筋トレをしているのにお体に不調が出やすい方

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

 

今日は患者さんの質問で「筋トレをしているのに、体の不調が良くならないのは何でですか?」

海神駅前整骨院,筋トレ,運動,ヨガ,マラソン,エアロビクス

 

という質問がスポーツやジムに通っている患者さんで多くあったので、その解説をしていきます。

 

ここ最近、ジムや運動、エクササイズなどを行っている方が10年前と比べても多くなっている傾向にあると感じます。

 

皆さん、テレビやインターネットで情報を知り、健康志向が昔と比べて上がっている事は非常に良いことだと私自身も思っております。

 

しかし、当院にご来院されている患者さんの中でも筋トレ、ジム、運動、エクササイズなどを行っているにも関わらず体の不調を訴えられ通院している方が多いです。

 

元々健康の為に行っていた、筋トレや運動も逆効果になっているケースが多いという結果なのかと推測されます。

 

そこで、まず筋トレや、ヨガ、運動、エクササイズなどの効果と目的を簡単に書いていきます。

 

筋トレ・ヨガ・エクササイズの効果

①筋トレの効果

・筋力アップ
・ボディラインにメリハリがつく
・アンチエイジング
・脳の働きが上がる
・自信がつく(笑)
・姿勢を維持しやすくなる
簡単に上げるとこのような所かと思います。
後は、スポーツ別に競技力のアップなども筋トレには期待できますね。

②ヨガの効果

・身体のゆがみを整える

・自然治癒力を高める

・精神を整える

・慢性的な症状の緩和

・自律神経を整える

などだと思います。

ヨガは様々な効果が期待できるものと思います。

自分自身をコントロールしていき、自分と向き合う事が大切だと思います。

 

③エアロビクスの効果

・筋力アップ
・持久力アップ
・肺機能の向上
・ダイエット
等だと思います。

④ジョギング・マラソンの効果

・ダイエット
・肺機能の向上
・生活習慣病の予防
・脳の活性化
・ストレス解消
等があげられます。
細かい部分をあげればキリが無いので省かせていただきましたが、要約すると
いかに、筋肉・関節を動かしていくかが重要という事が言えます。
上記4つ以外にも様々なスポーツにも言える事だと思います。
実際に私自身も柔術というスポーツを行っておりますので、どの運動・スポーツもメリット・デメリットがあるのです。

何故、運動・筋トレ・スポーツは体に良いのに、体の不調が良くならない方の5つの特徴

上記4つだけでも体に良いことが効果としてあるのに、一向に体が良くならない、という方は多いと思います。
勿論、筋トレや運動をして体の不調が良くなった人も多数いらっしゃると思いますが
今回は筋トレや運動をしても良くならなかった方の事例に合わせて説明をさせて頂きます。
筋トレや運動をして筋肉・関節の動きを良くしていくことで、通常なら血流が良くなり老廃物の代謝が上がっていき硬くなった筋肉や関節が緩んでいくのですが
そうならない方がいらっしゃいます。
逆に、筋トレや運動をすればするほど筋肉や関節が緊張していき、血流の停滞、筋肉の硬直が進み、痛みや不調が増悪してしまうケースがあります。
このような方にはご自身のお体にある特徴がある事が多いです。
それは以下の特徴があげられます。
①筋肉の柔軟性が低い
②関節の柔軟性が低い
③背骨の柔軟性が低い
④骨のズレが著明
⑤姿勢の崩れが著明
このようなお体の状態だと、筋トレや運動をしても痛みや不調を増悪させてしまう事が多い傾向にあります。

何故5つの特徴があると、健康の為に筋トレや運動をしているのに痛みや不調を増悪させてしまうのか?

