骨盤のズレが足の冷えとむくみを引き起こす?【原因と対策】

(作成2019年9月14日)→(更新2020年9月16日)→(更新2021年7月15日)

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は骨盤のズレが足の冷えとむくみを引き起こす原因と対策について記事を書きました。

骨盤の歪み、骨盤のズレなどのワードはよく聞いた事があると思います。

皆さんもなんとなく骨盤が歪んでいたり、ズレていると悪い影響があるんだろうなというイメージはお持ちだと思います。

結論から言うとそのままですが

骨盤のズレが血流を悪くして足を冷やし、むくみを引き起こしやすくして

骨盤のズレが神経の促通を悪くして、足の筋肉を緊張させてむくみを引き起こしやすくなり

骨盤のズレがリンパの流れを悪くしてリンパ液がうっ血状態に陥りむくみやすくなる。

要は骨盤のズレが血流・神経・リンパの3点の働きを阻害して冷えとむくみを引き起こすと言う事です。

ただし、骨盤のズレだけで冷えやむくみを引き起こすのではなく、様々な影響が体に起きて冷えやむくみが起きてしまいます。

東洋医学的に言うと

「気・血・水」

の流れが滞っていると言う事です。

この骨盤のズレはセルフでも矯正しやすい所でもあるので、最後にセルフケアの動画も載せましたが、骨盤のズレが何故足の冷えとむくみに関与しているのか?

の原因の解説や、対策について記事を書きました。

セルフケアを行うにも、何故それが必要かを理解して行なった方が効果も違います。

なので今日は

  • 骨盤のズレが冷えとむくみを引き起こす原因 
  • 骨盤がズレてしまう要因 
  • 骨盤のズレが起きない過ごし方 
  • 自分で出来るセルフ骨盤矯正のやり方 

について説明しました。

足の冷えやむくみなどで悩んでいる方の参考にして頂ければ幸いです。

(更新2020年9月16日)→骨盤のズレが起きてしまう原因についての記事を追記しました。

背骨や骨盤のズレが引き起こされやすいと体に様々な影響を与えてしまいますので、背骨・骨盤のズレを予防したい方や原因について知りたい方は2 骨盤がズレてしまう原因に追記した内容をご一読下さい。

(更新2021年7月15日)→1人で行う骨盤矯正よりも誰かに施してもらった方が効果は出やすいです。もし他の誰かに施してもらえる環境があれば今回紹介する2人1組で行う骨盤矯正がオススメです。なので今回追記した内容は2人1組で行うセルフケアです。

紹介してくださっている先生は、病院の先生でもあり冒険家でテレビに出ていた関野吉晴先生ですので冷えやむくみでお困りの方はご参考にして下さい。(5 2人1組で行えるペアでの骨盤矯正にアップしてます)

骨盤のズレが冷えとむくみを引き起こす原因 

冷えとむくみの原因が骨盤のズレや歪みという事は聞いたことがあると思いますし、すでに知っているよという方も多いと思います。

当院に来られる患者さんも、冷えには骨盤の歪みという事を少し話すと

「そうですよねー、骨盤の歪みが関係しているんですよね」

「骨盤の歪みを矯正するのは以前から行ってました」

「骨盤の歪みを正すためにヨガをやっています」

と、皆様とても情報が早く対策も取り入れていたりする方も少なくありません。

しかし、皆さんに骨盤のズレがどのように冷えとむくみに影響を与えてしまうか確認すると、明確に答えられる方はいません。

良くある回答が

「骨盤がズレることで血流が悪くなる」

「骨盤がズレることでリンパの流れが悪くなる」

という回答です。

この回答が間違いなく正解です。

しかし、改めて当院で説明をすると

「そういうことなんだー」

「なるほどー」

と仰る患者さんがほとんどです。

骨盤のズレがどのように冷えとむくみに影響を与えるかをよりイメージしやすい状態で知っていた方が対策するときも効果的に行えるので、少し細かく説明をしていきます。

画像は骨盤から足にかけての骨模型です。

赤いのが動脈、青いのが静脈、黄色いのが神経という構造です。

この画像を見ると、骨盤がどのようにズレると血流やリンパを悪くしてしまうか、イメージ湧きますか?

