(作成2019年5月14日)→(更新2020年8月21日)→(更新2021年6月4日)
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は、睡眠の事に関して記事を書きました。
今回記事を書いたのは
- 睡眠の重要性を伝えたかった
- 睡眠の時間をあまり取れていない方が多い(当院に来院されている患者さんで)
の2点があり、記事を書きました。
睡眠は体を回復していく為にも重要な要素です。
今日は、体の豆知識的なことをお伝えしますので、少しでも体の不調をお持ちの方の有益な情報となるように貢献できれば幸いです。
(更新2020年8月21日)→理想の睡眠時間や、睡眠のゴールデンタイム以外にも睡眠に重要なポイントがあります。
病院の先生である吉野敏明先生が睡眠の重要なポイントについて説明をされている動画がありますので睡眠の質を高めていきたい人、睡眠をしっかりと取り健康になりたい方はご参照下さい。
(更新2021年6月4日)→去年から緊急事態宣言などで子供の生活リズムが崩れてしまい、様々な体の不調を訴える子供が増えてきています。
体の不調を整えていくには「運動・睡眠・食事」の3つを整えるのが基本なので今回睡眠の事に関しての基本的なポイントについて追記してます。シンプルですが大事な内容ですので是非ご参照下さい。(5 睡眠についてシンプルなポイントにアップしています)
睡眠の重要性
皆さん、睡眠が大切なのは概ね理解をされていると思います。
しかし、睡眠がどのように体に良いのか?は曖昧になっているところと思います。
簡潔に説明すると、睡眠によって様々なホルモン分泌が調整され、自律神経を含めた脳・神経機能のバランスが維持されます。
特に体の回復に関わるのが、成長ホルモンです。
この成長ホルモンは身長を伸ばすという意味合いではなく、体の回復にとても関係するホルモンが睡眠中に分泌されるのです。
なので、睡眠をしっかり取らないと、このバランスが崩れ、様々な不快な症状が現れます。
また、不眠症などを薬で治そうとすると、副作用で別の不快感を生むという悪循環に陥ります。
では、このバランスが整えられて、ホルモン分泌も自律神経もキチンと働いてくれるようになるためにできることはなんでしょう。
睡眠の習慣を正していくことが大切
睡眠をしっかりと取り、ホルモン分泌、自律神経の働きがスムーズにいく為には、夜更かしをしないこと、つまり睡眠の習慣を正すことが大切です。
そんな簡単なこと、と見過ごされがちですが、病気の原因も実は簡単なことの積み重ねだったりするのです。
睡眠の習慣を正して、定時に寝て、定時に起きるようにすると、壊れて働かなくなった自律神経のスイッチを正しい状態にリセットすることができるのです。
逆に言えば、不規則な睡眠のとり方をしているのは、自律神経のシステムを自分で壊そうとしているのと同じことなのです。
私は、人間の体は精巧で精密な機械に似ていると思っています。
私たちは、毎日その精密機械に乗って運転しているようなものなのです。
マニュアルを無視して勝手な運転をすれば、故障して当然です。
もしこの体にマニュアルがあるとするなら、「夜更かしなんてもってのほか、夜更かしすると壊れます」と、黄色い△マークに!の字が入った警告マークを付けて表示してあるはずです。
日が暮れたら寝る、夜が明けたら起きる。
これは、人類が始まってから何万年も繰り返してきて、遺伝子に刻み込まれたリズムなのです。
それを、たかがここ100年ほどで書き換えようとしてもムダなこと。
無理をすれば、必ず故障(病気)として自分の身に返ってきます。
健康で正常運転しようと思ったら、まずは遅くとも12時までに寝ること、内臓にも夜更かしをさせないことです。
内臓にとって、夜はメンテナンスタイムです。
起きている間は交感神経が働いているので、夜になっただけではメンテナンスできません。
車を走らせながら、同時に修理はできないのと同じことです。
睡眠中に副交感神経に切り替わった時しか、内臓の修復作業はできないのです。
これを無視して夜更かしを続けると、大きな故障の原因となります。
また、寝る前に食事をとると、消化している間は睡眠をとったことになりません。
修復作業時間に働かせているようでは、内臓は休む暇もありません。
これでは睡眠時間を削ったのと同じことになります。
時間的にはたくさん寝ているはずなのに、寝た気がしないということはよくありますよね。
これは、内臓が休まっていないですよ~という内臓からの報告です。
それなら、朝ゆっくり寝ていればいいのかと思ってしまいますが、朝4~5 時頃には副交感神経が今度は交感神経に切り替わってしまうので、それから何時間寝ても修復作業はできないのです。
中々やっかいなのです。
だからこそ、私は早寝早起きを提唱しているわけですが、これは早起きしないと、夜になっても眠くないので、早寝ができないからなのです。
早起きするのは気力でなんとかなりますが、眠くもないのに早寝するのは気力ではどうにもなりません。
お酒を飲んで寝てしまうという方もたくさんおられますが、それでは内臓が休まらないですよね。
結局、早寝しようと思ったら早起きするしかないのです。
生活習慣を正していくのには、お金はかかりません。
ほんの少しの意識と継続で十分なので、夜更かしをしないように努めてみてください。
睡眠を十分に取ることが大切
先ほどは夜更かしをしない事の大切さを説明しましたが、睡眠を十分にとることについてお話したいと思います。
健康のために「睡眠を十分にとる」という場合、時間的に長く寝ていればいいということではありません。
心身共に足りるだけの質の高い睡眠を規定の時間内にとるという意味です。
