いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
船橋市海神にある海神駅前整骨院です。
今日は肋間神経痛について説明しました。
肋骨の痛みは内臓の疾患があるのでは?と患者さんから相談される事もあります。
もちろん内臓の疾患も疑わないといけませんが、病院に行っても異常なしと診断された方でも痛みを訴える方は多くいらっしゃいます。
今日はそのような方に対して少しでも参考になればと思いますので、ご参考にして下さい。
肋間神経痛とは?
肋間神経痛とは、肋骨ろっこつの下を走る神経に何らかの原因で痛みが生じることです。肋間神経痛自体が一つの病気なのではなく、あくまで原因となる病気や外傷、解剖学的な異常が引き起こす症状のひとつとして捉えられています。
https://medicalnote.jp/diseases/肋間神経痛
肋間神経は、12個ある胸椎きょうついの間から左右に対となって出て各肋骨の下を走り、胸壁と腹壁の筋肉や皮膚の運動・知覚を司っている末梢神経です。肋間神経痛は5~9番目の肋間神経に生じることが多く、通常は左右のうち一側に起こるものです。
症状の程度や現れ方は原因によってさまざまですが、特に病的な異常がない原発性肋間神経痛と、何らかの病気に起因する続発性肋間神経痛に分けられます。
図の肋骨に沿っての痛みを訴えるものを言います。
痛みの出方は人によってマチマチですが
- 肋骨に沿ってピリピリと痛む
- 肋骨の部分が圧迫されると痛む
- 息を吸うだけ痛む(骨折の場合もありますので要検査して下さい)
- 体を伸ばすと痛む
- 態勢を変えるときに痛む
- バンザイしたときに痛む
- 踏ん張ったときに痛む
などなど実に様々です。
肋間神経痛になる原因は
では、肋間神経痛になる原因はどのようなものがあるのというと
原発性肋間神経痛
病院で特に異常が無いと言われた場合、ほとんどがはっきりとした原因がないと言われております。
しかし、病院で異常なしと言われた時は、私が見させて頂いた経験から言うと
- 骨のズレ
- 肋骨の周りの筋肉の緊張が強い
この2つが悪い状態にあることがほとんどです。
骨のズレによって起こる肋間神経痛は原因は胸椎と言う背骨の骨がズレて、肋骨に向かう神経を根元から圧迫してしまっているせいで発生しております。
青いのが神経ですが、背骨から出て肋骨に沿って神経は出ているので、骨のズレがあると影響を出してしまうのです。
またデルマトームという、皮膚の知覚領域があるのですが、神経に何らかの異常が起きるとその支配している領域に影響が出ると言われております。
この図でTと書かれている英語の部分が胸椎という骨から出ている神経の場所になります。
なので、肋骨部分に沿って痛みなどが出ている場合は、その肋骨の根元の胸椎という部分がズレていると神経を圧迫して影響を出していることが多いのです。
続発性肋間神経痛
これは、病気や明らかな怪我が原因で肋間神経に影響を与えています。
様々な病気や怪我がありますが、代表的なものは
- 胸膜炎
- 肺がん
- 肺炎
- 脊椎や肋骨の腫瘍
- 帯状疱疹
- 肋骨骨折
- 肋軟骨炎
などがあります。
この場合、病院で検査して異常がはっきりとあれば続発性肋間神経痛なので、その病気や怪我を治せば自然と肋間神経痛が治っていきます。
しかし、稀に肋骨骨折や帯状疱疹などの後遺症として肋間神経痛が起きる事もあります。
これは、怪我の後の筋肉の硬直や、帯状疱疹後の影響としてあるのでこの場合は骨のズレを直してあげると回復していきます。
肋間神経痛と決めつける前に行って欲しいこと
しかし、肋骨が痛くて本人が病気や怪我をした覚えがないからといって、個人で勝手に判断することは危険です。
もし、病気や怪我が隠れていたらそこの部位に対して刺激を加えるのは危険です。
病院でしっかりと検査をしてもらって何も異常が無いと言われたら原発性肋間神経痛の可能性が高いということなので施術を受けた方がリスクが少なく、安心して施術を受けられます。
当院に来院された患者さんでも、何にもしていないのに肋骨が痛くなったと来院された方がいました。
見た所、骨のズレもほとんどなく、筋肉の緊張も少なかった為、肋骨骨折を疑って病院に勧めたところ、やはり肋骨骨折だったと患者さんから連絡が来たことがあります。
骨が脆くなってしまっている方もいますので、知らないうちに骨折をしていたというケースはめずらしくありません。
油断せずに万全を期した方が良いのでご注意ください。
病院で何も異常なしと言われたら
先ほども申しましたが、病院には必ずいってください。
その上で病院から検査して異常なしと言われた場合は原発性肋間神経痛である可能性が高いです。
原発性肋間神経痛では、ほとんどが骨のズレによって発生しております。
なので、病院で異常が無いと言われても不安に陥らずに、逆に安心して頂ければと思います。
しかし、どうしても不安があるという方はセカンドオピニオンでもう一度検査してもらうのも必要かと思います。
何度も肋間神経痛を繰り返してしまう方へ
一度肋間神経痛になってしまった方は、施術をして良くなっても再度胸椎という背骨がズレれば、肋間神経痛にまたなってしまいます。
しかしそれでも骨のズレを戻してあげればまた肋間神経痛は良くなります。
骨のズレが発生する場所は、その方が弱い部分だったり、使い方に偏りがある方だったり、猫背で固まってしまっている方が多いです。
その為、生活習慣を気をつけないと再発する可能性は高いので注意する必要なのです。
肋間神経痛の方にオススメのセルフケア
病気や怪我でない場合の肋間神経痛であれば、原因は骨のズレ、そして肋骨周りの筋肉の緊張です。
つまり、分かりやすくいうと姿勢が悪く、そのまま悪い姿勢で筋肉が硬直してしまっている状態がいけません。
なので、まずは固まった筋肉を解除していき、さらに体の柔軟性を上げていき姿勢を良い状態にしていくことが大切です。
そこでオススメなのが
- ウォーキング
- バンザイをして体をこまめに伸ばす
- お風呂でゆっくりと入浴する
です。
これらで、少しでも症状が緩和するのなら、行い続けてください。
しかし、このセルフケアで1ヶ月行っても良くならない場合は、頑固な硬さや骨のズレがあるので、早めに施術を受けた方が良い場合がほとんどなので無理をせずに早めに受診をしてくださいね。
結論・・・肋間神経痛は治ります
肋間神経痛は、原発性肋間神経痛であれば、治ります。
しかし、再発もします。
大事なのは、肋間神経痛になってしまっている自分の体がどのような状態なのかを把握する事が大切です。
肋間神経痛は骨のズレ、筋肉の緊張で発生しやすくなるので、いかに自分の体が骨のズレを少なく、かつ筋肉の緊張を緩めていけるかが重要です。
いかに疲労を溜め込まないようにするかも重要なので、無理はしないようにしていきましょう。
まとめ
- 肋間神経痛は2つの種類がある
- 病院には行って異常があるかないか確認してください
- 異常が無い場合は骨のズレや、筋肉の緊張が原因である
- セルフケアで良くならない場合は早めに施術を受けた方が早く良くなります
【診療時間】
船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、
スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。
毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。
様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。
海神駅前整骨院
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