10年間続いた足底筋膜炎の患者さんの1症例

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

本日は10年間続いた足底筋膜炎の患者さんの症状をお伝えさせていただきます。

足底筋膜炎,海神駅前整骨院

結果から申しますと15回の治療ですっかりよくなりました。

10年前ぐらいから両かかとがとにかく痛い、つくことさえも厳しく、ひきずった状態でのご来院でした。

まず、足底筋膜炎ってなに?と思われる方が多いと思いますので説明をしていきます。

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)または足底腱膜炎(そくていけんまくえん)とは、の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜(足底腱膜とも。以降、足底筋膜に表記統一する)に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気。多くはかかとのの前あたりに痛みが起こる。主に40~50歳代以上で発症するが、若い世代でもスポーツ選手などに多い[1]

wikipediaより引用

簡単にいうと足裏の筋肉の炎症という事が定義とされています。

一般的な原因

足の裏には、足底筋膜と呼ばれる、膜のように薄く幅広い腱が、かかとの骨から足指の付け根まで張っている。足の甲の骨は、弓状(アーチ)になって体重を支えているが、アーチを弓の弦のようにピンと張って支えているのが、足底筋膜である[2]。丈夫な足底筋膜も、歩行ランニング、ジャンプで使いすぎたり四十歳代以降になると、古いゴム管のようにひびが入り、炎症を起こす。それが痛みの原因となる[2]。長引くと、足底筋膜の付け根にあるかかとの骨が、とげのように大きくなり、痛みが増すこともある[3]。ランニングなどの過使用による緊張以外には、へん平足、老化によるアーチの低下なども原因となる[4]。長距離走をはじめとしたスポーツのほか、長時間の立ち仕事をする人も発症することがある[3]厚底靴の使用でも生じる場合があると報道された[5]。予防には、必要以上に足底筋膜に負担をかけないように、クッション性が高い靴底で、かかとがしっかりしていて、足にフィットする靴を選ぶ[6]

wikipediaより引用

要約しますと

・使いすぎ

・扁平足

・外反母趾・内反小趾

などとされています。

一般的な治療

ほぼ9割の人は1ヶ月から3年以内に自然治癒する[2]。足のストレッチ[脚注 1]をしながら、刺激を避けて自然治癒を待つのが基本[2]。スポーツが原因であれば練習量を減らす[3]非ステロイド系抗炎症剤湿布薬塗り薬、かかとのクッション材、足のアーチを補助する足底板を使用する。痛みが強くなると局所麻酔剤の注入や、消炎鎮痛剤を内服するが、生活に支障をきたすほど痛みが強くなると内視鏡下で足底腱膜を切り離す外科手術をする。外科手術する患者は潜在患者約50万人の1 %だといわれているが[1]、マラソン選手など特殊な条件以外は、手術は行わず[3][7]、その効果には賛否両論がある[8]

wikipediaより引用

要約すると

・安静

・ストレッチ

・シップ・塗り薬

などと言われております。

当院の足底筋膜炎への考え方

海神駅前整骨院でも、上記のように使いすぎや足裏のアーチなどはチェックしたりします。

しかし、一般的な治療の概念と大きく異なった施術をしております。

今回の患者さんのケースでも病院で足底筋膜炎と診断されて治療を受けて様々な治療院に通院しても良くならない状態でしたが

10年も足裏に炎症が起き続けているのか?という事が一つ疑問に浮かぶと思います。

当院では足底筋膜炎と病院で診断されたケースでも

炎症ではなく、皮膚(真皮)・筋膜の癒着による痛みとして考えております。

本来痛みを感じ取るセンサーは

①皮膚(真皮)

②筋膜

③関節包

にあります。

この3つに異常が起きると痛みを感じ取るのです。

なので、当院では足底筋膜炎に対して、上記3つの部分に対してチェックを行いアプローチをしていくので

安静にしたり、ストレッチをかけたり、シップや塗り薬などの治療はいたしません。

痛いところに問題があるので、しっかりと状態を確認して患部に対して施術を加えていくので。

今回の患者さんの状態・施術

問診から検査をさせて頂きました。

当院ではどの症状でも検査をする項目は下記の流れを行います。

①痛い所のチェック(皮膚・筋膜・関節包)

②姿勢のチェック

③骨のズレのチェック

④肩関節の柔軟性

⑤股関節の柔軟性

⑥足首の柔軟性

をチェックして行きました。

今回の患者さんは①・②・③・⑤・⑥に問題がありました。

患者さんに状態を伝えて施術を開始させて頂きました。

 

1回目の施術では痛みが半分になり何とか歩けるようになりました。

2回目〜6回目までは微妙に痛みの位置も変わり

繰り返し治療すること10回、かなり改善が見られました。

11回目の問診時には足裏の一点だけ痛みが残る、痛くない時と痛い時があるとのことで患部に調整を加えること1分後、痛みが見る見る消えていきました。

現在では日常生活に支障がなくなっております。

施術だけでなくセルフケアが大切

足底筋膜炎の症状は治療で痛みに対処することは可能なのですが、そこから帰った後、どうするかが間違いなく早期回復に繫がるキーワードとなります。

この方には2つのみお伝えしましたが、中々出来ずに症状が長引いてしまったケースとなります。

よく病院等で、このケースでは筋トレを指導されるケースがとても多いです。

ただそれは必ずやったほうがいいものとなります。ただその前に痛みを緩和させてから行う、これも大切なことです。

なぜかというと痛いと勝手に余計な部分に力が入ってしまうからです。

 

施術を行い痛みを少ない状態にして筋肉を動かしやすくしてセルフケアを行うことでより効果が持続、回復しやすくなっていきます。

セルフケアが出来ない場合もあると思いますが、当院でお伝えしていることは大体4・5分で行えるものをお伝えしております。

ご自身のお体のケアはとても大切なことです。

痛みが強いと日常生活や仕事、趣味など楽しく出来ないものです。

ほんのすこしでもお時間を作りセルフケアを行っていくことで症状は快方に向かいやすくなるので、皆さんご自身のお身体を大切にしてあげてください!

 

【診療時間】

当院ではお身体の痛み・痺れ・不調に対して的確な診断・検査を得意としております。

どこにいってもよく分からない、改善しない身体の悩みがありましたらご相談下さい。

海神駅前整骨院

住所:〒273-0021
船橋市海神6-6-12
電話番号:047-432-3680

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