骨盤がズレるといっても1㎜〜3㎜ぐらいしか骨盤は動きません。

1㎜〜3㎜ズレたとしても、これがどのように血流とリンパの流れを悪くしてしまうか?

結論から言うと

骨盤のズレだけでは血流やリンパの流れは滞りません。

画像をもう一度見てもらうと分かりやすいと思いますが赤い動脈は心臓から背骨の前を通り、骨盤の中を通って足先へと向かいます。

骨盤がズレると言うのは、骨盤が捻れるようにズレていきます。

骨盤が画像のように右に捻れると、体は斜めを向いてしまいますのでまっすぐに前を見ようとバランスを整えようとします。

その為、骨盤の上に乗っかっている腰椎・胸椎という背骨は反対方向の左方向に捻れてズレていきます。

それがどういう状態かというと、骨盤と背骨で捻れる方向が違うので雑巾絞りのように捻れてしまうような形になります。

そのように捻れてしまっている状態だと、背骨の前を通っている血管も一緒に捻れてしまうので血流が圧迫されてしまいます。

血管をホースに例えると、ホースも捻れてたりすると水が出づらくなりますよね?

これと同じように骨盤のズレと背骨のズレが発生していると、血流の流れが悪くなり、結果として冷えやむくみに繋がりやすくなってしまうのです。

リンパの流れも骨盤がズレたり、背骨のズレがあるとリンパの流れが停滞しやすくなってしまいます。

リンパの流れは、筋肉を動かしたりした時や、呼吸をした時などに流れていきます。

つまり、筋肉が硬くなって緊張している状態だとリンパの流れは滞りやすくなります。

筋肉は勝手に硬くはなりません。

筋肉が硬くなる時は、背骨のズレが起こっていると、背骨から出ている血管と神経を圧迫してしまう事で起こります。

つまり、骨盤と背骨のズレがあると血流や神経の通りが悪くなり筋肉が硬くなり、筋肉の動きが悪くなる事でリンパの流れも悪くなっていきます。

呼吸も背中や胸の周りの筋肉が硬くなってしまうと、十分に呼吸が出来なくなってしまうのでリンパの流れが悪くなってしまいます。

背中や胸の筋肉に繋がる神経や血管は胸椎という背中の背骨から出ております。

その為、骨盤と背骨のズレが起きてしまうと、血流・神経・リンパなどの循環が滞り、冷えやむくみが起きるのです。

要約すると

パターン1
骨盤がズレる

背骨がズレる

骨盤と背骨が雑巾絞りのように捻れる

血管や神経を圧迫してしまう

血流が悪くなり冷えやむくみに繋がる

パターン2
骨盤がズレる

背骨がズレる

骨盤と背骨が雑巾絞りのように捻れる

血管や神経を圧迫してしまう

筋肉が硬くなり、緊張状態になる

筋肉の動く量が少なくなる

リンパの流れが滞りむくみやすくなる

パターン3
骨盤がズレる

背骨がズレる

骨盤と背骨が雑巾絞りのように捻れる

血管や神経を圧迫してしまう

筋肉が硬くなり、緊張状態になる

呼吸をする時に動く筋肉が硬くなり呼吸が浅くなる

リンパの流れが滞りむくみやすくなる

この3パターン以外にも冷えやむくみの原因はありますが、大枠はまとめるとこうなります。

骨盤のズレだけでなく、背骨もズレてしまう事で様々な影響が及んでしまうというのが、冷えとむくみの原因なのです。

骨盤がズレてしまう原因

骨盤のズレから様々な影響が及び、冷えとむくみに繋がると説明をしましたが

骨盤のズレは何故起こってしまうのか?

