(作成2020年1月21日)→(更新2020年11月13日)
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は「子供の頭痛の原因とは?【当院の見解を説明します】」について記事を書きました。
この記事を書いたのは以前の記事で「子供の頭痛について【子供でも大人でも頭痛は起きます】」の中にいわゆる一般的に言われている子供の頭痛の原因について説明をしました。
その記事の中に書いてあることも子供の頭痛の原因に繋がるのですが、当院ではそれよりも大事な原因があると考えています。
それは子供でも大人でも同様の原因で頭痛に繋がると考察してます。
結論から先に言うと
頚椎・頭蓋骨のズレ
が子供でも大人でも関係して頭痛を引き起こしています。
今日は頚椎・頭蓋骨のズレが頭痛に関係するメカニズムについて説明していますので
子供が頭痛を訴えている方やご自身が頭痛の方は記事をご参考にして下さい。
(更新2020年11月13日)→当院の子供の頭痛に対しての整体方法について記事をアップしましたので、ご一読下さい。(4 子供の頭痛を訴えている時の注意点にアップしてます)
頚椎・頭蓋骨のズレが頭痛に関係するメカニズム
病気が原因で起こる頭痛については別問題なので説明は省きますが、病気が原因でない頭痛については結果として以下の要因で引き起こされます。
- 脳への血流低下によるもの
- 血管拡張によるもの
- 頭に続く神経の圧迫によるもの
この3つが結果として関わっているのですが、それぞれに紐解いて行きます。
その前に頭痛の種類やタイプなどは分類されているので、頭痛について詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読下さい。
1 脳への血流低下(緊張型頭痛)
脳へと続く血管は心臓から頚椎という首の骨の横を通っていきます。
とても狭い通路になっています。
頚椎・頭蓋骨がズレると首の骨が傾いたり、捻れたりします。
上記の2つの画像のように頚椎がズレていきます。
そうすると頚椎が傾き、雑巾絞りのように捻れて行くと首の骨の横を通っている血管を圧迫してしまい、脳への血流が低下します。
脳への血流低下が引き起こされると脳が酸欠状態みたいに陥るので、頭痛につながってしまうのです。
2 血管拡張によるもの(偏頭痛)
血管拡張による頭痛は偏頭痛ということなのですが、偏頭痛は血管が拡張されて神経を圧迫することで頭痛が引き起こされていると言われています。
これも頚椎・頭蓋骨のズレが関与していきます。
先ほどの1脳への血流低下のよるものと同様に頚椎・頭蓋骨がズレると脳へと向かう血管が圧迫されてしまいます。
ここでイメージして欲しいのですが、水道のホースを思い描いて下さい。
水道のホースを強く摘むと水の勢いは増しますよね?
つまり頚椎・頭蓋骨のズレがあると血管を圧迫し、その先の血管が拡張することによって神経を圧迫して頭痛を引き起こしているのです。
または頚椎・頭蓋骨のズレによって血管が圧迫を受けていると、血管が圧迫を受けている手前の部分はうっ血している感じにもなります。
例えると自分の手首をギュッと握り締めると血が止まりますよね?そのようなイメージです。
すると血管は手前でも拡張気味に陥ります。
そこでも血管拡張が引き起こされて神経を圧迫して頭痛を引き起こしていると考察されます。
3 頭に続く神経の圧迫によるもの
こちらも頚椎・頭蓋骨のズレが関与してきます。
先ほどの画像ですが赤いのが血管で黄色いのが神経です。
ほとんど神経も血管と同様の走行をしているので、頚椎・頭蓋骨のズレがあると圧迫を受けます。
神経も脳へと続くもの、視神経に繋がるもの、こめかみに繋がるものなど様々な通路を辿り頭や目、顔の部分に神経を通しています。
痛みなどは神経を介して感じるものなので、頚椎・頭蓋骨のズレがあり神経を圧迫すると、神経痛として頭痛を引き起こします。
要は血管も神経も頚椎・頭蓋骨のズレがあると双方を圧迫し影響を引き起こす大元といっても過言では無いということなのです。
頭痛持ちの子供でも大人でも見られる共通点
子供でも大人でも頭痛が発生している時に身体を見させて頂くと共通点があります。
その共通点とは
- 頚椎・頭蓋骨のズレがある
- 頭や首回りの筋肉がガチガチに硬い
- 姿勢が丸くなっていて背中が伸びない
この3つはほとんどの頭痛持ちの患者さんに共通して見られます。
当院に来院されている患者さんの子供も頭痛がするという事で見させて頂く機会があるのですが、子供の身体をチェックすると上記の3点のうちいずれかが当てはまっていたり、3つとも該当したりします。
先ほどの項でも説明した通り、頚椎・頭蓋骨のズレがあると血管や神経を圧迫して頭痛を引き起こしますので子供でも大人でも共通して見られます。
頭や首周りの筋肉が硬くなるのも、頭や首の筋肉に繋がる血管や神経の大元は頚椎から出ているので、頚椎・頭蓋骨のズレがあると頭や首回りの筋肉への血液供給や神経伝達に影響を出し硬くさせてしまいます。
そして姿勢が悪いのも特徴としてあげられます。
姿勢が丸くなっている方の背骨を確認すると、背骨がズレていたりしていてガチガチに硬くなっています。
姿勢が丸くなると、頭の位置が肩よりも前に出てしまいます。
頭の位置が肩より前に出ると、頭を支えようと首の筋肉が無意識的に頑張ってしまいます。
そうなると、首はずっと力を入れているような状況に陥るので筋肉をガチガチに固めてしまいます。
上記3つの事が子供でも大人でも共通して見られるので、この3つを解消して行く事で子供でも大人でも頭痛は解消されて行くのです。
最近は子供の頭痛・肩こりが増えている?
