側湾症でも痛みを和らげる事は可能か?

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は「側湾症でも痛みを和らげる事は可能か?」について記事を書きました。

以前にも側湾症については症例も含めて何度かブログをアップしているのですが、それ以降側湾症の患者さんが毎月2名ずつぐらい新患さんとして来院されてR2年11月10日時点では計12名もの方が過去にも現在にも側湾症と病院から診断を受けている方が来院しています。

側湾症自体は小学生の頃に検査をして指摘をされた方や大人になってから病院で検査をして発覚する場合など様々なケースで発見されます。

側湾症といってもレベルが分けられており、手術を勧められるケースや保存療法といってコルセットや様子を見るなど病院によっても様々な対応があります。

当院でも現在中学生で側湾症が酷くて手術を勧められている患者さんや、過去に側湾症と診断をされて腰痛や肩痛などを訴えている方、側湾症と脊柱管狭窄症の2つをお持ちの方、側湾症と診断をされたけど程度が弱い方など様々な方がいて、それぞれ症状や痛みの出方なども違います。

そんな中で側湾症と診断を受けたら一生痛みと共に生きていかないといけないのか?という質問があったので、今回はこのようなブログを書こうと思いました。

結論から言うと側湾症でも痛み自体は和らげていく事は可能です。

その理由と当院の考察をそれぞれ説明していきますので、側湾症と診断をされた方、側湾症で痛みや不調をお持ちの方はブログをご参照下さい。

(更新2021年8月27日)→当院では側湾症の方に対しては背骨や骨盤のズレを矯正して対応しております。

なのでセルフケアも背骨や骨盤の矯正をセルフケアとして紹介してます。

側湾症と診断を受けた方やお悩みの方はご参考にしてください。(5 側湾症の方のセルフケアにアップしてます)

側湾症とは?

側湾症は簡単に説明をすると後ろから見て背骨が横に曲がっている状態です。

通常はほぼ真っ直ぐになっているのですが、これが横に曲がっているので体に様々な影響を与えてしまいます。

側湾症は成長期の子供に多く見られますが、大人でも最近は増えてきています。

側湾症は原因が分かっているものが少なく、ほとんどが特発性と言われ、原因が分からない側湾症が80%だと言われてます。

普段の生活でも痛みがない事などもありそのままにされている方も多いですし、体の不調が出てくる方もいます。

側湾症の標準治療について

側湾症と診断を出来るのは病院です。

病院ではレントゲンなどを撮影し、脊椎の曲がっている角度を確認して診断をします。

病院での側湾症の見解というか検査を通じて判断している事は

病気によって引き起こされているかどうか?

という部分をしっかりと見てくれます。

自分的にはここはとても重要だと思っていまして、病気からくる側湾症の場合は後遺症に繋がってしまう恐れもあるので側湾症の方は病院で検査を受けるのは大切な事です。

ただし、側湾症の多くが特発性側湾症(原因不明の側湾症)の割合が全体の80%もあるので、病院で検査をして異常がなければ特発性側湾症という事です。

病気が原因で側湾症になってしまっている方であれば、まずはその病気自体を治さないといけませんので病院でそのまま治療をして下さい。

ただ、特発性側湾症の場合は原因不明とされているので、側湾の曲がっている角度の度合いによって治療法や対処が異なります。

側湾症で背骨が曲がっている角度が25度以下の場合は経過観察が一般的です。

側湾症で背骨が曲がっている角度が25度〜40度の間の場合は装具療法で側湾に対して補正していきます。

側湾症で背骨が曲がっている角度が40度以上や装具療法を行なっても効果が見込めないとDr.が判断をした場合は手術という選択肢になることが多いです。

自分の姪っ子も今現在記事を書いている時点(R2年11月20日時点)で中学生ですが健康診断で側湾症に引っかかり病院で装具療法と手術を勧められており、当院まで通院してくれています。

