坐骨神経痛の患者さんの１症例

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本日は股関節及び坐骨神経痛の症状の患者さんの1症例をお伝えしたいと思います。

10年前から股関節が痛く、及び右足に坐骨神経痛があるという言う状態でした。

常に痛いわけではなく、長時間歩くと辛くなっていくということでした。

坐骨神経痛は重度のものから軽度のものまで幅広いです。

まず坐骨神経痛とはどういったものなのかを説明していきます。

1 坐骨神経痛とは？
- 1.1 原因
- 1.2 症状
2 海神駅前整骨院での坐骨神経痛の見解
3 今回の患者さんの状態
4 考察

坐骨神経痛とは？

坐骨神経痛（ざこつしんけいつう、Sciatica、Sciatic Neuralgia）とは、人の体においてさまざまな原因により、坐骨神経が刺激されることに起因する神経痛。あくまで症状であり、病名ではない。

wikipediaより引用

病院などで診断を受けた時に言われると思いますが、坐骨神経痛はあくまでも痛みを引き起こしている状態の事を言っております。

原因

原因はさまざまであり、坐骨神経の圧迫、脊椎神経根の圧迫、梨状筋症候群、腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などが原因とされている。最も多い原因は腰椎椎間板ヘルニアであり、約90％の坐骨神経痛はこれが原因とされている。

wikipediaより引用

原因の特定が簡単にはいかないのが坐骨神経痛の特徴でもあります。

しかし、腰部周辺が問題で坐骨神経を圧迫してしまっている可能性が非常に高く、病院ではレントゲンを使用したり、MRIを使用して腰部に対して検査を行なっていきます。

病院で腰部にヘルニアや狭窄症のような状態が確認されれば、ドクターからヘルニア・狭窄症が原因と診断が下ることが多いです。

今回の患者さんも病院で検査を受けたりしましたが、特にヘルニアや、狭窄症があると言われた訳ではなく坐骨神経痛と診断を受けただけとの事でしたが、当院には病院でヘルニアや狭窄症と診断されたケースの患者さんもご来院されております。

そのような方でも、当院の施術によって痛みが消失したケースがあるので、本当にヘルニアや狭窄症が原因なのかどうかは定かでは無いケースの方が多いと私は感じています。

症状

坐骨神経の走行に沿い、一側の大腿後面から足まで放散する痛みが特徴的である。low back painより強い一側の下肢痛、足かつま先に放散する痛み、痛みと同領域の異常感覚、ラセーグ徴候で陽性、1つの神経に由来する神経症状によって坐骨神経痛と診断される、その日の健康状態や体調によって痛さや箇所が変わることもある。

wikipediaより引用

坐骨神経痛の特徴的な症状の出方として、痛い場所がその日によって微妙に違います。

坐骨神経が通っているラインに症状が出るので今日は腰、また別の日は足先、また違う日は太ももなど、症状が出る場所が違いが出るので患者さんはとても不安に陥ってしまう傾向にあります。

また坐骨神経痛の重度な方は足を着くことも困難に陥ってしまったりします。

坐骨神経痛は痛みだけでなく、異常感覚や痺れなどといった特有の状態も発生したりします。

指先の感覚があまり無いなども坐骨神経に影響が出ている可能性が示唆されます。