交通事故でのむち打ち症の治療について

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日はムチウチについてご説明をしていこうと思います。

ムチウチについて

ムチウチというと、皆さん交通事故のイメージが強いものと思います。

実際にはムチウチは交通事故で起きることがほとんどなのですが、日頃の生活の中で転んだり、強い衝撃を受けたりする事でも発生するケースがあります。

特に転んだ時に上手く受身を取れないときに首がムチウチ状態になります。

転んだ時にぶつけた所や捻った所をご自身では自覚症状として認識しやすいですが

実際に転んでしまった衝撃で首や背骨に負荷がかかっている状態だと治りが悪かったり、数日後に症状が出現してくる場合があります。

後から症状が出現してくる場合だと、転んでしまってぶつけたり、捻ったりした場所と違う場所に症状が出現するケースもあるので、患者さん自身は何故症状が出現しているのか分からない事もあります。

ムチウチというと、強い衝撃をイメージされると思いますが、本人に強い衝撃の自覚が無くても発生しているケースもあるのでご自身で判断するのは少し難しいです。

なので、転んでしまった場合は、少しでも身体に違和感や症状を感じたら病院や治療院で見てもらうのがオススメです。

交通事故にあったがむち打ち症の自覚がない場合

しかし、ご自身に症状がなければ自覚するのも難しいと思います。

恐らく自分でも転んでも症状が無ければ放置してしまうと思います。

過去、私は格闘技をやっていたのでタックルで頭から落ちた時には何にも異常なく１週間を普通に練習して過ごしていましたが、１週間後に強い身体全身の倦怠感に襲われました。

おそらく、倒されたときに受けたダメージが出現してきたのだと思います。

私の場合は受けた衝撃がはっきり強く、その後も普通に練習をしていたので１週間後に症状が早く出現したと思いますが

これが、運動や身体を動かすことが少ない方だと、症状が出現してくるのも遅くなる可能性もあります。

私が過去に見た患者さんで１ヶ月前後ぐらいまで何とも無かったが、急に腕が痺れてきた方がいらっしゃいました。

交通事故との因果関係は正直不明な部分もありますが

患者さんが仰っていたのが、交通事故にあってから首肩が張る感じはあったが、痛みではなかったので放置していった、４週間ぐらいたっても悪化していなかったので、更に放置して症状が出現した。

私自身が、その患者さんが交通事故に遭う前の身体の状態を確認した事がないので、はっきりと交通事故でのムチウチの影響かは判断できないですが、その方のお身体をチェックすると明らかに背骨全体が硬直していて、背骨が棒のように硬くなっていました（ムチウチの特徴）

その背骨を一つ一つ調整していくと１ヶ月で症状は安定しましたが、ご本人の自覚レベルには個々の差がありますので、自己判断は非常に曖昧な形になってしまうと思います。

まとめ

交通事故に遭ってしまった方はすぐに整形にいって診察を受けることをオススメしますが

日常で転んでしまった方でも、ご自身の身体をいつも以上によく観察して、何かご自身でいつもと違う感覚があったら放置せずに早めの受診を心掛けて下さい。

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