テレビや雑誌などでは子供が肩こりや頭痛が増えてると言われてますが、正式な統計はあまり見かけられません。
ただ私自身も子供の頭痛や肩こりは昔より多いのでは?と感じています。
何故なら当院に来院されている患者さんから、患者さんのお子様が肩こりになっていると相談される件数が昔よりも多いのです。
実際に患者さんのお子様を見させて頂くと、一番小さい子は4歳でしたがそれでも先ほどの項で説明した頚椎のズレや首の筋肉の硬さはしっかりとありました。
自分自身その子の体を見てビックリしたのを覚えています。
小さい子供でも肩こりや頭痛を訴えているのが増えていると仮定するならば、原因は?と考えたのですが、おそらくこれは子供も大人も同じ理由で増えているのでは?と考察されます。
子供でも大人でも頭痛を抱えている方の特徴として
- 頚椎・頭蓋骨のズレがある
- 頭や首回りの筋肉がガチガチに硬い
- 姿勢が丸くなっていて背中が伸びない
の3つがあり、首の筋肉や姿勢に関わっている大元は頚椎や背骨のズレと説明をしてきました。
そして背骨のズレが引き起こされる要因は21個も最低でも関わっています。
背骨のズレに関わる健康21か条については以前の記事に説明をしていますのでご一読下さい。
上記の記事の中には、こんな事も背骨のズレに関与しているの!?と思う方もいらっしゃると思いますが、これは子供でも大人でも同じ人間の体ですので同じ反応が出ます。
つまり、昔と違っているのが
- 食生活の変化
- 生活習慣の変化
- 移住環境の変化
この3つが今の100歳の方と比べても今の子供は劇的に環境の変化があります。
今100歳近い方は、子供の頃に肩こりや腰痛を訴えている方は少ないと言われておりました。
今と昔で何が違うの?と言われたらこの3つの環境が変わっていき、頚椎を含めて背骨のズレが出やすくなるような環境になってしまった事が子供の頭痛や肩こりを増やしている要因なのでは?と思います。
それにプラスして、運動不足やテレビやネット、ゲームなどの影響も出ているかなと思うと子供が頭痛や肩こりになっても納得します。
ご自身の子供が頭痛や肩こりを訴えている場合、上記3つの環境が崩れていないかを確認して記事を参照し、見直せる部分は見直していきましょう。
そして、子供だからといって邪気にせず子供が痛いと訴えている部分を聞き出して家族の優しい手で触ってあげて下さい。
その時に強く押すのではなく、優しくつまむような感じで触って硬さも確認してあげて下さい。
昔の言葉で“手当て”という言葉がありますが、辛い場所をさすったり触ってもらうだけでも安心するものです。
ただし、子供が頭痛を訴えている場合は注意しなければいけない点があります。
子供の頭痛を訴えている時の注意点
子供は自分の症状や状態を上手く言葉として伝えるのが下手です。
子供の言葉だけでは正確に親も判断することは難しい場合もありますので、子供が頭痛を訴えてきたら病院に行きましょう。
その理由はシンプルで「子供の頭痛について【子供でも大人でも頭痛は起きます】」にも詳しく説明しているのですが二次性頭痛の可能性もあるからです。
二次性頭痛では病院でしっかりと治療をしないといけませんので、一度病院に行き病気がないかを確認して下さい。
病院で何も異常がないとの事であれば、本記事で説明している内容の
- 頚椎・頭蓋骨のズレがある
- 頭や首回りの筋肉がガチガチに硬い
- 姿勢が丸くなっていて背中が伸びない
が当てはまる可能性が高いと考察されます。
上記3つの場合は頚椎・頭蓋骨のズレを矯正すれば解消されていきます。
当院でも子供の頭痛に対して対応しておりますが、お近くの整骨院や治療院にもお問い合わせして対応しているか確認してみて下さい。
後日、当院の子供の頭痛に対しての施術方法について詳しく記事を書きますので詳しくはアップした記事をご一読下さい。
(更新2020年11月13日)→当院の子供の頭痛に対しての整体方法について記事をアップしましたので、以下の記事をご一読下さい。
大人でも子供でも基本的に一緒の整体になりますが、子供の場合は刺激量は少ない方が安全です。
お子様が頭痛を訴えている場合は、まず病院で何か疾患がないか確認をして、何も異常がない場合は今回追記したブログをご参考にして下さい。
まとめ
- 子供の頭痛にも頚椎・頭蓋骨のズレが関与している
- 頭痛が引き起こされるのは脳への血流低下、血管拡張による神経圧迫、頭や顔に繋がる神経圧迫による3つがある
- その3つに関わる大元が頚椎・頭蓋骨のズレ
- 子供でも大人でも頭痛持ちの人には共通点がある
- 子供の頭痛持ちや肩こりが増えている?
- 頚椎や背骨のズレが引き起こされる要因は最低でも21個ある
- 21個予防していくには難しいので一つずつ見直していきましょう
- 子供が頭痛がする場合は病院に行って病気がないかは確認して下さい
- 病院で異常がなければ頚椎・頭蓋骨のズレが関係している可能性が高い
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お知らせ
【診療時間】
船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
海神駅前整骨院
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