入浴の効果について【入浴の本当の目的とは?】

(作成2019年6月25日)→(更新2020年8月3日)

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は「入浴の効果について【入浴の本当の目的とは?】」について記事を書きました。

昔は入浴はしっかりと行い、一日の疲労の回復に活用していました。

当院の患者さんに入浴の事に関して聞いてみると、シャワーだけで終わらせていたりする事が多く、しっかりと入浴していない方が多いなと感じました。

この暑い時期でも入浴はとても大切な事なので、今日は入浴の効果について【入浴の本当の目的とは?】について説明を書きましたのでご参考にして下さい。

入浴の本当の目的とは?

記事のタイトルにもある通り、入浴の目的について当院の患者さんに色々と確認すると様々な回答が聞けることが出来ました。

  • 体を清潔に保つため 
  • リラックスするため 
  • 疲労を回復させる 
  • 美容のため

様々な意見があり、どれも間違い無いです。

でも、入浴の本当の目的としては

  1. 水圧をかける事 
  2. 体温上昇 
  3. 浮力を与える

この3つがとても重要になります。

体温の上昇は皆さんもイメージしやすいと思いますし、浮力についても水の中だと体が軽くなりますのでイメージが少し湧くと思いますが、自分は初めてこの情報を知った時に体の仕組みって凄いなとビックリしました!

自分が以前までに知っていた情報は

入浴をして血行促進されて、汗が出てデトックス効果を促し、体温調節機能の自律神経系に影響を与えるという効果をもたらすという情報でした。

もちろんこれも重要な効果ではあるのですが、今回学んだ内容の水圧をかける事、体温上昇、浮力の影響までは理解していなかったので目からウロコでした。

入浴の本当の目的を理解していないと、ただ入浴の時間が勿体無いからとシャワーだけになってしまったり、暑いから今日は入らないなどという行動に陥りやすくなったり烏の行水になってしまったりするので、入浴の本当の目的と効能を理解して自分の体の免疫と健康を自分自身で守れるようにしていきましょう。

入浴の効果

お風呂にゆっくりと浸かる事で得られる効果は沢山あります。

入浴の効用は

  • 血行促進
  • 発汗作用
  • デトックス(毒落とし)
  • 体温調節
  • 精神的リラックス

などがあります。

これらは以前から言われている効果ですが間違いなく良い効果を与えてくれますのでそれぞれに説明をしていきます。

血行促進

お風呂で体を温める事により、血流が良くなります。

血流が悪くなっていると内臓の働きにも影響を与えますので、免疫力などにも影響していきます。

内臓が元気に働く事によって、病気の予防にも繋がりますので、とても重要な事です。

特に、夏の時期は暑くて、入浴は嫌だという方も多いかも知れませんが

冷房を入れた室内で過ごす方は、汗をかく事が極端に少なくなってしまうので血行促進を促す必要があります。

血行促進には自律神経の働きにも影響を与えますので、歯磨きと同様、毎日習慣として入浴をする事は重要な事です。

発汗作用

体温より高めのお湯に浸かれば、当然のように汗も出ます。

血行促進が促されれば、汗も出ます。

汗を出すという事は代謝も上がりやすくなり、デトックスにも繋がっていきます。

また、汗が出ない人は交感神経優位になってしまっている方が多いので、夏場の暑い時期では熱中症にもなりやすいと言われております。

発汗を促す事で交感神経優位を抑えていき、自律神経の働きにも良い影響を与えていきます。

デトックス(毒落とし)

お風呂にゆっくりと浸かり、血行促進、発汗を促していくと体内の老廃物を除去していきます。

体内には毒素が溜まっているのですが、それらを排出するには、尿・便・汗で排出されます。

汗をかき、体のデトックスを入浴では促せますので、良い効果があるのです。

体温調節

体が冷えてしまっている人が近年増えている状況です。

冷え性を調査している統計もありましたので、以下をご参照ください。

https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20130109_hieshou.pdf

体が冷えている人が増えている理由は様々ですが、体を温める行動をしていない方は多いです。

体が冷えてしまっている人は、自分の体内で熱を上手く産生出来ずにいます。

理想は運動などで体を温める事ですが、中々運動を出来ない人や環境などはあると思います。

しかし、入浴で体を温める事は誰でも出来ます。

体を入浴で温めて、冷え切った体をケアする事はとても大切な事なのです。

精神的リラックス

入浴や温泉で何故か分からないけどホッとするという経験などありませんか?