5つの特徴が何故悪い影響を与えてしまうのかを説明していきます。

①筋肉の柔軟性が低い

筋肉は通常水分に富んでおります。しかし、柔軟性が低い状態はその筋肉内の水分含合量が不足している状態とも言えますので
筋肉内の疲労物質や老廃物が筋肉の柔軟性が低い部分に停滞しやすくなります。
その状態で筋トレや運動をしても中々上手く動かせなかったりする為、柔軟性が低いところに疲労物質や老廃物が更に溜まるという悪循環を招き易い状態とも言えます。
そうなると、中々筋トレや運動をしてもスムーズに使えずに怪我や更なる不調の増悪を招きます。

②関節の柔軟性が低い

関節の柔軟性が低い状態は、その関節の周りの組織も固まってしまっている状態です。
関節の周りの組織には筋肉も含まれます。
関節の柔軟性が低い状態で筋トレ、運動を行うと筋肉に過度な負担がかかりやすくなってしまい
結果的に筋肉にダメージを与えたり、筋肉を更に固めて関節の動きが悪くなっていってしまいます。
関節の動きが悪くなると、関節包という組織がガチガチに硬くなり、痛みや症状の増悪を招いてしまいます。

③背骨の柔軟性が低い

背骨の柔軟性が低いという状態はどういう状態かというと、背筋を真っ直ぐに伸ばしづらい状態です。
背骨が伸ばしづらいという事は背骨の横の筋肉の柔軟性が低い状態なので
背骨から出る神経や血管を圧迫してしまい、血流低下や神経圧迫により筋肉の緊張と硬直を招いてしまいます。
そうなってしまうと、筋肉に更なる負担がかかり、痛みや不調の増悪に繫がります。

④骨のズレが著明

背骨の柔軟性にも直結するのですが、骨のズレが著明な状態だと血管・神経を直接圧迫してしまいます。
すると背骨についている多裂筋という筋肉を硬くさせてしまい、背骨の柔軟性が失われていきます。
そうなってしまうと、痛みや不調の増悪に繫がってしまいます。

⑤姿勢の崩れが著明

姿勢が真っ直ぐの重心線に近ければ近いほど筋肉の負担は少なくなるのですが
姿勢の崩れが著明だと左右の筋肉にかかる負担や前後にかかる負担が偏ってしまいます。
そうなってしまうと、筋トレや運動をしても姿勢の崩れが著明だと痛みや不調の増悪に繫がってしまうのです。

筋トレや運動で痛みや不調が増大する人はどうすれば良いのか?

それでも筋トレや運動が好きでやりたいという方はいらっしゃると思います。
もちろん当院の施術を受ける事も選択肢の一つに入れて頂ければと思いますが(笑)
日常生活やちょっとした工夫で緩和する事も可能です。
具体的に行う事としては

・よく歩きましょう!

筋肉がガチガチな方や、骨のズレ、姿勢の崩れがある方はウォーキングを1日30分歩く事でガチガチになった筋肉を緩めてくれたり
骨のズレや姿勢の崩れもウォーキングしている内に修正されていきやすくなります。

・姿勢を悪いままにせずにこまめに伸ばしましょう!

姿勢が悪いままだと筋肉に負担をかけ続けてしまうので、30分、45分たったら姿勢を伸ばし、悪いままの姿勢で筋肉を固めないようにしましょう。

・よく水を飲みましょう!

ガチガチに固まった筋肉は水分の含合量が少ない傾向にあります。
よく水を飲むことによって筋肉を動かした時に固めにくくなりますので、定期的に水をとりましょう。
上記3つを行っても解消されない方は早く施術を受けた方が良いと思います。

まとめ

・様々な運動や筋トレは本来体にはメリットがある
・筋トレや運動をして体調が良くなっていく人はOK
・筋トレや運動をしても痛みや不調が変わらない方はご自身のお体に問題がある
・筋トレや運動をして痛みや不調が増悪する方のお体には特徴がある
・日頃の柔軟性のケアや姿勢の意識がとても大切
・ウォーキングはとても良い運動です
・水も日頃からこまめに飲みましょう
・それでもダメなら当院へ(笑)

【診療時間】

当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。

どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。

海神駅前整骨院

住所:〒273-0021
船橋市海神6-6-12
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