これは皆さんもざっくりわかっている部分もあると思いますし、実際はどうなんだ?という所も多いと思います。

これは様々な議論があるのですが、興味深い論文もあります。

https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/71023/4/080-1882-1669-131.pdf

これは、小学生を対象に歩数が少ない子は骨盤の歪みが大きくあるとの論文を出しております。

当院でも骨盤の歪みは動きが少ない方に多いと考察しているので、運動量はとても大事な部分です。

また、歩数だけでなく、歩き方なども影響をしているという論文もあります。

http://www.ssf.or.jp/Portals/0/resources/encourage/grant/pdf/2017/2017rs_15.pdf

これも児童や小学生を対象に研究した論文になりますので、ご参照ください。

骨盤が全くズレていない人自体いなく、大なり小なり骨盤のズレというのは存在します。

ただ、骨盤のズレの度合いの大小によって体に影響を与えるのは間違いないです。

その為、いかに骨盤のズレを少なくしていくか?

という部分に着目をして対策を取った方がより効率的に骨盤のズレに対して有効です。

骨盤のズレを引き起こしている原因は

  • 同じ姿勢で長時間固まっていないか? 
  • 一日の歩く歩数が少なくないか? 
  • 普段の体の使い方に偏りはないか? 
  • 同じ作業ばかり一日行なっているか? 

など、運動量の低さと、同じ動作が続いてしまう場合などに骨盤のズレの度合いが強くなり、影響を与えてしまうのです。

(更新2020年9月16日)→上記の骨盤のズレが起きてしまう原因以外にも健康21ヶ条という背骨・骨盤のズレが起きてしまう要因をまとめているものがあります。

背骨や骨盤のズレが引き起こされやすいと体に様々な影響を与えてしまいますので、背骨・骨盤のズレを予防したい方や原因について知りたい方は以下の記事をご一読下さい。

骨盤のズレが起きない過ごし方 

では、骨盤のズレを引き起こさないようにするには?

という部分ですが、これも先ほどお伝えした通り骨盤がズレていない人などいません。

いかに、骨盤のズレの度合いを少なくするかが重要になっていきます。

そうなると先ほど、骨盤のズレを引き起こしている原因の逆の行動をすれば骨盤のズレの度合いは少なくなっていきます。

  • 同じ姿勢を長時間取らない 
  • 一日の歩く歩数を1万歩以上目指す 
  • 普段の偏った癖を見直す 
  • 同じ作業をせずに様々な動きをする

という具合に行えると理想です。

しかし、この理想通りに出来ないという方の方が多いと思いますし、仕事上避けられない部分もあると思います。

これ以外にも骨盤や背骨のズレを引き起こす要素は単純に疲労が蓄積すればするほどズレが生じてきます。

なので、簡単に行える対策としては

  • 早寝・早起き 
  • 浴槽にゆっくりと浸かる 
  • 食事は食べ過ぎず飲みすぎず

これが基本なのですが、この基本が崩れていると疲労も蓄積しやすくなります。

大事なのはやはり基本的な事なので、日常生活をいかに乱しすぎずに過ごすかが重要です。

ただ、この基本的な部分も中々難しいという方もいます。

その場合はやはり、骨盤や背骨のズレをセルフケアで修正していく方法で対処していくのがベストです。

自分で出来るセルフ骨盤矯正のやり方 

基本的に、日常生活や仕事上で気をつけられる人は気をつけて過ごして頂けるとベストなのですが、中々それが出来ない方は以下の動画のように骨盤のセルフケアを行なって見て下さい。

次に骨盤の上にある腰椎周辺の筋肉のセルフケアです。

骨盤・腰を行なったら最後にお腹のモルフォセラピーを行なって下さい。

この3つをそれぞれ行なって下さい。

1日で溜まった疲労を全部除去できるわけではありませんが、疲労の回復を促す事で骨盤・背骨のズレを最小限に抑えることが出来ます。

お風呂にしっかりと浸かり、その後に行うと有効です。

後、水もこまめに飲む事で筋肉の硬さを緩めていくこともできます。

セルフケアは毎日コツコツと行うことが一番です。

動画のように何ら難しくない方法で、続けやすいので是非継続してやって見て下さいね。

でも、大事なのは

  • 日頃の過ごし方 
  • 同じ姿勢を続けていないか? 
  • 1万歩以上歩けているか? 
  • 早寝早起きしているか? 
  • 暴飲暴食せずにバランスの良い食事をしているか? 
  • 入浴はしっかり行なっているか? 

