野球肘の中学生の男の子の1症例

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

 

本日は野球肘の症例をご紹介させて頂きます。

海神駅前整骨院,野球肘,スポーツ外傷専門施術

野球肘やテニス肘、ゴルフ肘などありますが、簡単に言うとスポーツでの怪我になります。

 

皆さんも一度は聞いた事があると思います。

 

そもそも野球肘とは?というと、肘の痛みや使いすぎなどを連想されると思います。

 

まず野球肘という状態について説明していきます。

 

野球肘とは?

野球肘(やきゅうひじ)は、野球によって肘部に生じる疼痛性運動障害の総称[1]。別名、リトルリーガー肘リトルリーガーエルボーベースボール肘ベースボールエルボーとも呼ばれる。

スポーツを要因とする反復性損傷は運動種目ごとに特異的固有的なストレインを発生させることがあり、その代表的なものが外側上顆炎にあたるテニス肘や、内側上顆炎にあたる野球肘である[1]

野球肘は投手に発症することが多い。野球肘は誤った投球動作による投球や投球数の過多などの要因で引き起こされる[1]。10代前半で発症する例が多い[2]

プロ野球選手では、金田正一村田兆治荒木大輔桑田真澄近藤真一松坂大輔田中将大ダルビッシュ有らが患った。

wikipediaより引用

主に野球をやっている人に起きやすい総称として言われておりますが、正式名称は内側上顆炎と呼びます。

 

また一般的な原因は以下の事が多いと言われております。

原因

主な原因として、過剰な投球数などの肘の酷使による疲労が考えられる。

野球における投球動作は、前腕と手部を後方に残しつつ、肩関節及び肘関節が先行し、肩甲下筋、大胸筋広背筋大円筋を収縮させながら、肩関節は90度外転位で回旋運動を行う[1]棘下筋及び小円筋は上腕骨頭を固定し、肩甲骨は胸郭に固定された状態となる[1]。このような投球動作において肘関節は極度に外反を強制され、同時に前腕屈筋群は強く収縮する[1]。そのため上腕小頭と橈骨近位頭では圧縮ストレス、上腕骨内側上顆では伸縮ストレスが負荷となり、これが反復されるため特に筋腱起始部には微小断裂を生じる[1]。修復過程での修復機転が継続投球によって阻害されることにより極度の痛みや機能障害を発生させる[1]

特に、カーブなどの腕を捻りながら投げる変化球は肘への負担が大きく、野球肘になりやすい。

成人期であれば通常は骨変化は見られないが、特に発育期では内側上顆核の変形・肥大・分離・骨端線の拡大などを生じることが多い[1]

投球フォームに無理があることも考えられる。フォームの欠点は人それぞれであるが、多くの場合、投球のリリースの際に上体が開いている(正面を向いてしまっている)ことにより、が体から遠くを通り、肘にかかる負担を大きくしていることによる。

症状

野球肘による損傷は3段階に分けられる[3]

  • 軽度(1度、mild) – 痛みの発生から約2週間で腫脹や圧痛も軽微であり、前腕屈筋の抵抗下の自動的収縮(手関節の掌屈の動作)の際に疼痛の増強がみられるが、X線検査では変化が見られないものをいう[3]
  • 中度(2度、moderate) – 腫脹や圧痛が顕著であり、他動的伸展(手関節の背屈の動作)や前腕屈筋の抵抗下の自動的収縮の際に疼痛の増強がみられ、X線検査でも変化が認められるものをいう[3]
  • 重度(3度、severe) – 患部が腫大しており、顕著な圧痛と運動制限を訴えており、他動的伸展や前腕屈筋の抵抗下の自動的収縮が困難または不能なほどに疼痛があるものをいう[3]。重度になるとX線検査の際に骨端軟骨層の拡大や関節遊離体(関節鼠)の存在など顕著な変化が認められる[3]

軟骨が関節から剥離、壊死、欠損すると、通称、関節ねずみと呼ばれる、離断性骨軟骨炎が起こり、関節内で関節遊離体がひっかかり、痛みや運動障害を発症する。重度になると骨が軽石のようにスカスカになってもろくなり、痛みと運動障害が発生して日常生活にも支障をきたす。関節の変形が起こったら治癒することは困難である

wikipediaより引用

私たちの見解も、使いすぎや使い方の問題で上腕骨内側上顆に付着する筋肉に炎症が起きて痛みを発症してしまっていると結果的には考察しております。

 