体を温めると、血行促進につながり、発汗作用が起きます。

交感神経優位だと汗腺がしまっている状態なのですが、汗をかくという事は副交感神経が優位になります。

体の反射的作用で入浴ではリラックスを促せます。

一日、仕事や家事、育児などではリラックスして過ごせてはいません。

一日交感神経が優位のまま寝床に着くよりも、入浴を行い、副交感神経優位になっている状態から寝床に着く方が疲労回復の促進に繋がります。

一日の体の疲れを労って入浴を行う事で、交感神経優位を抑えていく事はとても重要な要素なのです。

入浴の本当の効果について

今回更新(2020年8月3日)した内容の水圧や浮力の影響で受ける効果について説明をしていきます。

入浴の本当の目的と効果については病院の先生である吉野敏明先生がとても分かりやすく動画で説明をされていますのでご覧下さい。

https://youtu.be/6ImqBCqkpkk

本記事でも文章として説明をしていくと

水圧がかかる事でむくんでいる末端の疲労物質を中心に戻し、腎臓でろ過をして排泄を促します。

水圧がかかる事で腎臓や膀胱に圧力が加わる事で尿意を促していくのです。

尿や便などの排泄は体のデトックスでもあるのでとても重要な機能です。

これらは水圧をかけることによって促せる事が出来るのでシャワーだけでは無理な事なのです。

浮力は地球上では重力が常にかかっているのですが、この重力から体を解放してくれます。

よくスポーツ選手が怪我のリハビリにプールで運動をしていると聞いた事がある方も多いと思いますが、関節や筋肉の負担も軽くしてくれます。

この効果も勿論重要なのですが、それよりも体に浮力がかかると造血機能が上がり新しい血液が産まれます。

新しい血液が産まれるので免疫にも関与しますし、回復力を上げていく為にも重要になってきます。

体温上昇は先ほど説明した内容と似通っているので説明は省きますが、入浴の本当の目的である

  1. 水圧をかける 
  2. 体温上昇 
  3. 浮力を与える

という3つの本当の目的を理解して、入浴を実践していくことによって

  • 体の痛みや症状の自己回復力の促進 
  • 自律神経症状の緩和 
  • 免疫力を上げる 
  • アレルギー疾患の緩和 
  • 病気の予防

などの効果をもたらすのです。

虫歯を予防するために歯磨きをするように、体の痛みや症状、病気などを予防するために入浴をする。

シンプルですが、本当に大事で大切で効果的なことなので、皆さん実践していきましょう。

むしろ整骨院に来ることよりも重要なことなので、「面倒くさいから」、「暑くて汗が出ちゃうから嫌だ」、「入浴が苦手だから」、「時間がなくて」と言わずに行動して健康を自分の手で作れるようにしていきましょうね!

入浴の際の注意事項

いくら入浴が体に良いと言っても注意事項はあります。

何でも良いものでもやりすぎは良くないので、以下の点に注意して入浴をしてください。

  • シャワーで無く、お風呂に浸かる 
  • いきなり高温のお湯に浸かるのではなく段階的に上げていきましょう
  • 無理に長湯はしないようにしましょう(始めはいつもよりも気持ち長めに入ることから始めましょう)
  • 入浴途中、気持ち悪くなったら一旦お湯から出ましょう
  • 飲酒後や寝不足状態での入浴は控えめにしましょう

何事も一気に行うのでは無く、コツコツと継続して行なっていく事が一番ですので、是非入浴を続けて健康に生活をしていきましょう!

まとめ

  • 入浴には、血行促進、発汗作用、デトックス、体温調節、精神的リラックスの効用がある
  • 現代では、入浴を省く傾向にあるが、入浴は一日の疲労を軽減させるので、行う事がベストです
  • 入浴を一気に行おうと長時間入ったり、一気にお風呂の温度を高くしすぎても大変なので注意しましょう
  • あくまでも、毎日コツコツと継続していく事が大切です
  • 途中で気持ち悪くなったら無理して入り続けずに、一度お風呂から出て落ち着かせましょう 
  • 最新の医学では入浴の本当の目的は水圧をかける事、体温上昇、浮力を与える事がとても体に良い影響を与えると言われているので正しい情報を理解して入浴を実践していきましょう

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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、

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毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。

様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。

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