左肘を曲げると痛い患者さんの1症例

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は左肘を曲げると痛い患者さんの1症例について記事を書きました。

肘の痛みでよく聞くのが

  • テニス肘
  • ゴルフ肘
  • 野球肘

などです。

今回の患者さんは、特にそのような運動をしていないにも関わらずに左肘が痛いという状態になってしまっています。

実は、運動をしていなくても肘に痛みが出る方は多いです。

特にデスクワークをしている方に最近は多く見受けられます。

運動をしていないのに、なんで肘に痛みが出るの?と疑問をお持ちの方が患者さんでも多かったので、今日は肘の痛みの種類について、運動をしていないのに肘に痛みが出るメカニズム、肘の痛みを解消していく為に必要な事を今回の患者さんの1症例を交えながら説明しました。

肘の痛みでお悩みの方のご参考になれれば幸いです。

肘の痛みの種類

肘の痛みも様々な種類や症状があります。

種類や症状について説明していきます。

野球肘

野球肘とは、投球動作の繰り返しによるもので、肘の内側や外側に痛みが出る事を言います。

主に野球をやっている人で痛みが出た人は病院で診断を受けることが多いですが、使いすぎによるものなので、安静を指示されたり周りの筋力強化をしたり、肘周囲の筋肉の硬さを和らげるようにリハビリをしたりします。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

肘の外側に痛みが出た場合に診断をされることが多いです。

これも野球肘同様の治療をしていきます。

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎のヘルニアにより肘へと向かう神経を圧迫され、肘に痛みを出します。

ただ頚椎のヘルニアも腰のヘルニア同様に、ヘルニア自体が痛みを出すという訳では無いと海外では言われております。

変形性肘関節症

肘の関節部分を構成する骨に変形があり、変形している部分が神経を圧迫して肘に痛みを出します。

基本的にはリハビリなどで治療をしていきますが、日常生活での支障が強い場合は手術という事もあります。

胸郭出口症候群

鎖骨周辺で腕神経叢という腕や手指に行く神経の束が圧迫されて起こります。

肘の痛み以外にも腕や手指にしびれやだるさ、痛みなどが現れます。

肘部管症候群

肘の内側に、骨と靭帯で形成された肘部管というトンネルがあり、ここを尺骨神経が通ります。

肘部管に圧迫が加わると、肘に痛みを出したり、手指に麻痺が起こったりしびれを出す事もあります。

筋力が低下すると、指を開いたり閉じたりする運動ができなくなります。
握力も低下します。

運動をしていないのに肘に痛みが出るメカニズム

先ほど説明をさせて頂いた肘の痛みの種類や症状は使いすぎによるものと、頚椎ヘルニアなどの神経痛、変形性のものです。

特に運動もしていないのに、肘に痛みが出たり、しびれなどが出ると皆さん脳に異常が無いか、あるいは心臓に何か異常が無いか心配になると思います。

もし心配でしたら迷わずに病院で検査をした方が良いです。

病院で、検査をして何も異常が無ければ患者さん自身も安心すると思いますし、当院でも病院で異常が無いという事であれば筋骨角器系の問題だと判断できる材料が揃います。

患者さん自身も自分の脳や心臓に異常があるのでは無いか?と不安のまま施術を受けるのも実は回復力が遅くなるのです。

その不安を解消するには、私たちだけでは出来ません。

病院でしっかりと検査を受ける事でしか、その不安を解消出来ないので、不安な方は病院に行きましょう。

前置きが長くなりましたが、運動もしていないのに肘に痛みが出るメカニズムを説明していきます。

運動もしていないのに、肘に痛みが出る方にはお身体に特徴があります。

それは

  • 頚椎・胸椎・鎖骨にズレがある
  • 巻き肩
  • 首の筋肉の緊張がある
  • 肘周辺の筋肉が硬い
  • 姿勢が丸くなっており、姿勢を伸ばそうと思ってもスムーズに伸ばせない
  • お腹の筋肉が硬くなっている