姪っ子の側湾症に対しての施術経過はまた後日症例ブログとして書きますが、痛みや体の不調は順調に回復しております。

当院の側湾症に関しての考察

当院での側湾症に関しての考察ですが、側湾症自体を完全に良くする事は難しいと考えています。

側湾症で背骨が曲がっている角度や年齢、側湾症になってからどのぐらい月日が経っているかにもよるのですが、本当に真っ直ぐに整えていくのは難しいと言えます。

ただ側湾症でもその方の抱えている痛みや体の不調に関しては十分にアプローチできます。

当院で見させて頂いている側湾症の患者さんに共通している事が

  1. 背骨・骨盤のズレが著名 
  2. 背骨の際の筋肉の硬さが尋常でない 
  3. 姿勢のバランスが崩れている 
  4. 体の痛みや不調を訴えている箇所が複数ある

この4つがとても顕著に見られます。

この4つに対して整体をしていく事で側湾症の方でも痛みや体の不調が1つずつ解消されていくケースを確認しております。

この4つがとても強い場合は中々思うように行かないケースもあるのですが、日常生活習慣が崩れていたり、元々のアレルギーがあったりと何か複合されていると大変ですが根気強く継続してようやく解消されていきます。

当院の側湾症に対しての整体

当院では側湾症の方に対して、先ほど説明をした部分に対して整体を行なっていきます。

当院では、側湾症だけでなく体の痛みや不調を引き起こす要因として考察しているのが

  1. 背骨・骨盤のズレ 
  2. 姿勢の崩れ 
  3. 筋肉の緊張・硬結

この3つが強く影響を出していると考察してます。

なので側湾症の方でもこの3つをしっかりと確認をして、この3つに対して整体を行なっていきます。

実際に詳しく動画も含めて説明しているブログがありますので、当院の側湾症に対しての整体を知りたい方は以下のブログをご参照下さい。

側湾症の方のセルフケア

(更新2021年8月27日)→当院では側湾症の方に対しては背骨や骨盤のズレを矯正して対応しております。

なのでセルフケアも背骨や骨盤の矯正をセルフケアとして紹介してます。

1人で行うセルフケアから、2人1組で行うセルフケアがありますので以下の記事をご参考にして実践してください。

1人で行うセルフケア

2人1組で行うセルフケア

どちらのセルフケアも1回で効果を出すというのではなく、毎日コツコツと行なっていく事で効果も出てきますし、少しの痛みや症状であればセルフケアで解決できるようになってきます。

歯と一緒で虫歯になって歯磨きをしても良くならないですよね?

歯磨きを毎日コツコツと行う事で虫歯を減らせるのです。

セルフケアも毎日コツコツと行う事で予防効果以上になってきますので、ぜひ継続して下さい。

まとめ

側湾症でも痛みを和らげる事は可能か?という事の結論ですが、可能です。

ただし側湾症自体を治すと言う事ではなく、痛みや体の様々な不調に関してアプローチできると言う事です。

当院では側湾症でもそうでない方に対してもですが

背骨・骨盤のズレ、姿勢の崩れ、筋肉の緊張・硬結という3つに対して整体を行なっていきます。

この3つが良くなってくると体の痛みや不調は自然と回復していきます。

でも側湾症でもそうでない方にも重要なポイントがあるのですが、日常生活や仕事の影響の積み重ねが体の痛みや不調を引き起こしているケースが沢山あります。

整体で側湾症でも痛みや体の不調などが良くなっても、それらを引き起こした習慣を見直さないと必ず負担が蓄積されていき、痛みは引き起こされます。

普段から自分の生活習慣、仕事の環境、自分自身との向き合い方などを見つめて常に体がベストな状態になるように自己修正かけていく事が本当は一番大事ですので、そこを忘れずにいて下さいね!

当院の側湾症に対しての症例ブログも全部の患者さんではないですが一部書いてありますので、側湾症でお悩みの方はご参考の一つしてご一読ください。

側湾症だからといって諦めずにご相談ください。

スタッフ一同誠心誠意対応させて頂きます。

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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、

スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。

毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。

様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。

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(R3/3/29 更新)