腰痛とは?【約8割強が原因不明と言われてます】

(作成2020年2月6日)→(更新2020年7月21日)→(更新2021年4月26日)

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は「腰痛とは?【約8割強が原因不明と言われてます】」について記事を書きました。

皆さんご存知の通り腰痛という言葉を知らない方はほぼいないぐらい、国民病として増えてきています。

昔は腰痛と聞くとご年配の方のイメージが強いと思いますが、今では小学生からご年配の方まで非常に幅広い年代で見られるようになっています。

医学が発展しているのに、腰痛患者さんは増えていくという具合です。

もちろん命に関わることでは無いので緊急性はありませんが、腰痛からぎっくり腰に発展してしまうと日常生活や仕事が非常に困難な状況に陥ってしまいます。

しかし皆さんは腰痛といっても定義や概念などはご存知でしょうか?

腰痛といっても様々な状態や分類があります。

この定義や概念を知らないと対策方法もまちまちになってしまいますので本記事では腰痛の基礎的な定義や概念を中心に説明してます。

本記事で解ることは

  • そもそも腰痛とはどういうものなのか解る
  • 腰痛の種類が解る
  • 腰痛に対しての知識が増える
  • 病院での腰痛への標準治療や対応が解る

です。

今現在腰痛を抱えている方、腰痛を経験していた方、腰痛を予防したい方は記事をご一読下さい。

(更新2020年7月21日)→当院の腰痛の方への症例ブログを本記事にアップしました。同じような腰痛でお悩みの方はご参考としてご一読下さい。更新記事は「当院の非特異的腰痛への施術方法」にアップしています。

(更新2021年4月26日)→当院で行なっている施術に関しての説明を追記しました。当院ではモルフォセラピーという手法の整体を行なっておりますのでモルフォセラピーに関しての記事をアップしております。当院の腰痛に対しての整体方法に関してご興味がある方はどうぞご参照ください。

腰痛の概要

腰痛と聞くと様々なイメージがあると思いますが、腰痛の定義は実は決められたものがありません。厚生労働省でも以下のような定義として腰痛を説明しています。

「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の総称です。一般に座骨神経痛(ざこつ しんけいつう)を代表とする下肢(脚)の症状を伴う場合も含みます。腰痛は誰もが経験しうる痛みです。

引用:厚生労働省の腰痛対策

腰痛とは痛みや張りなどの不快感などの何らかの違和感レベルから痛みや痺れ、張り感などの総称として定義されています。

つまり、腰に正常時には感じない何らかの感覚があれば腰痛に分類されてしまうと言う事です。

また、2015年に厚生労働省で実施した国民生活基礎調査では約2800万人の人が腰痛を持っているとされ、日本の人口の4人に1人は腰痛を患っているという状況になっています。

腰痛の種類

幅広い定義の腰痛ですが、幅広いが為に種類や分類もされています。

簡単に分けると

病院の医師が診察や検査をして明確な原因(病気や疾患)が特定出来るものかどうかで分かれます。

医師が診察や検査をして原因が特定出来る腰痛を「特異的腰痛」

医師が診察や検査をして原因が特定出来ない腰痛を「非特異的腰痛」

の2つに分類されます。

こんも2つに分類されますが、実に原因がはっきりと分かる腰痛は15%しか無いと言われています。

腰痛とは?【約8割強が原因不明と言われてます】

つまり病院で検査をしても原因が分からない腰痛が85%もあるという事実があるのです。

特異的腰痛には以下の種類の原因が挙げられます。

特異的腰痛

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 変形性脊椎炎
  • 圧迫骨折
  • 腫瘍
  • 内臓疾患
  • etc

