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今日は肋骨部分に痛みを感じて当院にご来院して頂いた患者さんの症例を紹介します。
患者さんの症状
症状としまして、深呼吸したり、前屈したり、身体を捻ろうとすると横の肋骨部分が痛いという状態でした。
ぶつけたり痛めた覚えは無いとのことで、早速検査すると、身体がとにかく硬い状態でした。
肋骨部分の痛みは、様々な原因が考えられます。
肋骨部分が痛いという症状で考えられるのは以下の原因があります。
①肋骨骨折
肋骨の骨折は何かにぶつけた等の外力が加わって起きるパターンと、くしゃみや咳などの自分の力によって発生してしまうパターンに分けられます。
②帯状疱疹痛
帯状疱疹が原因で神経痛を起こしている場合があります。
帯状疱疹は視診にて皮膚に赤い疱疹が出る場合がほとんどなので、見た目で分かります。
しかし、中には疱疹が良くなっても神経痛だけ残ってしまう場合があります。
③肋間神経痛
これが、肋骨が痛いという患者さんの中でも多いのではないかと思います。
肋骨周りの筋肉が硬くなってしまっていたりする事で神経を圧迫して起きてしまったり
背骨がズレて神経を圧迫してしまう事で起きたりと、神経が何かしらの影響で圧迫されて起こる状態です。
検査にて、全身をチェックしていくと、意外な所が原因でした。
問題は、手首の硬さでした。
手首の硬さが何故、肋骨部分に関係するのか?
手首の硬い事で何故肋骨の痛みに関与していくのか?
手首の動きが硬い事で、手首につながる筋肉が肘から出ているので肘の動きが悪くなります。
肘の動きが悪くなってしまっていると、肘につながる肩の動きも同様に悪くなります。
そして肩の動きも悪くなってしまっていると、肋骨に繋がる筋肉にも影響が出てしまい、筋肉が引っ張られている状態に陥ってしまい結果的に肋骨部分に痛みを出してしまっているのです。
手首を調整して、同じ動作をしてもらうと、患者さんが大丈夫といういった状態になりました。
早速治療開始、まず手首を調整し、その後、骨盤を調整すると、身体が軽くなりましたとのお言葉をいただけました。
この方、普段から呼吸が浅く、姿勢もかなり崩れていました。
手を酷使しすぎて肩がかなり猫背になっていたのが最大の要因でした。
猫背や姿勢の崩れが様々な症状の原因となる
猫背や姿勢の崩れは、様々な症状の問題となります。
日常生活や仕事での使い方によって偏った筋肉の使い方や座り方をしていくことによって筋肉が固まって骨を引っ張り結果的に骨をズレさせてしまったり、筋肉の負担が大きくなり更に痛みを引き起こしやすくなります。
普段の姿勢が影響して、猫背などになっていくと呼吸も浅くなってしまったり、寝ていても体が回復しづらくなってしまったりとしてしまいます。
そこで、皆様に自分が猫背で姿勢が崩れて固まっていないかが分かる、一つ指標になるものをご紹介させて頂きます。
大きく息を吸い込んだ時に肋骨が上のほうまで動いていますでしょうか?本来は全て動くのが正常ですが、下のほうと上のほうで動き方がちょっとでも違うという方は上手く呼吸が出来ていない方が多いです。
良く息切れが多い、寝ていても疲れが取れないなどなど、本来寝れば疲労が回復に向うのが正しい身体の形です。
少しでも思い当たるものがある方はほうっておかないほうが良いかと思います。
身体の疲れが中々取れないという方は充分にお気をつけ下さい。
【診療時間】
当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。
どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。
海神駅前整骨院
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