という状態があります。

全部当てはまっている人もいれば、どれか一つ当てはまって肘に症状が出ている方もいます。

肘に痛みが出るメカニズムをそれぞれに説明をしていきます。

頚椎・胸椎・鎖骨にズレがある

頚椎・胸椎・鎖骨にズレがあると、肘に向かう神経と血管を圧迫しやすい状態に陥ってしまっているので、神経痛として痛みが肘に出やすくなります。

特に運動も何もしていない人は、頚椎などがズレた状態で筋肉が固まってしまいますので、より神経・血管を圧迫しやすくなります。

血管も圧迫しやすい状態になっているので、末端の腕の筋肉も血流が悪くなり筋肉が硬くなりやすくなり、肘に痛みが出やすくなってきます。

巻き肩

巻き肩の状態になると、肩が内側に入り込むように固まってしまっているので神経と血管をそこで圧迫しやすくなってしまいます。

これも肩で肘へと向かう神経と血管を圧迫してしまうので、肘に痛みが出やすくなってしまいます。

首の筋肉の緊張がある

首の筋肉が緊張していると、頚椎周りのズレがある時と同様に神経と血管を圧迫してしまい、肘に痛みを出しやすくなってしまいます。

首の筋肉の緊張が何故生まれるのかと言うと

  • 頚椎・胸椎・鎖骨のズレがある
  • 姿勢が丸くなって固まってしまっている

と言う要因から生まれてしまいます。

なので、首の筋肉だけほぐしても、首を緊張させてしまっているその他の要因を解除しないと中々肘の痛みは解消されません。

肘周辺の筋肉が硬い

肘周辺の筋肉が硬いのは結果として発生してしまっております。

肘周辺の筋肉が硬くなってしまう要因は

  • 頚椎・胸椎・鎖骨のズレがある
  • 首の筋肉の緊張がある
  • 姿勢が丸くなって固まってしまっている

という要因から発生していきます。

なので、肘周辺の筋肉をほぐすと一時的に症状は緩和しますが、すぐに戻ってしまいます。

姿勢が丸くなっており、姿勢を伸ばそうと思ってもスムーズに伸ばせない

姿勢が丸くなっていて、姿勢を伸ばそうと思っても中々スムーズに伸ばせない状態だと、上半身の筋肉全体が緊張状態に陥ってしまっています。

画像のように姿勢が丸くなってしまうと、頭の位置が前のめりになってしまい首の筋肉の緊張を作り出してしまいます。

また、姿勢が丸くなっていると肩も巻き肩の状態に陥って固まってしまいます。

姿勢が丸く固まってしまう事で、様々な要因を作り出す事になってしまい、結果として肘に痛みを出してしまうのです。

お腹の筋肉が硬くなっている

お腹が関係あるの!?と思う方もいらっしゃると思いますが、関係あります。

これは、姿勢にも繋がってくるのですが、お腹の筋肉が硬くなってしまっている状態は腹筋に力を入れているような状況と一緒です。

腹筋をしている時は、体を丸めますよね?

つまり、お腹の筋肉が硬くなっている言うことは、無意識的に腹筋に力が入ってしまっているような状態になっているので、姿勢を丸めて固めやすい状況になってしまっているのです。

お腹が硬い→姿勢が丸まる→首の緊張に繋がるという流れになりやすくなり、結果として肘の痛みに繋がりやすくなります。

運動をしている人でも。。。

このように、運動していない人でも肘に痛みが出やすい状況を作り出している要因は実に様々なものがあります。

逆に運動していても、上記6点に問題があれば、肘の痛みを簡単に出やすい状態になってしまっているのです。

テニスをしている人でも、肘を痛めてしまう方もいれば、同じテニスをしていても肘を痛めない人もいます。

この差は何なのか?と言うと、上記6点に問題があるか無いかということが考えられます。

もちろん、筋肉量の問題や柔軟性の問題などもありますが、上記6点が異常があれば、肘の痛みに関わらず、様々な体の不調を作り出します。

肘の痛みも、その他の痛みも、大事なのは自分の体の状態がどういう状態にあるのかを理解することが大切なのです。

今回の患者さんの状態

では、今回の左肘を曲げると痛みが出る患者さんの1症例を紹介いたします。

患者さんは、60代女性、昔はデスクワークの仕事で今はパートで週2・3回デスクワークをしており、週に2回ヨガをしている方です。

症状としては、左肘以外にも、首の痛み、お腹の張り、腰の痛み、背中の痛みなど様々な症状も抱えている方でした。

お身体の状態をチェックしていくと

  • 頚椎・胸椎・鎖骨のズレ著名
  • 巻き肩も著名
  • 首の筋肉の緊張がある
  • 肘周辺の筋肉は硬くは無い
  • 姿勢が丸くなっており、姿勢を伸ばそうと思ってもスムーズに伸ばせない状態
  • お腹の筋肉が硬くなっている

と上記6点の内、5つも問題がある状態でした。

先ほどの説明同様、この6点を整えていく施術をする事を説明させて頂き、ご納得頂いてから施術に入らせて頂きました。

施術の経過

痛みや症状の度合いを評価するのにP.S(ペインスケール)を用いて評価していきました。(痛みの度合いをマックス10として)