規定の時間というのは、できるだけその日のうちに寝てくださいということです。
午後10時~午前2時は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれています。
特に、午後10時~12時の2時間の睡眠は、4時間分の睡眠に匹敵すると言われています。
つまり、午後10時~午前4時の6時間睡眠でも、実質8時間分の睡眠をとったことになるそうです。
逆に、午前2時を過ぎてから寝ているようでは、たとえ8時間寝ても、午前 4~5時以降は睡眠の質が低下しますので、実質は2、3時間しか寝たことになりません。
これではいくら寝ても眠くて仕方ないはずです。
自分は全然平気だと思っている方、内臓に負担をかけていることは自覚が無いと思っても積み重なった時に影響が出ます。
誰でも1日が24時間であることには変わりはありません。
1日の効率を最大限に高めたいなら、この体内時計のリズムを知っている必要があります。
もちろん、5年10年経てば、これが健康年齢にも大きく影響してきます。
また、時間帯だけでなく、睡眠の質を高めるための工夫も必要です。
日中運動をすること、夜ぬるめのお風呂につかること、夜食は食べないことなども睡眠のためには重要なことですが、それ以外にも
・寝具は乾いた肌触りの良いものを使う
・シーツのヨレなどをキチンと伸ばす
・寝る直前にトイレに行く(トイレに行きたい状態で寝ると、熟睡できません)
・ノドが乾いたらすぐ飲めるように、枕元にお水を用意しておく
・明け方冷え込んできた時のために、1枚余分に毛布などを用意しておく
などなど、一旦寝たら、布団から出ないでもすむようにしておくのがポイントです。
ちょっと不快だな、ということを我慢しながら寝ていては熟睡できません。
体を横にしていればいいというものではありません。
熟睡してこその睡眠です。
誰でも、人生の約3~4分の1は布団の中です。
そう思えば長い時間ですよね。
しかも、健康のためには欠くことのできないとても大切な時間です。
だからこそ、快適な眠りのための工夫には、真正面から取り組む価値があるのです。
快適な眠りが明日の健康を作ります。
目が覚めた時、「ああ、よく寝た!」と感じられるならそれが健康の証です。
目が覚めても体がスッキリとしていない感じならば、睡眠の質が悪い状態か、ご自身の体が悪い状態と言えます。
小さな事からコツコツと行なっていく事で体にとって大きな財産になります。
ご自身の体を労って無茶をしないように、睡眠を十分にとってあげましょう。
睡眠の質を高めて行く為の理想的な習慣とは?
(更新2020年8月21日)→睡眠の質を高めて行く為には、生活習慣を見直して行くことが重要です。
特に睡眠の質を高めて行くための理想的な習慣とは
朝日が昇る頃に起床し、朝日を浴びて散歩する
これが睡眠の質を高めて行く為に重要なポイントです。
詳しくは動画で病院の先生の吉野敏明先生が分かりやすく説明をしているのでご参照下さい。
https://youtu.be/QxT9NlCuHlo
シンプルな事ですので続けやすいですし、1日行ったからといって睡眠の質が高まるわけではありません。
睡眠で悩んでいる方や、睡眠の質を変えていきたい方は、まずは実践し続けて下さい。
その上で整体やメンテナンスを行うとより効果的ですので、自分自身の生活習慣を見直して行動していきましょう!
睡眠についてシンプルなポイント
(更新2021年6月4日)→睡眠に関して様々な情報で溢れかえっておりますが、先ほどの動画同様シンプルな事の方が実践しやすいですし、何より効果が出やすいです。
睡眠の質を高めようと枕や寝具を買いそろえたりしても本質的な部分は変わりません。
サプリを必要以上にとりすぎている人もいますが、それも逆効果です。
私の師匠の花山先生のブログにて睡眠のポイントについてシンプルに説明をしてくださっているので詳しくは以下のブログをご一読ください。
本記事でも見出しだけ書きますと
- 朝は必ず決まった時刻に起きる
- よく歩き、適度に発汗させる
- 昼寝を控える
- 夕方以降はカフェインをとらない
- 寝る直前に食べない
- テレビやスマートフォンなどを寝る直前まで見続けない
- 睡眠導入剤などの薬に頼らない
この7つです。
シンプルな内容ですので誰でも実践出来ます。
睡眠の質を高めるというよりは、規則正しく生活をしていく事が重要ですのでコツコツと行動を積み重ねていきましょう!
まとめ
- 睡眠を取る事でホルモン分泌が促され、自律神経を整えて、体を回復させてくれる
- 睡眠を十分に取る事が大切
- 朝起きてスッキリしないようであれば、睡眠の質を上げる努力をした方が良いです
- 夜更かしをしない、ゴールデンタイムに寝るように努力する、夜食を食べない、お風呂にゆっくり浸かるなどしていきましょう
- 朝起きてスッキリしていない方は自律神経の働きがスムーズで無いことが多いです
- 睡眠の質を高めて行く為には今回更新した動画をご参照頂き、実践して下さい
- 日頃の生活習慣が今の睡眠状況を作っているので睡眠状況を整えない限りは改善しません
- 今の自分自身の体の状態を作っているのは紛れもない自分自身の生活習慣の蓄積です
- 良い方向に生活習慣が向けば体は反応してきます
- 何事も実践、そして継続して睡眠の質を高めていきましょう!
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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
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(R3/3/29 更新),