などの疾患や病気などが原因で腰痛を引き起こしている場合は「特異的腰痛」となります。

しかし特異的腰痛は実に腰痛患者さんの15%未満しかいないとされています。

非特異的腰痛

病院で診察や検査をしても何も見つからなかった場合が「非特異的腰痛」となります。

病院では「非特異的腰痛」は原因が分からないのですが、当院に来院されている患者さんがよく病院に言われたという説明が

  • ストレスを溜め込みすぎです
  • 年齢のせいです
  • 運動不足ですね
  • 痩せましょう

と言われたという方が結構います。

どれも間違いでは無いですが、「非特異的腰痛」は病院や医師の専門外なのでどうしても説明もこういった事に偏ってしまいます。

腰痛の原因

「特異的腰痛」の場合は病気や疾患を治していかないといけませんが、最近ではヘルニアや狭窄症などがあっても実際に腰痛に関わっていないと言う事が分かってきています。

当院にヘルニアや狭窄症と病院で診断を受けた方も来院されているのですが、施術を行って痛みや症状は無くなった方もいらっしゃいます。

詳しくは以下の記事をご一読ください。

なので、「特異的腰痛」で注意しないといけないのは、腫瘍や内臓疾患などの病気が原因で腰痛を引き起こしているのか?をしっかりと病院で検査をしないといけません。

検査で異常がなければ「非特異的腰痛」と言う事が言えます。

「非特異的腰痛」では以下の原因が一般的には考えられています。

  • 姿勢の悪さ
  • 運動不足
  • 精神的ストレス
  • 筋肉の緊張

と言うことが言われています。

当院が考えている腰痛の原因

当院では背骨・骨盤のズレが原因で腰痛が出現していると考察して施術を行っております。

背骨・骨盤のズレが腰痛に繋がるメカニズムは別記事にて作成していきますので、作成次第アップしていきます。

過去に「腰痛と骨盤の歪みの関係性について」という記事にて骨盤の歪みやズレと腰痛の関係性については記事を書いているのでこちらもご一読下さい。

腰痛の診断方法

腰痛の診断方法ですが「特異的腰痛」を診断していくのには様々な方法があります。

特異的腰痛の診断方法

病院で医師が問診をしながら判断をしていくのですが、病気や疾患が無いかをチェックするのには以下の検査方法があります。

  • レントゲン
  • MRI
  • 骨シンチ
  • 筋電図検査
  • 血液検査
  • 尿検査

また腰痛の診断方法として「レッド・フラッグ」という危険な兆候があるか無いかをチェックする項目があります。

  • 発症年齢が20歳未満、または50歳以上
  • 時間や活動性に関係の無い腰痛
  • 胸部痛
  • がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
  • 栄養不良
  • 体重減少
  • 広範囲に及ぶ神経症状
  • 構築性脊柱変形(円背など)
  • 発熱

