(R1年8月17日作成)
海神駅前整骨院の施術の特徴
海神駅前整骨院では、施術において以下の部分に着目して施術を行なっております。
- 背骨のズレ
- 姿勢の崩れ
- 筋肉の硬結
この3点に対しアプローチをしていく事で様々な身体の不調が軽減されていきます。
詳しくは以下をご参照ください。
施術の特徴
この3点に対してアプローチをしていくのですが
その前に、とても重要な事があります。
検査は施術よりも大切
それは検査です。
検査??と思われる方も多いと思います。
それよりもしっかり施術をしてほしいと思われる方もいるでしょう?
しかし、海神駅前整骨院では施術もこだわっていますが、それ以上に検査に重きを置いております。
なぜ検査に重きを置くかというと
ただ、痛いところを施術するだけでは身体は良くならず
むしろ痛いところだけを施術していると悪化するからです。
これが、ぶつけたり、捻ったりなどした際に痛めたという事であれば、痛いところに対してアプローチをしていかないといけませんが。
怪我をした覚えが無いのに、痛みが出ている場合、ほとんどが痛いところに原因が無く
痛いところ以外のところに原因があるのです。
その為、検査をしっかりと行って
- 背骨のズレが関係しているのか?
- 姿勢の崩れが関係しているのか?
- 筋肉の硬さが関係しているのか?
- 複合して関係しているのか?
をしっかりと確認してから施術を行わせて頂いております。
検査をしっかりしないで施術をするということは
「病院で何にも検査もしないのに、勝手にお医者さんの独断で薬を処方する」
のと同じぐらい怖いことです。
適切な施術をする上で検査はとても大事なことなので、海神駅前整骨院の検査の方法と流れ、目的について説明をしていきます。
当院で行なっている検査をそのまま記事に書きましたので、当院にご来院を希望している方は熟読して理解をしていただけると幸いです。
検査の流れ
1 背骨の検査
背骨のズレを確認する為に、私たちが触診をする事と、患者さんに動いてもらって背骨の柔軟性をチェックします。
背骨のズレの触診
写真のように私たちの手で背骨の周囲を確認してどこの背骨がズレているかを確認します。
背骨の柔軟性のチェック
背骨の柔軟性をチェックするのに、患者さん自身に動いて頂きます。
動く方向は4つで
- 前屈
- 後屈
- 捻転
- 側屈
の方向に動き背骨の柔軟性を確認します。
前屈
前屈は立っている状態で確認します。
この時、自分の手指が足の指まで届くかどうか?を確認します。
海神駅前整骨院は背骨の柔軟性をチェックする際にポイントで評価していきます。
3P:自分の手指が足の指まで届く
2P:自分の手指がスネの真ん中〜くるぶし付近まで届く
1P:自分の手指が膝まで届く
0P:自分の手指が膝まで届かない
で評価していきます。
後屈
後屈とは背骨を反らせる動作です。
仰向けで寝てもらい、膝を曲げた状態でセットします。
この状態から腰を持ち上げるように上げます。
このように痛みなく反れるようであればOKです。
これも評価として
3P:痛みなくしっかりと反れる
2P:写真の様に反れる事は出来るが痛みが伴う
1P:写真の半分ぐらいしか反れずに痛みも伴う
0P:持ち上げることも出来ずに痛みも伴う
で評価していきます。
捻転
座っている状態で前ならえをして手を合わせます。
次に左右にそのまま捻っていきます。
この時に勢いをつけて行うのではなくゆっくりと左右に動かします。
これが写真の様にほぼ90度付近まで行ければOKです。
評価として
3P:左右共に 90度付近まで行く
2P:左右どちらか一方は90度行くが、片方は90度いかない
1P:左右どちらとも90度いかない
0P:左右どちらとも45度以下
で評価していきます。
側屈
座っている状態でチェックしていきます。
座っている状態からそのまま上半身を左右に倒します。
写真の様に左右どちらとも45度以上行っていればOKです。
評価としては
3P:左右どちらとも45度以上いく
2P:片方は45度以上いくが、片方がいかない
1P:左右どちらとも45度にいかない
0P:左右どちらとも45度いかず、痛みも伴う
で評価していきます。
以上の4つをチェックしていき、合計が12点満点で背骨の柔軟性の評価をしていきます。
12点満点中
- 8点以上は青信号
- 6点〜7点は黄信号
- 5点以下は赤信号
という結果として評価をしていっております。
この評価で判断できる事は、患者さんの症状や痛みの有無などではなく
「患者さん自身の回復力」
を評価しています。
