(作成2019年3月25日)→(更新2020年8月29日)
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
船橋市海神にある海神駅前整骨院です。
今日はふくらはぎやアキレス腱に痛みを感じている人の原因について記事を書きました。
ふくらはぎやアキレス腱の痛みは、そこの部分の筋肉が硬くなっているからと思われがちですが、原因はそこだけではありません。
簡潔にまとめると、足首、足指、股関節、腰のどこかに問題がある事で引き起こされます。
なので、ふくらはぎやアキレス腱の痛みに対していくらマッサージなどをしても解決しにくいのです。
少しでも早くふくらはぎやアキレス腱の痛みをお持ちの方が解決したい方の参考になれれば幸いです。
(更新2020年8月29日)→今回ふくらはぎ〜アキレス腱の痛みの原因についての記事を追記した理由として、足首の柔軟性が低いと引き起こしやすいので更新しました。
ふくらはぎやアキレス腱に痛みが出ている方はセルフチェックも含めて説明をしていますのでご一読下さい。
ふくらはぎ〜アキレス腱にかけての痛みの原因とは?
冒頭でお伝えしましたが、ふくらはぎ〜アキレス腱の痛みは、そこの筋肉に原因は無いことが多いです。
ふくらはぎ〜アキレス腱の筋肉が原因であれば、逆に言うとすぐに良くなります。
ふくらはぎ〜アキレス腱にかけて痛みを抱えている方の筋肉は張っていたり、ガチガチに硬かったりしているので、皆さんその筋肉が原因だと思ってしまうのも無理はありませんが、ふくらはぎ〜アキレス腱の筋肉が張ったり、ガチガチに硬くなってしまうのには更なる要因があります。
それは
- 腰椎・骨盤のズレ
- 股関節の捻れ
- 足首の捻れ
- 足指の緊張
- 足首の柔軟性
が要因としてそれぞれ挙げられます。
上記の5つが全部ダメになっている方も多いですが、どれか一つでも起こっているとふくらはぎ〜アキレス腱の痛みに繋がりやすいです。
具体的にどうなっているかを説明していきます。
腰椎・骨盤のズレ

腰椎という骨から足に向かって神経が通っています。
腰椎という場所から足先まで神経が通っているのですが腰椎がズレてしまうと神経を圧迫してしまいます。

また腰椎だけでなく骨盤がズレてしまう事で更に神経を圧迫してしまいます。

骨盤は上の図のように右側に巻き込まれてズレてしまうので腰回りが捻れてしまいます。
そうなると、腰から足に向かっていく神経はより圧迫を受けてしまい、結果としてふくらはぎ〜アキレス腱に負担をかけてしまうのです。
股関節の捻れ

股関節が上の図のように内側に巻き込まれてしまうと内股のような状態に陥ってしまうので、ふくらはぎ〜アキレス腱にかけて負担を与えてしまいます。
皆さんも内股の状態を作ってみるとふくらはぎ〜アキレス腱にかけて負担を感じる事が出来ると思います。
また、股関節が内側に巻き込まれている状態の方は意外に多い傾向にあります。
自分はO脚だから股関節は内側に巻き込まれていないだろうと思っている方もいると思いますが、実はO脚の方ほど股関節は内側に巻き込まれている事がほとんどです。
細かい部分の説明をすると長くなってしまうので、後日別の記事にてアップさせて頂きますが、股関節が内側に巻き込まれている方は反り腰という状態になっています。
これが、腰椎・骨盤のズレと共に反り腰が追加されてしまうことで更に腰椎から出る神経を圧迫しやすくしてしまい、ふくらはぎ〜アキレス腱にかけて負担を増強させてしまうのです。
足首の捻れ

よく、靴の外側がすり減ってしまっている方は足首が捻れて小指側の方に体重がかかっている状態になっています。
このような状態になっていると、まっすぐに立っている状態では無いので、ふくらはぎ〜アキレス腱にかけての筋肉に負担がかかってしまいます。
本来、まっすぐに立てている状態だと骨で体を支えられているのですが、足首が捻れてしまっていると、骨で支える事が弱くなり、筋肉でサポートしている状態になるのでふくらはぎ〜アキレス腱にかけて負担が増強してしまうのです。
これもご自身で立っている状態で小指側に体重をかけるとふくらはぎ〜アキレス腱にかけて筋肉が張る感じが分かると思います。