当院の治療に対する想い～②～

おはようございます。

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

今日は当院の治療に対する想い～①～の続きを紹介致します。

前回の記事はこちら⇒https://kaijin-seikotuin.com/blog/story/

目を怪我して、私が失意のどん底にいた時に両親から、今は格闘技が出来ないんだから勉強に励みなさいと言われ、とにかくこの仕事の勉強に励みました。

勉強に集中して、この仕事の国家試験に合格、そして就職の道を辿りました。

私がこの会社に来る前の話しなのですが

前の会社では、治療に対しての教えや、勉強などはほとんどなく、どちらかというと患者さんに対しての接し方や、売上などなど。

治療の分野とは程遠い形でした。

それでも、国家資格を持っていても昔の私は素人と変わらない状態でしたので必死に学び、勉強してきました。

しかし、学べど学べど、今私が習っている事は本当に患者さんの身体を良くする事なのだろうか？患者さんとの接し方も勿論とても為になりそれも患者さんの身体を良くする為には必要な事だと思っていても、患者さんの身体の事、症状の事、治療法の事の理解が乏しい状態では患者さんに本当の健康を提供する事は出来ないのではないか？

などなど、私の中でとても疑問符が大きくなっていくと同時に、もっと治療に対して勉強したい、もっと実践者から教わりたい、もっともっと治療家として成長したいと想いが強くなっていきました。

そこで、今の会社に入って沢山のセミナーに行き、治療の事に関することはとことん学びました。

治療、医療の事は常に進歩しているので、今もこの先も一生勉強ですが、身体の事を学ぶのは私達の仕事においてはごくごく当たり前の事だと思っております。

治療技術の勉強は必要不可欠ですが、知識の方が非常に大切だと感じます。

例えば、素晴らしいパソコンを持っていても使い方が理解していなかったら、そのパソコンを十分に使いこなせず、宝の持ち腐れとなってしまいます。

私たち、治療家で言うと、素晴らしいテクニックを持っていたとしても、患者さんのどこの部分が悪いのか？原因はどこなのか？が分かっていなければ、どんなに素晴らしいテクニックを持っていたとしても思うような効果を出すことは出来ません。

私達が目指している治療とは、心身共に患者さんの健康をサポートしていく事です。

ＷＨＯが定義している【健康】とは

『健康とは、完全に、身体、精神、及び社会的によい（安寧な）状態であることを意味し、単に病気ではないとか、虚弱でないということではない』
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解説；健康とは病気やや虚弱でないというだけではなく、身体の体力値が高く、知的には適切教育を受け、社会的（家族、地域社会、職場）には豊かな人間関係があり、精神的にも安定している状態である（精神的健康・社会的健康・身体的健康のバランスがとれた状態）というものだといえるでしょう。

と、定義されています。

つまり、どこに行っても良くならない患者さんは、私の身体に何が起きていて、何故こんな症状を患っているのか？が分からず、精神的な不安や心配を抱えている事が多いので、私達治療家はただ、身体を良くするだけでなく、何故このような症状が出てしまっているかを明確にして伝えてあげることは非常に大切な事です。

身体を良くするのは必要不可欠ですが、患者さんの精神的な不安感を取り除けるようにしていく為に、技術、知識の双方を私達は学び続けていくことが使命だと思っております。

もちろん、知識があっても技術がなければ、単なる頭でっかちの理論しかない状態になってしまうので技術の鍛錬も大事です。

なので、技術、知識の双方を学び、心身共に患者さんの健康をサポートしていく、という事を信念にして施術に入らせて頂いております。

次回に続く。