なので、背骨のズレと柔軟性が青信号であれば、症状の回復も早くなるので、施術ペースや期間の目安になるのです。
2 姿勢の崩れ
姿勢の崩れを評価していくには2つの指標をチェックしていきます。
- 肩関節の柔軟性
- 股関節の柔軟性
この2点をチェックしていきます。
肩関節の柔軟性
写真の様に肩がまっすぐ耳の横まで挙げられれば OKです。
肩がまっすぐに挙げられない方は、巻き肩になっているのが強いということですので、姿勢が丸まりやすくなっているという評価になります。
これも評価として
3P:肩がまっすぐに耳まで挙がる
2P:肘が多少曲がるが耳まで挙がる
1P:肘を曲げても耳まで挙がらない
0P:90度ぐらいで痛みが出て挙げるのが困難
で評価していきます。
肩の柔軟性が低い場合には
- 頭部前傾
- 巻き肩
- 猫背
が姿勢の崩れとして現れてしまいます。
股関節の柔軟性
股関節の柔軟性をチェックするのには、仰向けで行います。
写真の様に股関節を開いた時にどれぐらい広げられるかをチェックしていきます。
上の写真の股関節の開き具合は広げられていない例ですが
この写真ぐらい広げられていれば、股関節は十分に柔軟性があると言えます。
これも評価として
3P:股関節を広げた時、床と平行で痛みなくできる
2P:股関節を広げた時、床と平行にならずに痛みを伴う
1P:股関節を広げた時、最初の写真ぐらいしか広げられないが、痛みは無い
0P:股関節を広げた時、最初の写真ぐらいしか広げられず、痛みも伴う
で評価していきます。
股関節の柔軟性が低い場合には
- 頭部前傾
- 猫背
- 反り腰
- フラットバック(腰の反りが少ない状態)
が姿勢の崩れとして現れてしまいます。
3 筋肉の硬結
筋肉の硬結は、シンプルに痛みが出ている場所の筋肉の硬さを触って確認します。
これは、客観的に評価できるものが無いので私たち施術家の触診によって判断をしていきます。
しかし、大抵は痛みや症状が出ている部分の筋肉には硬さが出ています。
なので、ここでのチェックは痛みが出ている部分の筋肉をミリ単位でどこかをチェックしていきます。
なので患者さん側からすると、痛みが出ている部分をピンポイントで押されている感覚になると思いますので、痛すぎたらすぐに仰ってください。
4 背骨・姿勢・筋肉のどこが悪いのかを精査していく
海神駅前整骨院では、背骨・姿勢・筋肉をチェックしていき、どこに一番問題があるかを確認してから施術をしていきます。
もちろん全てが悪い方もいるので、フルで施術をする事もありますし、背骨だけを施術したり、姿勢だけを施術したり、筋肉だけを施術したりと様々です。
ただ、痛みや症状を長年お持ちの方は、背骨・姿勢・筋肉が全て悪くなっている事がほとんどなので、全身を調整していくのが、やはり一番だとは思います。
しかし、全身を調整するのにも
- 背骨のどこがズレていて硬くなっているのか?
- 姿勢のどこが崩れているのか?
- 筋肉のどこが硬くなっているのか?
を理解して、的確に施術をして行った方がベストです。
それらを含めて、海神駅前整骨院では、施術よりも検査に力を入れて、患者さんの身体がどうすれば早く回復していくかをチェックしているのです。
まとめ
検査の話だけで長文になってしまったのですが(まだまだ検査が大切な理由はありまあすが割愛します笑)
ここで要約をすると
- 施術の質を高めていく為に勉強会やセミナーに出て技術の精度を高めていくのは必須
- 施術もこだわっているがそれよりも大事なのは検査
- 検査は患者さんの身体のどこに問題があるかを施術家が理解をするのに必須
- 患者さんの身体のどこに問題があるか分からないのに施術をする事は「病院で検査もしないで、薬を処方をするのと一緒」なぐらい危ない事
- 海神駅前整骨院では背骨・姿勢・筋肉の3つに対してどこが悪いのかを検査している
- 海神駅前整骨院では「背骨」と「姿勢」に対して明確に点数をつけて評価している
- 「背骨」と「姿勢」を客観的に評価する事で明確な施術の指標になる
です。
海神駅前整骨院では、背骨と姿勢を整えていく事で身体の回復を促し、筋肉の硬さを解除して、痛みや症状を解消していく事を目的として行なっております。
なので、初診の方ですと
問診→検査→施術→確認→セルフケアの指導→お会計
という流れになりますので、1時間のお時間をかけて対応させて頂いています。
1日の中で予約を受付できない場合もございますが
1人1人に対してしっかりと向き合い施術を行いたい思いがありますので
ご理解ご協力の程宜しくお願いいたします。