与えます。
ネガティブな考え方
ネガティブな考え方だと、常に自分に負い目を感じたりしてしまいます。
自分に負い目を感じると人は自分自身を守るために交感神経に影響を与えてしまいます。
女性ホルモンの乱れ
女性ホルモンの分泌は自律神経が司っていますので、妊娠、出産後など女性ホルモンが変化しやすい時期に影響を受けます。
以上の要因があるのですが、これらの要因は自律神経に影響を与えていきます。
そして、影響を受ける大半以上が交感神経を緊張させていきます。
交感神経が緊張しているというのは、無意識的に筋肉が硬直していたり、神経が興奮したりするので、ずっと全身に力が入ってしまっているような状態に陥ります。
無意識的に全身が力が入っているというのは、オーバーに言えば無呼吸で力を入れて踏ん張っているような状態です。
その状態が続くと身体的影響に繋がっていってしまい、身体的・精神的な症状に影響が出ていくというのが、自律神経失調症になる原因なのです。
自律神経失調症に整体が有効な理由
自律神経失調症は交感神経が優位になりすぎ、緊張が続いている状態です。
もしくは、副交感神経が上手く働いていない状態です。
交感神経が緊張している状態というのは全身の筋肉や神経がずっと無意識に活動しっぱなしという状態です。
これが続くと、筋肉はガチガチに硬直していきます。
筋肉がガチガチに硬直していると、骨を引っ張り、骨のズレを発生させてしまいます。
自律神経は背骨から出ているので、骨のズレがあるとさらに自律神経を刺激して、更なる悪循環に陥りやすくなってしまうのです。
要約すると以下の流れに陥ってしまいます。
自律神経が乱れる
↓
脳・神経が興奮する
↓
筋肉が無意識に過緊張状態に陥る
↓
休もうと思っても筋肉や神経が興奮状態になっているので休めない
↓
筋肉が固まる・柔軟性が低下する
↓
血流が悪くなる
↓
発痛物質が出て痛みを感じる
↓
筋肉が固まっているので骨を引っ張って骨のズレを発生させる
↓
骨のズレがあると神経・血管を圧迫し、脳への血流量が低下する
↓
自律神経系の症状が出やすくなる
↓
脳から全身に神経を介して命令や信号を送るのも骨のズレがあると上手く伝達できない
↓
更なる身体の不調へ発展しやすくなる
という悪循環になります。
詳しくはこちらのブログをご参考にしてください。
極端な例になってしまいますが、インフルエンザにかかってしまうと身体的にとても辛いですよね?
身体的にとても辛くなっている時に、皆さん元気を出せますか?又は集中力は出ますか?
身体的に影響が出ている時は、必ず精神的にも余裕が無くなるのです。
逆を言えば、精神的ショックがある時も身体的に影響を受けてしまいます。
身体的影響=精神的影響なのです。
当院にご来院された自律神経失調症の患者さんが、最初は暗く元気がない状態から、お帰りになられる時はスッキリしている表情になるのも、身体的影響を緩和する事で、精神的にも少し余裕が出るものだと考察できます。
整体では、精神的影響を減らすことは直接出来ないかもしれません。
しかし、身体的影響は減らす事が可能です。
身体的・精神的影響を双方受けている体では弱ってしまうのは当たり前なのです。
少しでも身体的影響を減らしていく事が、自律神経失調症の回復に繋がりやすくなります。
病気にかかりやすいというのも、この自律神経の働きが影響をしているのでご自身の不調を感じている方は、生活習慣やストレス、身体的影響を見直し自分自身の体が快方に向かうように気遣ってあげてください。
まとめ
- 自律神経失調症は精神的な要素だけではない
- 自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスの崩れで起こる
- 自律神経失調症になる原因は生活習慣やストレス、女性ホルモンの乱れから起こる
- 生活習慣やストレス、女性ホルモンの乱れから、身体的に影響が進み、更なる悪循環に陥る
- 身体的影響=精神的影響
- 薬物療法をするのは注意が必要
- 自律神経失調症には整体は有効である
【診療時間】
船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
海神駅前整骨院
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