と、この基本が崩れていればいるほど、セルフケアをしても効果が薄いですし、施術しても効果が出づらくなってしまいます。

基本的な生活習慣を見直すことが、意外に一番骨盤のズレを少なくするためには大切なんです。

それを踏まえた上でセルフケアを行なって下さい!

2人1組で行えるペアでの骨盤矯正

(更新2021年7月15日)→1人で行う骨盤矯正よりも誰かに施してもらった方が効果は出やすいです。もし他の誰かに施してもらえる環境があれば今回紹介する2人1組で行う骨盤矯正を行なって下さい^^

紹介してくださっている先生は、病院の先生でもあり冒険家でテレビに出ていた関野吉晴先生です。

関野先生はご自身の病院でもモルフォセラピーを施している先生ですので動画でも分かりやすく説明をして下さっております。

是非以下の動画をご覧頂き、骨盤矯正や背骨のズレを矯正してご家庭やご自身で体の不調が取れるように実践して診て下さい!

 

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船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、

スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。

毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。

様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。

頭痛,めまい,頭がボーッとする,頭が重い,頭の筋肉がつる,襟足の上の部分の皮膚が赤い,顔がつる,顔がしびれる,目が見えにくい,視野が狭い,目がくもる,視界が暗く感じる,まぶたが重い,まぶたがピクピクする,耳が聞こえにくい,耳閉,耳鳴り,鼻が詰まる,くしゃみが止まらない,歯茎が痛い,舌がつる,口が開きにくい,口を開けると痛い,首が回らない,首が痛い,首が後ろに反らせない,喉が詰まりやすい,声が出にくい,声がかすれる,咳が止まらない,肩がこる,肩が重い,肩が痛い,腕が上がらない,腕を上げると痛い,腕が痛い,腕がしびれる,腕がつる,肘が痛い,肘が曲げにくい,手首が痛い,手首が曲げにくい,指が痛い,指が曲げにくい,指がしびれる,指先の感覚がにぶい,胸が痛い,乳房が痛い,脇が痛い,脇がつる,大きく息が吸えない,心臓に妙な鼓動がある,お腹が張る,下痢しやすい,消化が悪い,便秘,胃が重い,胃が痛い,鼠蹊部が痛い,下腹部が痛い,尿もれ,頻尿,生理痛,背の部位,背中が痛い,肩甲骨の下が痛い,背中がつる,背中が冷える,腰が痛い,腰が重い,腰に違和感がある,腰が動かない,腰を反らせない,尾骨が痛い,会陰の部位,陰部が痛い,陰部がつる,男性機能の低下,お尻が痛い,股関節が痛い,股関節が動きにくい,左右の脚の長さが違う,下肢が痛い,下肢がしびれる,下肢がつる,膝が痛い,膝に水が溜まる,ふくらはぎが硬い,くるぶしが痛い,アキレス腱が痛い,片足だけが冷たい,かかとが痛い,かかとの感覚がない,爪先が痛い,爪先の感覚がない,足の指が痛い,足の指がしびれる,足の裏が痛い,線維筋痛症,ムズムズ脚症候群,慢性疲労症候群,モルフォセラピー,船橋市,腸脛靭帯炎,痺れ,手首の痛み,股関節痛,アキレス腱炎,千葉県,ばね指,骨盤矯正,骨格矯正,骨のズレ,腰痛,首肩痛,自律神経,スポーツ外傷,怪我,オスグッド,背中の痛み,胸の痛み,坐骨神経痛,ヘルニア,整骨院,整体,産後骨盤矯正,猫背,肉離れ,姿勢,モルフォセラピー

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