野球肘の痛みは炎症という事が定義されている通り、炎症が起きている部分には以下のような状態になります。

①腫脹(腫れている状態)

②圧痛(押すと痛い)

③運動制限(動かせる範囲が限られている)

④熱感(熱を持っている)

 

このような状況が発生している事が多いです。

 

一般的な野球肘の施術方法

スポーツ中に急に痛くなった場合はRICE処置が一般的には言われております。
①R(Rest:安静)
②I(Ice:アイシング)
③C(Compression:圧迫)
④E(Elevation:挙上)
安静にして患部をアイシングして炎症を軽減させて圧迫することにより、腫れを抑えて、挙上して心臓より高くすることにより出血などを最小限にする。
という流れです。
これは、応急処置として良いと思います。
応急処置を行った後は、病院や整骨院にいくと思いますが
そこでの一般的な治療は
やはり患部を安静に指導されたり、電気を当てて患部の炎症を和らげたり、リハビリを行ったりすると思います。
スポーツ選手などで症状が重度の場合は手術などを勧められるケースもあると思います。

当院での野球肘の施術方法

当院では野球肘に対して、独自の理論で施術を行い3回~5回の施術で早期回復させていきます。

独自の理論

スポーツ外傷専門施術では、スポーツで痛めてしまった部分に対して、試合に間に合わせたい、中々1ヶ月以上経っても変わらない、どこに行っても痛みが変わらないという方に対してそれらを改善するために行わせて頂いております。

 

一般的な野球肘の理論では、患部は安静にして、周りの筋肉や組織を電気や温め、リハビリを行い3週間~4週間は部活を休みなさいと言われてしまう事が多いと思いますが

 

海神駅前整骨院では

・安静にしなくて良い(こちらが、このレベルまで動かしましょうという指導はあります)

・痛めてしまっている部分に対して施術を直接していく

・リハビリではなく、ストレッチや患部に対して直接効くエクササイズを行っていく

・部活を行っても良い。むしろ少しづつ動かしましょうと指導(運動するレベルはこちらで指導します)

 

と言った具合に、一般的な方法とは真逆な方法で早期回復に繋げていきます。

 

逆に言うと一般的な方法で早期回復出来ないので、違った観点から見ていかないと早期回復に繫がりません。

 

今回の患者さんへの施術

肘の痛みでスポーツができない中学生の男の子でした。

 

まずは痛みの動作を確認し3つのポイントをチェックして早速施術開始。

 

テクニック1・・・痛みが5へと変化しました。

 

テクニック2・・・違和感程度に変わりました。

 

NEWテクニック・・・シャドウピッチングやフルスイングしても問題なしとのことで終了しました。

 

簡単なセルフケアをだしその日は様子をみました。

 

その後連絡があり、問題ないとのことで施術は終了しました。

 

今回の患者さんはとても回復が早く1回の施術にて野球肘の施術は終了したケースになりました。

 

回復が遅い方でも、5回あれば、動けるようになります。

 

当院のスポーツ外傷専門施術では特殊な治療をシンプルに行っていきます。

 

より試合に間に合わせたり、練習を休みたくない子の希望に添えるように行っていきます。

 

もし怪我をしてしまって、骨には異常が無い、そんなに安静にしていられない等といったご要望のある方是非ご相談下さい。

 

まとめ

・野球肘は肘の関節の炎症

・一般的な治療法は安静、リハビリが主体

・海神駅前整骨院では、安静×で、施術も直接患部に対してアプローチしていく

・一般的な治療法で早期回復は望めない

・早期回復したい場合は逆の発想が必要

・一般的な野球肘の治療期間は3週間~4週間

・海神駅前整骨院では、3回~5回の施術回数でOK

 

【診療時間】

当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。

どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。

海神駅前整骨院

住所:〒273-0021
船橋市海神6-6-12
電話番号:047-432-3680

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