初診日(H31.2/26)施術後P.S10→7

お腹の張り感、背中の痛みは消失も首や腰、左肘の痛みは残存。

2回目(3/8)施術後P.S10→5

お腹の張り感や背中の痛みは施術前の確認では消失している、施術後には首の痛み、腰の痛みは半減、左肘の痛みもやや減ってきているとの事。

3回目(3/20)施術後P.S10→2

施術前確認では、首や背中、腰の痛みはOKとの事、姿勢の硬さはまだまだ悪い状態で左肘の痛みは同じ姿勢をとり続けた後に痛みが出るとの事。

4〜6回目までは、首〜腰の痛みは出なくなっていますが、左肘の痛みは施術後にはP.S0になるも、1週間空くと若干症状が戻ってしまう状態を繰り返していました。

7回目(4/23)施術前確認では、左肘の痛みは0のまま戻っていないとの事でしたが、施術中に左肘の痛みが出てくるも施術後にはP.S0になる。

施術中に無くなっていた痛みが出る理由なのですが、交感神経が優位になっていると痛みをあまり感じさせなくなってしまいます。

施術をしていると、筋肉が緩んでくるので副交感神経が働き、交感神経優位が緩和していきます。

すると、今まで感じなかった痛みを感じるようになるのです。

8回目(5/3)施術前も施術後もP.S0

症状としては落ち着いているものの、初診の時の頚椎周辺のズレはまだ残存、巻き肩残存、首の緊張は解消、姿勢も100点中70点ぐらいに良くなってくる、お腹の硬さはやや残存という状態です。

9回目(5/10)施術前確認では左肘もOKだが、1週間の間に左肘に痛みが出る日が2日ほどあったとの事。

ソファーで左頬に頬杖をつくとその後痛みが出るとの事だったので、なるべく頬杖をまだつかないように指導し、セルフで鎖骨の矯正方法を伝え終了。

10回目(5/17)施術前も施術後もP.S0。

セルフでの鎖骨矯正で左肘に痛みが出ても患者さん自身で症状を抑えられる状態になる。

頚椎周辺のズレは頚椎に残るも、初診の時よりもかなり軽減し、巻き肩も消失、姿勢はまだ固まっているが、ご自身でセルフでストレッチや矯正をしてくれているので、症状が落ち着いてきました。

施術はまだ継続して行なっていきますが、2週間空けて大丈夫だったら月1回のメンテナンスに移行していく方向で大丈夫になっていきました。

肘の痛みを解消していくのに必要な事

今回の患者さんの症例でもそうですが、ご自身で出来る事はセルフでストレッチをしたり、セルフで修正をして頂いたりすると、回復が早くなります。

歯医者と同じで、虫歯の治療をしても生活習慣を変えないとすぐに虫歯になってしまうのと同様です。

肘の痛みは怪我でなければ、日々の積み重ねで起きてしまいます。

施術で解消していけますが、一番大切なのは日々の負担や疲労を積み重ねないことです。

今回の患者さんは、元々ヨガに行っているのもあるので、ご自身で気をつける所を意識してセルフでやって頂いたのも痛みを解消するために大切な事でした。

どうしても、日々忙しかったり、ご自身の体の事を後回しにしてしまう事は多いと思いますが、後々、日々の積み重ねが蓄積して症状として爆発してからでは大変です。

日々の積み重ねを良いものに変えていけるように意識することがとても大切なことなのです。

患者さん自身で、肘に痛みが出ていて中々治らないという方で気をつけるポイントは

  • 普段の姿勢をチェックして十分に体を伸ばせるかどうか?
  • 体を定期的に伸ばす
  • 普段体を動かすことが少ない方はウォーキングをする
  • 同じ姿勢で固まらないように定期的に体勢を変える
  • 睡眠時間をしっかりと確保して夜更かしをしない
  • しっかりと入浴して体を温める

などを行なって、体を回復させるのに努めましょう。

日々の当たり前の蓄積を良いものに変えて体を回復させて行った方が肘の痛み以外にも良い効果を生みます。

ご自身の体を労ってあげてくださいね。

まとめ

  • 肘の痛みは使いすぎによるものもあるが、運動や使いすぎで無くとも起こる
  • 運動していない人や使いすぎの状態でない人で肘が痛む方は、頚椎周辺のズレや、巻き肩、姿勢などの問題で起こりやすくなっている
  • 運動している人でも、頚椎周辺のズレ、巻き肩、姿勢で起こりやすい状態になる
  • 日頃の疲労や負担を減らしていくことが大切

【診療時間】

船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、

スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。

毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。

様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。

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