(作成2020年1月16日)→(更新2020年11月4日)
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今日は「交通事故で自律神経に影響を与えてしまう理由」について記事を書きました。
交通事故で頚椎捻挫(ムチウチ)になると、自律神経の症状を訴えている方が多いです。
交通事故後に自律神経失調症などになると、病院からは精神的ストレスや気にしすぎと言われたりしてしまう事も多いのですが頚椎捻挫(ムチウチ)が与える影響は結構大きいです。
実際に自律神経に影響を与えてしまうと、様々な症状に苦しんでしまい、お医者さんにも理解されづらいので精神科を紹介されてしまうケースもあります。
精神科が必要な場合もあると思いますが、精神安定剤を飲んでも根本的解決にはなりません。
むしろ薬に依存してしまったり、悪影響を与えてしまう事もあります。
なので今日は
- 交通事故での頚椎捻挫が自律神経に影響を与える理由
- 自律神経とは?
- 自律神経に影響が出るとどういう症状が出るか?
について説明しています。
交通事故で自律神経に影響が出ている方や、まだ症状は出ていなけど不安な方はご一読下さい。
(更新2020年11月4日)→当院が交通事故患者さんに対して施術しているモルフォセラピーについての説明と、書籍の紹介、全国にいるモルフォセラピーを扱っている先生の紹介などを追記しました。
千葉県にいなくとも交通事故後の自律神経症状でお悩みの方は追記したサイトをご確認下さい。(3 自律神経に影響が出るとどういう症状が出るか?にアップしています)
交通事故での頚椎捻挫が自律神経に影響を与える理由
結論から伝えると
頚椎には自律神経の働きに関与する場所なので、頚椎捻挫をしてしまうと頚椎がズレて自律神経に影響を与えます。
上の画像は自律神経の分布図ですが、頚椎という場所からは副交感神経に影響を与える場所となっております。
交通事故によって頚椎捻挫(ムチウチ)をしてしまうと、交通事故の外力によって頚椎がズレてしまい、自律神経やそれ以外の部分にも影響を出します。
- 脳へと向かう血管を阻害し血流が悪くなる
- 脳や頭、顔に向かう神経を阻害し影響を与える
- 副交感神経の働きが低下し、交感神経優位になる
- 筋肉が過緊張に陥りやすい
上の画像を見てもらえると分かりやすいのですが、頚椎の横に黄色と赤色のものが通ってます。
黄色が神経、赤色が血管です。
頚椎捻挫は言葉の通り、頚椎の捻挫です。捻挫とは字のごとく捻りが加わります。
頚椎が捻れると頚椎がズレるという結果になるのですが、頚椎がズレると横を通っている血管や神経は雑巾絞りのように圧迫を受けます。
血管が圧迫を受ければ血流は低下し、神経が圧迫を受ければ神経痛を出したり、自律神経に影響を与えます。
血流が低下し、神経の働きも低下すれば筋肉は結果的に過緊張を起こします。
シンプルですが、頚椎がズレる事で
- 血流低下
- 神経の働きが低下
- 自律神経の働きが低下
- 筋肉が過緊張
が起きるのです。
上記4つが全て同時に起こるわけでなく、一人一人に個人差は出る感じです。
なので、自律神経に影響を与えてしまう理由は
頚椎のズレ
が原因で引き起こしているのです。
交通事故で自律神経に影響が出やすい理由は、交通事故の衝撃にもよりますが頚椎へのダメージがデカイからだと思います。
交通事故で受ける体への衝撃についても記事を書いていますのでご一読下さい。
自律神経とは?
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つに分けられます。
交感神経は主に活動している時に優位になり、副交感神経は休んでいる時に優位になります。
この2つは相反するもので、お互いにシーソーのようにバランスを保っています。
自律神経の特徴としては
- 体を回復させる機能を担っている(自己回復力)
- 内臓の働きに関与
- 心臓や呼吸器系に関与
- 自分の意思でコントロール出来ない
- 体温を調整
細かくいうともっとありますが大きな特徴はこれぐらいです。
これぐらいと言ってもとても大きな役割だらけです。
自律神経に関しては以下の記事もあるのでご一読下さい。
- なぜ、背骨のズレや歪みが自律神経に及ぼすのか?【理由と対策方法について】
- 骨盤のズレが足の冷えとむくみを引き起こす【原因と対策】
- 起立性調節障害、乗り物酔い、歩くだけで気持ち悪くなってしまう方の1症例
- 自律神経調整の整体を千葉でお探しの方へ
自律神経に影響が出るとどういう症状が出るか?
自律神経に影響が出るということは先ほど説明した特徴に影響が出てきます。
先ほど説明した自律神経の特徴とは
- 体を回復させる機能を担っている(自己回復力)
- 内臓の働きに関与
- 心臓や呼吸器系に関与
- 自分の意思でコントロール出来ない
- 体温を調整
です。
上記の特徴に影響を及ぼすので
- 体の回復力が低下する
- 内臓の働きが低下する
- 呼吸がしにくい
- 体温が下がる
という影響を出します。
特に交通事故で頚椎捻挫をやってしまうと頚椎のズレが出ますので
頭痛、めまい、吐き気、動機、息切れ、頻脈、起立性調節障害、耳鳴り、立ちくらみ、腹痛、便秘、下痢、生理不順、倦怠感、慢性疲労症候群、線維筋痛症、視力低下、集中力の低下などなど。
いわゆる病院で原因不明と言われたもの全般に影響や症状を出します。
頚椎だけでも上記のような症状を出すので、頚椎はとても重要な場所です。
あと、シンプルですが頚椎のズレがあると首の痛みや寝違えなどの痛みも出やすくなります。
頚椎だけでなく背骨全体がズレると様々な症状が出るので、以下の記事もご一読下さい。
自律神経系の症状で病院に行くと、原因不明と多くの方が言われれると思います。
病院だと原因不明の場合、理由がはっきりとしないので治療として投薬治療が多くなると思います。
しかし、頚椎のズレや背骨のズレの場合は投薬治療では改善しないです。
投薬治療の内容にもよると思いますが精神安定剤を処方された場合は原因不明という状態であるのならば飲まない方が良いと思います。
原因不明と言われた場合は、近くの整体や治療院に相談した方がまだ良いと思います。
交通事故の場合でも、精神安定剤を処方された場合も同様です。
自分の子供が同じような状況になっても精神安定剤だけは服用させないです。
どうしても症状をすぐに抑えたい気持ちも分かりますが、もし服用する場合は常に服用し続けないように気をつけて下さい。
当院ではモルフォセラピーという手法で背骨のズレを矯正していき、様々な体の不調を取り除く事を行なっておりますが、当院以外でもモルフォセラピーを行なっている所は全国にいます。
以下の書籍でもモルフォセラピーについて創始者の花山先生が図や絵を用いて分かりやすく説明されており、セルフケアのやり方や、今までの常識と言われていた健康法が間違いだったという事も説明されていますので、ご興味がある方はご一読下さい。
また全国にいるモルフォセラピストを知りたい方はモルフォセラピー協会のホームページをご参照下さい。
まとめ
- 頚椎捻挫は自律神経に影響を与える
- 頚椎捻挫を受傷すると頚椎のズレが起きやすい
- 頚椎は自律神経と深く関わっている
- 頚椎のズレは病院では診断されないので、自律神経症状が出ても原因不明と言われやすい
- 原因不明の場合に精神安定剤を処方された場合は注意が必要
- お医者さんから処方されたからといってもむやみに服用せずに一度自分で調べてから服用しましょう
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お知らせ
【診療時間】
船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
海神駅前整骨院
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