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今日は「交通事故に遭い手に力が入らない時の対処方法」について記事を書きました。
今回の記事では交通事故だけでなく、手に力が入らないという方に対してどこに行けば良いのか?どういう検査をしたら良いのか?どういう治療法や施術法があるのか?について説明をしています。
手に力が入らないという場合、脳に異常があったりするのでは?と思ったり、病院でどこにも異常が無いと言われたのに何で良くならないの?と思いますよね。
交通事故に遭ってしまい手に力が入らない方や、交通事故以外でも手に力が入らない方は記事をご一読下さい。
手に力が入らないのは何で?
交通事故の場合で考えられることは、やはりムチウチ(頚椎捻挫)による影響で手に力が入らない可能性があります。
またそれ以外にも考えられるものは脳に異常があるかどうか?です。
ムチウチ(頚椎捻挫)による影響
ムチウチ(頚椎捻挫)は分類が4つあります。
1 頚椎捻挫
主に筋肉や靭帯を損傷しているケースで痛みや動きの制限が現れます。
2 神経根症状型
神経根症状というので、文字通り神経に影響が出ている状態です。
神経は運動神経と知覚神経の2つに影響を与えるので
- 首から腕にかけての痛みや痺れなどの症状
- 感覚鈍麻
- 筋力低下
などが出ます。
3 バレ・リュー症候群
バレ・リュー症候群?と聞きなれない言葉だと思いますし病院でそう診断を受ける方も少ないと思います。
フランス人のバレとリューによって発表されたことに由来しているのですが、簡単に言ってしまうと自律神経に影響を与えてしまっている状態です。
自律神経に影響を与えているので
- めまい
- 耳鳴り
- 頭痛
- 記憶障害
- 倦怠感
- 吐き気
などが生じます。
4 脊髄損傷型
これは交通事故の中でも十分に注意しないといけない症状です。
神経の大元である脊髄に損傷が加わると
- 感覚麻痺
- 運動麻痺
などの状態になり、うまく手足を動かせなくなってしまいます。
手に力が入らないということはこの上記5つのうちの2の神経根症状型か4の脊髄損傷型のいずれかが可能性として考えられます。
ムチウチ(頚椎捻挫)については以前の記事にて詳しく説明をしていますのでムチウチ(頚椎捻挫)について詳しく知りた方はこちらの記事をご一読下さい。
その他
交通事故とは違う影響にはなりますが以下のようなケースも考えられます。
胸郭出口症候群、頚椎椎間板ヘルニア、斜角筋症候群というのがあります。
胸郭出口症候群は鎖骨と肋骨の間を神経や血管が通るのですがこの間で圧迫が起きていることで症状を出すと言われてます。
頚椎椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出て神経を圧迫して症状を出すケース。
斜角筋症候群は首の斜角筋という筋肉が神経や血管を圧迫して症状を出すケース。
などがあります。
脳に異常があるかどうか?
これは一番気をつけないと行けないケースです。
脳に腫瘍や血腫や脳内出血、脳挫傷など脳にダメージが考えられるケースもあります。
脳に問題があるかどうかは自己判断出来ないので病院で検査をした方が良いです。
どこに行けば良いの?
先ほども説明をした部分で、手に力が入らない場合はムチウチで神経に影響を与えているか?脳に影響が出ているか?の2つのパターンが考えられます。
脳に影響は出ているかどうかは病院に行って検査をしないと分かりません。
なのでまず初めに病院に行きましょう。
病院でしか脳に影響が出ているかどうかを診断出来ません。
病院で異常や問題が無いと診断をされたら整骨院や治療院などでリハビリや治療、施術を受ける流れの方が安全に患者さん自身も受けられると思います。
脳や脊髄に問題が無いと診断されたら、病院でそのまま治療を受けるも良し、併用して整骨院や治療院を使うも良し、整骨院や治療院に行くのも良しだと思います。
交通事故の治療は病院と整骨院どちらに行けば良いのか?という記事も以前書いていますのでご一読下さい。
どういう検査したら良いの?
まずは病院に行って今のご自身の病態や症状を分かりやすく伝えましょう。
今の自分の症状を分かりやすく伝えるには
いつ、どこで、どういう時に、どこの部分に、どういう痛みや症状が出るのか?またはどういう時に痛みや症状が和らぐか?などを簡潔にお医者さんや整骨院などの先生に伝えることで先生も理解しやすくなります。
それらを伝えればお医者さんが必要な検査を指示されると思います。
主に病院で検査をする場合、レントゲン、CT、MRIが一般的に多くやられると思います。
あとは神経に影響が出ているかどうかを判断するのに神経学的検査という手法を使います。
その他にも徒手筋力テストと言われる筋力のチェックなども行います。
脳の検査ではCT、MRIなどでしか判断出来ないので、病院で検査を受けましょう。
整骨院で検査をする場合は主に筋肉に対してと、神経に対して、関節に対してです。
整形外科的テスト、神経学的検査、徒手筋力テストなどを用いたりします。
あとは院によって違いが出ると思いますが当院で言えば背骨・骨盤のズレをチェックしたり、皮膚や筋肉の張りをチェックしたり、姿勢をチェックしたりします。
どういう治療法や施術法があるの?
脳に問題がある場合はもちろん病院での治療になります。
脳に問題が無く、ムチウチによる影響である場合の治療法についてを説明していきます。
病院での治療法
病院ではムチウチでの治療は以下のものがあります。
- リハビリ(電気、運動療法、電気療法、温熱療法)
- 投薬治療
- 湿布
- 頚椎カラー(首の固定具)
主に投薬治療と湿布が基本となり、リハビリで電気や温熱治療などを行なっていきます。
整骨院での治療法
整骨院ではそれぞれの院での違いもありますので一般的な所を説明します。
- 電気療法
- 温熱療法
- 手技療法
- 運動療法
- 日常生活指導(筋トレやストレッチ指導)
- 背骨・骨盤矯正
- 筋膜リリース
- 頭蓋骨調整
- 鍼灸治療(鍼灸師がいる場合)
- あん摩・マッサージ(あん摩・マッサージ師がいる場合)
などがあります。
整骨院や治療院では病院のリハビリ治療をより細かく重点的に行うことに特化している感じです。
基本的に病院と整骨院どちらが優れているとかでは無く、双方をうまく利用する方が身体を回復させて行くためにベストかと思います。しかし、整骨院や整体を受ける時に注意することもあります。
詳しくは以下の記事もご一読下さい。
また、当院での交通事故での整体の説明や交通事故治療を受けるまでの流れなども説明していますので、ご興味がある方はご一読下さい。
まとめ
- 交通事故で手に力が入らなくなった場合は速やかに病院を受診しましょう
- 手に力が入らない場合ムチウチによる影響か脳の問題があるかの2つのケースが考えられる
- 病院で脳に異常が無ければムチウチによる頚椎や首の筋肉の問題の可能性が考えられる
- 決して自己判断せずに病院には行きましょう
- 交通事故治療は病院でも整骨院でも受けられます
- どちらかが優れているというよりは、双方をうまく利用して身体を回復させましょう
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シフト
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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
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(R2/1/10 更新)