以上の項目がある場合は、がんや感染症、骨折などの可能性が考えられるので病院の先生は判断基準として活用しています。

非特異的腰痛の診断方法

「非特異的腰痛」に診断方法はありません。

「特異的腰痛」が病院で診察や検査をしても何もなかった場合は自動的に「非特異的腰痛」と診断が確定されます。

腰痛の治療方法

「特異的腰痛」の場合はそれぞれの病気や疾患ごとに病院で治療をしていきます。

特異的腰痛の治療方法

ヘルニアや狭窄症、すべり症、分離症の場合、病院では薬物療法や手術、注射、リハビリなどん治療法があります。

最近では、まずリハビリと薬物療法で様子を見つつ、効果がなかったら手術という流れをよく聞きます。

がんや内臓疾患の場合はそれぞれの診療科によって治療を進めていきます。

非特異的腰痛の治療方法

病院で「非特異的腰痛」を治療する場合は以下の方法があります。

薬物療法と非薬物療法に2つです。

薬物療法はその名の通りですが、筋弛緩剤や抗うつ剤、神経障害性疼痛財などが処方されます。

それ以外の方法で注射があります。

注射もブロック注射と呼ばれるものやトリガーポイント注射と呼ばれる種類のもの、最近では筋膜リリース注射(ハイドロリリース注射)というものがあります。

ブロック注射は痛みが出ている部分に繋がる神経の大元に局所麻酔剤を打ち痛みを麻痺させます。

トリガーポイント注射は痛みと関連しているツボや関連痛の部分に局所麻酔剤を打つことで痛みを麻痺させます。

筋膜リリース注射(ハイドロリリース注射)は最近注目されている方法ですが、「非特異的腰痛」は筋膜が癒着して起きていると考察されています。

この癒着した筋膜に対して生理食塩水のような水を痛みを起こしている部位の筋膜に注射し、潤いを与え癒着を剥がす事で痛みを軽減させます。

非薬物療法は様々な種類がありますが、病院では以下の方法で行ってます。

  • 運動療法
  • 電気療法
  • 温熱療法
  • 手技療法

いわゆるリハビリの内容です。

病院でのリハビリの内容で多いのが主にストレッチや運動などの運動療法です。

手技療法は筋肉をほぐしたりする事ですが、病院は手技療法にかける時間は少ないので患者さんからするともっとほぐしてくれと思うかも知れませんが、運動療法で体を動かして治るのであれば、それが一番良いです。

しかし、自分で動かすのは楽じゃ無いし楽しく無いし、キツイし、大変だし、面倒だし、先生にほぐしてもらった方が楽だと思いますよね。

施術家の私がいうのもあれですが、ほぐすのは本当に施術を受けていて良い気持ちで楽なので依存しやすいです。

自分自身で解決をしたい方は、ウォーキングと早寝早起、毎日汗をかくぐらい入浴して、食事も腹6分、アルコールはホント少々に、タバコ✖️、外食しない生活を、してればいま抱えている腰痛は半分以下になります。

これ、オーバーな事でなく半年間毎日やれば必ず効果出ます。
ようは、非特異的腰痛に対して
  • 血流をめぐらせる 
  • 動いて筋力つける 
  • 汗出してデトックス 
  • 化学物質を避け 
  • 睡眠で回復させる
これが最低限重要です。
もしこれらを全くやりませんという方は、非特異的腰痛は原因が色々な所から影響を受けている可能性があるので腰痛が治りにくいかも知れません。

当院の非特異的腰痛への施術方法

当院が考えている腰痛、非特異的腰痛への施術方法については別記事にてアップしていきます。

記事を作成次第、こちらにアップしますね。

それとは別に、当院での腰痛の患者さんに対しての症例ブログも書いてます。

様々な腰痛の方への症例を知りたい方や、同じような症状でお悩みの方はご参考までにご一読ください。

(更新2021年4月26日)→当院で行なっている施術に関しての説明を追記しました。当院ではモルフォセラピーという手法の整体を行なっておりますのでモルフォセラピーに関しての記事をアップしております。当院の腰痛に対しての整体方法に関してご興味がある方はどうぞご参照ください。

腰痛の予防方法

腰痛の原因が明らかにされていない状況では明確に予防することも難しいと言われています。

本記事では病院やテレビなどで言われている一般的な予防方法は以下のものがあります。

  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 早寝早起をする
  • 毎日よく歩く
  • 入浴して汗をかく

が最低限の予防方法です。

逆にいうと上記の事が出来ていないで筋トレや激しい運動などを行っても逆効果になりえます。

上記の4つは体を回復させていくのに必要不可欠な要素です。

つまり上記4つの事が出来ていないと疲労が回復せずに溜まり続けてしまうので、腰痛も予防どころか悪化してしまいます。

腰痛に対して日本では医学が進歩しても、腰痛患者数は増え続けているのは上記4つの基本的な部分が崩れているからでは無いでしょうか?

今一度、ご自身の基礎的な生活部分を見直していきましょう。

まとめ

  • 腰痛の定義は腰に感じる違和感から足にかけての痺れなど幅広い定義
  • 腰痛にも種類があり、病気があるか無いかの2つに分類される
  • 特異的腰痛の場合は病院で治療が必要
  • 非特異的腰痛では病院で治療をしても中々良くならない
  • 非特異的腰痛の場合は基本的な生活習慣を見直しましょう
  • 当院が考えている腰痛の原因や施術法に関しては後日記事をアップします

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4月のシフト

【診療時間】

船橋市海神の海神駅にあります、モルフォセラピー施術院であり、

スポーツ障害や体の痛みの早期回復に取り組んでいます。

毎月3・4回外部でお医者さんの勉強会に出たり、技術を高める為セミナーに参加し、日々医療の進歩と共に学びを続けております。

様々な臨床を通して培ってきた経験で、患者さんの筋骨格器系〜自律神経症状に精通している、海神駅前整骨院です。

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